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イケヤフォーミュラさんでIF-02RDS市販バージョンに関する打合わせ




6月9日(月)、イケヤフォーミュラさんにおじゃまして、IF-02RDSの市販バージョンに関する
打合わせをしてきました。保安基準を満たすための色々面倒な部分をどう対処するか、
その為の有識者、実力者を交えての打合わせです。

当初からの懸案であったフロントウインドシールド、いわゆるフロントウインドーグラスに関しては、
旭硝子さんのご厚意でやっていただいたシミュレーション結果から、何とかいけそうなところまで
めどがついていて、あとは試作をして現物での物性チェック…というところです。(旭硝子さん、
すみません、中々次のステップに進めなくて…。)
その結果を、現物にマスキングテープを貼ったり、地面にポールを置いたりして簡易チェックも
やってみました。視界要件等はわりと余裕で大丈夫そうです。



フロントウインドシールド以外で以前から気になっていた点のひとつ、ライト関係は使用可能な
ユニット(保安基準を満たす、いわゆるEマーク付き)の選定も出来てきて、高さの問題もあまり
イメージを変えずにデザイン修正で何とかまとまりそう、あとはリヤコンビライトの見た目を
もう少しこの車にあったものに出来ないか工夫して…というところです。

エンジンなど、他にもいくつか検討課題はあるのですが、当面、一番の問題となるのは
歩行者保護のためのボンネットフード(この車の場合、ボンネットというよりもフロントカウル)の
形状で、これは形状そのもの、瞬間的なポップアップ機構、あるいは車外エアバッグなど…
色々考えなければならないですし、関係する方々にご尽力いただかなければなりません。



今回もまたカメラを持って行くのを忘れまして、撮影が目的ではないにしても、
何でこうなのかなと自分にちょっとあきれました。(;´ω`)
仕方ないからauのガラケーで撮りました。画像が粗いの、画面の左側に写るボディが
何だか汚れているように見えるのはこの携帯のカメラのせいです。

それにしても、
久しぶりに見るIF-02RDSの現車は、低くワイドで、シャープで、改めてカッコ良く見えました。
そう思う自分が何ともおめでたい奴だなとも思いましたww

他の方にも言われたことですが、自分でデザインした、いわば子供と同じようなものでもありますし、
栃木県鹿沼市のイケヤフォーミュラさんの工場で、白いサテンの布をかけられて大切にされている
この車が “必ず迎えに来るから待っててね” と言って置いてった彼女が、黙っていい子で待ってた、
みたいな感覚がちょっとして、ああ、何とか早くしなくちゃ…という気になりました。






保安基準…、イギリスとかうらやましいです、正直…。

2014年06月12日(木) No.1612 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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IF02RDS オーダーが入っていました




☆OUTERPLUS with TiR☆ Minkara - The Car & Automobile SNS
人生最後の買い物はコレダ!
http://minkara.carview.co.jp/userid/2111334/blog/32818489/

“人生最後のお買いもの
 1台 オーダーしました。
 オーダーした車はTOYOTAからV84000ccニューエンジン搭載車両
 また販売権もいただきましたので〜 ”



まだ市販バージョンが完成していないというか、形にもなっていないわけですが、
既に1台オーダーが入っていたようです。販売権も一緒にw

“人生最後の買い物はコレダ!”って、4月12日付のブログタイトルがもういいですね。
イケヤフォーミュラさんとつながりの深いお客様のようですが、コメントされている方々も
含めて、こんなふうに思っていただけて嬉しいです。
1日も早く、納得のいくもの、期待を裏切らないものを作ってお届けしたいと思います。






自分でもオーダー入れたいくらいだけど…、がんばらんとな、色々…。

2014年05月17日(土) No.1595 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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クアトロポルテ スターターモーター交換




クアトロポルテのスターターモーターを交換したのだが、Vバンクの真ん中にモーターが
あって、サージタンクの脱着も必要、ということでそのシール類もすべて交換したところ、
ツキが良くなった。やっぱいくらか漏れたり吸ったりしてたのかもしれない。
シールって(多分)イタリア製のOリング:ゴムだから、いたみも早いんだろうな。
ターボのサージタンクはNAより圧力変化大きいんだろうし。



ツキと書いたのは、アクセルレスポンスのことだが、ごく低速域からの加速で、ターボ過給が
始まるまでの時間が感覚的には半分程度。多分計測すれば1〜2秒程度、いやもっと短いか、
まぁそれくらいの間の事でしかないが、フィーリングは随分違う。
ちょっと良くなって帰ってきてくれて嬉しい。

この車のスターターモーターの位置を知った時は、うっ、ここかよ…とため息が出た。
こういう出っ張るものをVバンクの真ん中に置きたくなる設計者の気持ちはわかる。
エンジン全体としてコンパクトになるし、スッキリ見えて気持ちいいし。(そんな理由か?)
でも、これの脱着の為にサージタンクとか丸ごと外さないとダメっていうのは…、
もう少し整備性のいいところにしてくれてもいいと思うよ、マセラティ…。

と思ったのだが、こういう結果になると、それも悪くなかった。
まぁこんなことは10回に一回もなくて、普通は “まったくメンテナンスの事なんか
これっぽっちも考えられてない、ダメ設計!クソがー!” ってなるんでしょうがw

Eurosparesでの部品手配が色々あって入手に手間がかかってしまったり…、
スターターモーター(おフランス、ヴァレオ社製)自体はすぐに入手できたが、上記の
付随して必要になるシール類の特定と発注で色々と…、要領を得ない担当者の
いいかげんな対応とかありまして…、途中、げんなりすること数回。

何はともあれ、ものすごく安く仕上げてくださったご近所の心優しいMさんに感謝。
いつもありがとうございます。






ヴァレオ、もうちょっと品質のいいの作ってね、デンソー並みとは言わないから。

2014年05月04日(日) No.1584 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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IF-02RDS アイディアスケッチに追加




1枚目は確か何年か前、手の手術をして(後に効果が無かったことがわかる)、
術後の検診で毎回毎回あまりに待たされるので待合室で時間つぶしと実益w を兼ねて
ごく小さなメモ帳(100mmx100mmくらい)に描いて、あとでちょこっと色をつけたもの。

2枚目は更にもっとずっと前、かつて作ったものをベースに、上から手描きで色々考えたモノの
うちのひとつ、だったと思う。形を変えてあるカーナビの広告に使われることになるのだが、
それが池谷さんの目にとまり、心の中にずっといてくれることになる。



その数年後、某国の国営メーカーの立上げなどという嘘っぽいくらいに壮大なプロジェクトへの
参画を依頼され、ご希望として、既存メーカーがあせるようなものを作って大きなインパクトを…、
との事で、複数のプロトタイプ製作、一気に国際ショー出展…となる予定だった中の1台の案が3枚目。
巨大プロジェクトw はリーマンショックで全て流れた。

最後のものは少し前から公開しているIF-02RDSの為だけに描いたスケッチ。
当初は、ルーフ、フロントウインドシールドレスのごくシンプルなものや、
ごく簡単な構造のデタッチャブルルーフなども考えていたが、これは途中、わりとすぐに
“やっぱりどうせ作るなら、本当に好きな形、クローズドルーフの本格的なのがいい。”
ということで(これは池谷さんも私も同じことを思っていた)、それで進めることになる。






あらためて、結構な年月かかって実車になったことになるのだな…。

2014年04月29日(火) No.1577 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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さすがゆうちゃん




こんなこと恐くて出来ない。
Aピラーが曲がってしまいそうで…(ホントはかなり丈夫にしてあるんだろうけど)。
上手にドア側にほとんどの体重かかるようにしてやってたんだろうな。
それにしてもうまいな。さすが。







世代も違うし、ファンというわけではないんですけど…。

2014年04月26日(土) No.1574 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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IF-02RDS 2'nd phase フロントガラス




上の画像左:フロントウインドシールド、曲率900Rでの検討。
黄色い線がそのアウトライン、輪郭を表す。
サイドと滑らかに(曲率連続)つなごうとすると、両サイドのカット位置はこんなかんじ。
極力細身にするとはいえ、ここにピラーが入るのはちょっとつらい。

上の画像右:曲率800Rだとこんなかんじ。これならば十分許容範囲。
少なくともドライバーのアイポイントからの眺めは1号車とそれほど変わらないで済みそう。
ただし、メインフレームのパイプの位置は変わる(外側に移動)。

単純な曲率の数字だけで表現しているのは、どちらも単純な2次曲面、つまり円筒形の
一部を切り出したもので検討しているから。
1号車で使った戦闘機のキャノピーのようなカッコいい細身のスクリーンでは残念ながら
シミュレーション結果が絶望的 でw どうしたものかと途方にくれたのだが…、
この円筒形の一部を切り出した形状だといきなりグッと数値がいい方向に振れる、
とのことだったので、この2種類でデザイン的な落としどころを探ることにした。



このシミュレーションは自動車ガラスメーカーさんのご厚意で行われており、
紹介してくださったC車のNさんも含めて、本当にみなさんに感謝です。
上の画像はそのシミュレーションをやっていただくための資料の一部。
実際のアイポイントは、池谷さんの好みでシートバックが工夫されていて
(背骨の角度、いわば猫背具合の調整機構が備わる)、この資料よりも低い。
アイポイントが低くなると、ガラス(フロントウインドシールド)に対する視線の角度が
大きくなる方向(面直に近づく)なので、保安基準に対しては有利になる。
ただ、設計時点では厳し目の条件で諸々クリアしておくようにするのがセオリー。



上の画像右は昨年の東京モーターショー会場で車内から撮ったもの。
こんな感じで非常に良く見える。Aピラーが後退しているので前方視野がやたら
開けて感じられる。(これに似た感覚は以前ストラトスに乗った時にも感じた。
あれも2次曲面っぽいフロントガラスだし、Aピラー後退してるし…。)
量産品のガラスと比べれば細かいゆがみはあるにはあるが、運転する分には
特に問題無く見える。

このスクリーンは透明な樹脂(これはアクリルだったが、経験上、ポリカにハードコート
処理が一番いい)を人手で熱間プレス成形したものだが、こういった材質、製法でも、
曲率一定っぽいものなら景色が歪んで見えることもない。(事実上気にならない)
歪んで見えるのはその部分が周囲と曲率や厚みが違っていて、光(景色)が通過する
距離が変わるからだと思うが、良く出来たものはそういうことがあまり無く、
ガラスかアクリルかポリカか、叩いてみるまでわからないものもある。
むしろ、外周付近の曲面がきれいに出来ていて周囲とのフィッティングが完璧だと、
これはガラスではないんじゃないか…?(ガラスは3次曲面が苦手)と疑ってしまうw

ちなみに、うちの中古の白い4ドアセダンはフロントガラスの曲率はAピラー付近で
平気でグイッと変えているので、そこのところは景色がグニャッと見えますww






自動車用合わせガラスの製造工程、いつか見学したい…。

2014年04月12日(土) No.1570 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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IF-02RDS 2'nd phase 量産化に向けて




昨年12月に東京モーターショーが終わってから、シームレストランスミッションに関しては
全ての自動車メーカーから問い合わせというかリクエストがあって、良く見せてくれ、
詳しく説明してくれ、乗らせてくれ…と、みなさんイケヤフォーミュラさんに出向かれ、
その対応に連日追われているとのことでした。
メディアの取材申し込みもずっと続いているそうなのですが、みなさんリクエストされるのは
走っているところを見たい、撮影したいとのことなので…、ですがそれはさすがに
そうそう簡単にはいかないので、待っていただくしかない状態だと。
そんな中、ある車雑誌が開発経過を追って記事にしてくださるそうです。
イタリアンスーパーカーを良く扱う、わりとみんな良く知ってる雑誌です。

で、IF-02RDS 2nd phase の開発がひそやかにww 行われているわけですが、
量産版で最大の懸案、フロントウインドシールド、そしてライト類について、何とかめどが
ついてきました。フロントガラスの形状は旭硝子さんにシミュレーションしてもらった結果を反映。
案外悪くなさそうに見えます。

ガラス越しに見えるエンジンも相応なクラスの見映えもいいものに出来そうなのでww
リヤウインドーはつける方向で。ただ、実用面ではルームミラーも直視も頼りないレベル
でしょうから、リヤビューカメラはつけたほうが良さそうです。



CGで見る限りは前の(↑画像)とそれほど違いは無いようにも見えますが、やってるほうとしては、
こんなのカッコ良くまとまるのかよ…などと思うほどフロントガラス、キャビンの形状が違います。
ノーズ部とのつなぎも難しいし、当然フレームにも手を加えることになります。

イケヤフォーミュラさんのほうでは国交省の方とのやり取りが着々と行われており、
それと並行して私の方でも色々情報集めします。時々池谷さんから電話をいただくのですが、
その池谷さんとの電話で、ポルシェ962でナンバーをとった方がいらっしゃるので、↓

MotorHEAD モーターヘッド // Racing In The street : Group C Porsche 962 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=51VJgvZ7Hxg&feature=youtu.be

近いうちに菓子持ってww 頭下げて色々聞いてこようと思ってて…と言っていたのですが、
池谷さん、私が他の仕事でもたもたしているうちにサクッと電話して色々教えてもらったとのことです。

あの962はレーシングカーではなくて元々ロードカーとして売るために作られた(建前上は
そういうことになっている)もので、フロントウインドシールドも最初からガラス製だそうです。
やっぱり、やっぱりそうか…。
動画で雨の中何のためらいもなく思いっきりワイパー動かしてたものな…。

じゃ、あのレーシングカーと同じ低い位置のヘッドライトは?というと、
あのヘッドライトの高さは明らかに保安基準(下端が地上500mm以上)に合致していないのだが、
その保安基準が施行される2005年以前に製造された車両なので適用外(!)とのこと。
へぇーそりゃぁいいや。


いいなぁ…、ほんとにいいなぁ…。


他の車を羨ましがっていてもしょうがないのでww、まじめに地道に開発継続、と。





やっぱり正攻法で行くしかないか、保安基準…。

2014年04月05日(土) No.1569 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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IF-02RDS まとめページ 近日公開




ちょっと時間がかかってしまいましたが、IF-02RDSのデザイン途中のCGやボディワークの
設計がわかるシェーディング画像、完成写真などをまとめたページが形になってきました。



画像の数が多過ぎで見にくいかな…とも思うのですが、とりあえずこんな感じでという事で、
また後ほどいろいろいじるかとは思いますが、近日公開予定です。
今しばらくお待ちください。




減らしたつもりだけど、まだ画像が多過ぎると思う…。


2014年02月25日(火) No.1560 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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Ikeya Formula IF-02RDS テスト走行動画




イケヤフォーミュラさんの新しい動画がアップされています。
http://www.youtube.com/watch?v=N5jfaiEyOac

東京モーターショーのスクリーンで流していた映像だと思います。
IF-02RDSの走行シーンと、工場での様子、前後カウルをあけたところなどが見れます。
私もようやく通しで見れました。
出張作業に行った時は聞けなかったエキゾーストサウンドもようやく聞けました。
池谷さんが「静かすぎて…」と言っていたのがわかる気がしましたww



走行シーンは、かなりゆっくり目というか、流して走っているように見えますが、
これはこのコース(自動車部品メーカーのテストコース)には速度制限があって、
最高速度150km/h程度だそうです。
正直、もっとバヒューン!と飛ばしているところを見てみたい気もしますが、この時は
まだ組みあがったばかりで、その後東京モーターショーの展示を控えてもいましたし、
ここで壊したりしたら大変ですから、丁寧に扱ったのでしょう、トラブルなく走れたと
いうだけで、シェイクダウンとしては成功です。

撮影のために並走しているS2000が厚ぼったいというか、コロンとして見えるのですが、
それだけIF-02RDSが薄っぺらで平べったいということでしょう。
静止状態でカッコ良く見えても、走っているところを見ると妙に腰高に見えたりして
違和感があったり、がっかりしたりする車も時々ありますが、これくらい薄っぺらで低い
ボディだと走っている姿もイメージが壊れなくていいです。安心しました。






これでターンパイクとか走ったらどんなだろうなぁ…。

2014年01月24日(金) No.1552 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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保安基準に適合するヘッドライト高さ




保安基準によればヘッドライトの下端が地面より500mm以上とあるので、
それに適合させようとすると、こんな感じ(右の画像)。
何だか鼻の下が伸びたような感じで自分としてはあまり好ましくない。
人によっては気にならないかもしれないが…。



真正面から見ると、より違和感がある。(右が保安基準に適合するヘッドライト高さ。)
こうするなら、いっそリトラクタブルのほうがいいかと思う。
今のライト位置にはフォグ、スモール、デイライト、ターンなどを残せばイメージをキープできる。

心優しいマニアAさんが言うように、透明の面を下に伸ばしてフォグとかウィンカーを配置…
ヘッドライトの見かけ上の形として縦方向に大きくなるわけだが、これも落としどころとしては
いいアイディアかもしれない。保安基準はあくまで“ライトの下端”なので、検討の価値は十分ある。
池谷さんが気に入ってくれればいいのだが…。

こうやって、沢山あるモディファイ箇所をひとつずつつぶしていく作業がしばらく続く。
多くの妥協を繰り返すことになると思うが、どのように妥協するか、それがとても大事だ。
工業製品のデザイン、センスの良し悪しなんて、この妥協する時のセンスにこそ、
強く表れてしまうのではないかと思う。





1号車がIF-02だから、2号車はIF-02B…?

2014年01月21日(火) No.1548 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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