ASH INSTITUTE Blog

アンヴェール…




アンヴェールのその時、こういうツヤツヤのサラサラの布があったらいいなと思いまして、
やっと手配をしました。搬入日まであとわずかとなったこのタイミングで。

ギリギリ過ぎというか、はっきりいって遅すぎで、間に合うかどうかわかりません。 うぅ…。



この布、大きさこそ結構な大きさですが、ポリエステルサテンとかを何枚か縫い合わせるだけ
ですから、作業自体は難しいところは何もなく、素材があって縫製工場が縫ってくれさえすれば…、
なのですが、そう思っているのならもっと早くから準備しとけってことです。 はぁ…。





こういう布、あの車にかけてあげたいんだけど、間に合うかな…。

2013年11月09日(土) No.1030 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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走行シーンの(やっつけ気味)シミュレーションCG




やっつけ気味に走行シーンのシミュレーションCG 作ってみた。
単なる2次元画像の合成なもので、ボディの映り込みが背景と無関係で不自然。
諸々設定してちゃんとレンダリングするのメンドクサイんだもの…。

イケヤフォーミュラさんでこの車の組付けとか調整とか色々やってると、
工場の前の道路を通る小学生なんかが、
「すっげぇーかっこいい!」とか言いながら盛り上がって見ていくそうですww

幼い頃に見たカッコいい車が印象的で、すっかり車好きな大人になる…というのは
わりと普通にあることだったと思いますが、この車のような存在が未来の若者の車離れを
防ぐことにつながるんじゃないか、と池谷さんはおっしゃっていました。

この車がそういうふうに思ってもらえるようにな..
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2013年11月02日(土) No.936 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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車量、高速スタビリティ、排気音、それから…




数日前ツイートもしたのですが、この車、カウルレス状態での車重は約790kgだそうです。
先日の出張作業時に池谷さんがちょっと嬉しそうに教えてくれました。
カウルやその他諸々が着いて100〜200kgとして、(池谷さんの見積もりではもっと軽いですが…)
余裕で1トン以内。良かったです。目標値はクリアしそうです。

それから、テスト走行の時のことをまた少しうかがったのですが、
池谷さんご自身のドライブで、150km/hくらいまではかなりビシッと安定していたそうです。
テストコースの規定でそれ以上は出せなかったらしいのですが、少なくともそれくらいまでは
不安な挙動などは無く、この感じなら、真価を発揮するのは200km/h以上ではないかな、
と言う雰囲気だったとのことです。

良かったです。
有名な、ルマンで宙を舞ったメルセデスのようなことにはならなそうで…。

車重は軽く、それでいて高速スタビリティが高い…って、まさにそうあってほしいと
思いながら作りましたから、この結果はとても嬉しいものです。
これ以上の高速域でも特性変化が少なく、変化があってもその変化の仕方が
ジワジワくるようなマイルドなものであればいいのですが、どうでしょうか。



そして、それくらいの速度になると、排気音もとてもいい感じになるそうで、それも良かったです。
先日は“静かすぎて…”なんて言われてたので、どんなもんかと思っていたんですがww
ターボだし、排気量の割に、そしてこの種の車にしては異例なくらいな大きなサイレンサーを
2個も使っています(これは、将来的により大きなV型エンジンを搭載した時のことも考慮して、
排気系を左右に振り分けたことからそうなっています。)ので、アイドリングからあまり回さない
範囲では静かなようですが、いざ回すといい音がする…って、
何だか理想的じゃないですか。^ー^; ほんとにそうなら出来過ぎww

それから、
まだ正式発表前で、諸々決まっていないにも関わらず、“欲しい”という方がいらしたそうです。
それも1人、2人ではなくww
池谷さんの意向として、大まかなところ(最終スペック、価格など)を聞かれた上のことかも
しれませんが、何にしてもこんなふうに言っていただけるのは大変嬉しく、光栄なことだと思います。
生産に向けて、2号車以降の開発の励みになります。





東京モーターショーの前にもう一度何とかして行きたい…。

2013年11月01日(金) No.920 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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初走行テスト、無事終了




数日前のツイートをまとめて加筆しました。

21日(月)の夜、イケヤフォーミュラ http://www.ikeya-f.co.jp/ の池谷社長から電話があり、
その日初走行テストが予定通り行われ、特に問題無く全てうまくいったそうです。
とても喜んでいらして、こっちも嬉しくなりました。あぁ良かった…。

それから、先日の出張作業で私が加工(中が見え過ぎて…何とかなりませんかというので
グレースモークのレンズを追加)したヘッドライトが思いのほかいい効果を出していたそうでww
それも良かったです。



これはヘッドライトの中身に使ったプロジェクタータイプの小型ランプユニットが、
ちょっと安っぽい感じで、あんまりあからさまにそれらが見えて嫌なのかな…と思い、
フィルムやら、クリアスモーク塗装やら、色々準備していったのですが、そのどれもが
テストの結果、今一な仕上がり(Nさん基準ではNGレベルww)で、急遽、現地(鹿沼市)の
ホームセンターに朝一で駆け込んでグレースモークのアクリルを入手、加工して使いました。
設計段階では、ヘッドライトだから普通にクリアでいいだろうと、あまり深く考えなかったのですが、
確かにこれを加えると、落ち着いて見えて、よりいい雰囲気になります。ちょっと反省。
グレースモークのアクリルは、ハウジング内部の形状に合わせてカットして、ハウジング上面
(外部からは見えないところ)で、小さなブラケットを介してボルトで固定。
カットした端面は手仕上げで磨きました。この磨いた面は外部からは外周部の下側だけが見える
のですが、ランプユニットが発光するとそこが線状に光って、何だか今風に見えるのかなと思います。
(現物を見ていないので想像)
池谷さんいわく、その良さは口では言い表せないので、写真か動画を送って下さるそうでww 楽しみです。



ツイッターのほうに質問があり、前輪後ろのダクト様の開口部はどんな効果があるのですか?
とのことでしたので、ボディサイドは…フロントホイールとノーズコーンの間の下面がウイング状
(逆翼断面)になっていて、そこを通過した空気を抜くための造作です。入口よりもずっと大きな
開口にしつつ、なるべくスムーズに横に抜けるようガイドフィンをつけています。
と回答し、納得していただけたようです。

そのうち、ディフューザーを含めたアンダーフロアの写真とか、CGとかも公開しようと思います。
ディフューザーはレギュレーションに縛られないのでリヤホイールセンターよりも前から始まって、
なだらかに後ろに向かって上がっていっています。効きが良く、特性がピーキーにならないように
するためです。





東京モーターショーの前にもう一回は見に行きたい…。

2013年10月26日(土) No.840 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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イケヤフォーミュラさんへ出張作業に行ってきました




15日と16日、出来上がったエンブレム類を持って、イケヤフォーミュラさんに行って
ウインドー類と前後ランプのアウターレンズの取り付け(接着)作業をやってきました。
カメラを忘れて行ったのでww、携帯で撮影。
なんでこういう時に忘れ物とかするかな、オレサマ…。

本当は私はドアの内張り、アウター/インナーの各ドアハンドルとケーブル類の組付けと調整、
バックミラーの組み立て…などを行うつもりでしたが、それらはすべてイケヤフォーミュラさんの
ほうで済ませていただいていました。
クレイモデルの時からお願いしているN さんに同行してもらってウインドー、ランプレンズ類の
接着をお願いしていたのですが、私はその助手をやってきました。

1枚目、これはすでにウインドー類が固定された状態。
接着するところの裏側にプライマーを塗装し、ウインドーグラス用の強力接着剤を使い、
こんなふうにガムテープでがんじがらめにして、ボディ形状との微妙なずれを矯正し、
位置がずれないように固定して一晩置きます。

手前に写っている黒っぽいつなぎの方はイケヤフォーミュラの池谷社長。
社員の皆さんと一緒に作業していらっしゃいます。

2枚目はフロントカウルをあけた状態。
モノ自体はしばらく眺めていたいようなものなのに、この悲惨なクォリティの写真が悲しい。

フロントカウルはガススプリング付きで、こんなふうにバックリ開きます。こういったところが
一般的なレーシングカーとは違うところで、見せ場のひとつと言えるかと思います。

フロントサスペンション、APのブレーキ、ホイールの固定はセンターロック式。
そのロックナットまでオリジナル形状で単品製作。こんなふうに細かな凹凸がある形状で、
当然これを回す工具まで自社製(切削で単品製作)。 ちょっとあきれますww



3枚目、リヤカウルがはずされて、手前に置いてあります。
リヤのサブフレームの狭いすき間にこんな大きなサイレンサーをうまく入れてありました。
こんなふうに出来たらいいな、でも無理だろうな…と思っていたようなことになっていて
(サイレンサーの構造もとり回しも)、ちょっと嬉しかった事のひとつ。

排気効率は落としていないのにすごく静かだそうです。
そういうのも今風か、と思ったのですが、“静かすぎて…。”と池谷さんはちょっとご不満げ…。
そうだった、エキゾーストは大きい音がしなければならない派の人でしたww


4枚目の上側はリヤコンビランプ。なんかちょっとRX-7 FD3Sっぽい。
アウターレンズは無色透明なのですが、ハウジングが深くて中が黒いので、
スモークレンズのように見えます。左側の内部にチラッと見えるのがLEDランプユニット。

4枚目下側、御自慢のサスペンション。特にアーム類が見事!
すばらしくカッコいいのですが、写真がしょぼくて何だかよくわからないのが残念。
凝った翼型断面のアーム、自作ロッドエンド(!)とその接合部の滑らかで見事な造作…、
その姿勢と技術力に感嘆。


他にも、ヘッドライト、リヤウイング、ディフューザー、ドア、インパネなどなどなど、色々と
ご紹介したかったのですが(作業中で写真をとりそびれました)、それはまた今度…。
いよいよもうじき(とりあえずの)完成、21日に初走行テストの予定です。





次の機会にはもうちょっとちゃんとした写真撮ります…。(;^ー^)ノ 

2013年10月19日(土) No.811 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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出来てきたエンブレム




イケヤフォーミュラさん向けのエンブレムが出来てきた。
まずは文字のほうが先行して。
とてもいい出来で嬉しいのと同時にホッとした。
これならきっと喜んでもらえると思う。



その1日後、こっちのエンブレムも出来てきた。
だが、こっちはちょっと…、喜んでもらえるかどうか、自信が無い。

エンブレムの製法はいくつか考えられるが、ふんだんに製作費をかけていいのならともかく、
これにそれほど費用をかけたくないとなると選択肢はグッとせばまる。

少し前にイケヤフォーミュラさんのつてで七宝焼きも試してみたそうだが、
とても納得のいくような仕上がりにはならなかったとのこと。ガッカリしていらした。

次に、切削とかレーザーカットを駆使した方法など考えてみたのだが、
そういう方法ではシャープなグラフィックが再現できなかったり、
仕上げを手作業で行わなければならず、そうするとどうしても製作費がかさむ。
これは最近注目の3Dプリンタでも同じ。

それで最終的に、今回は質感には目をつむってポッティング加工で作ることにした。
業者を選定するにあたり、最大サイズに制限がある業者が多く、思いのほか難航したが、
試作などでかなり大きなものも手掛けているところが見つかった。良かった。

そして発注、出来上がってきたものが上の写真。
コストパフォーマンスという観点からは他の選択肢は無いようなものだが、
せめて文字の部分にわずかでも立体感を出してやりたかった、というのが正直なところ。
池谷さん、納得してくれるだろうか…、やっぱりちょっと残念に思うかな…。

アルミの2mm厚くらいの台座を作ってそれに貼れば、厚みが出てちょっとはマシに見える
のではないかと思うので試してみようと思う。このポッティング加工品の厚みが約1.5mm、
ボディ側のへこみ(フロントノーズとフロントフェンダーサイド)が約3mmなので、2mm厚の
台座をつけてちょうどいいくらいに見えるのではないかと思う。





七宝焼きはちょっと期待していたのだが…。

2013年10月10日(木) No.768 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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エコでハイパフォーマンスなスーパースポーツ




世の中の車が全部エコカーになったら困る…というご意見は理解できるが、現代の車は
20年くらい前の車と比べたらほとんど全部エコカーじゃないかと思う。ハイパフォーマンスカー含めて。
ちなみに写真の先々台クアトロポルテ(1998年式)と現行プリウスで実燃費は4倍くらい違いますww

極端なことを言うと、十分なパワーがあってドライバビリティに問題なければ、パワーユニットは
何でもいいと思っていて、必ずしも内燃機関、ガソリンエンジンにこだわってはいないのだが、
それでもV型12気筒はやっぱりいいなぁと思う。憧れる。

もうじき完成するミッドシップカーも、その原案となった車には架空のV型12気筒エンジンを
搭載していたしww それが現実のものにはならないと決まってからも、メインフレームの
バルクヘッド位置を変更すればそれが搭載できるように…と考えたww



実際に搭載されるパワーユニットは、(この車の技術的ハイライトでもある)トランスミッションの
要件で当初の想定よりもずっとコンパクトなものになったが、それは偶然なことに次世代の
F1などと共通性のある…というか、ほぼ同じ形式のものとなった。

そのことをアピールポイントとして“有効活用”するようなことは多分しないと思うが、
少なくともこの種の車にとってややネガティブに受け取られかねない要素を、
そう思われないで済むかも…そこまでではないかww でもまぁ、時代の流れに沿っているというか、
ちょっと好意的にとらえられなくもないかな…という気もして、ラッキーな偶然だったと思う。

この車に最新のV型12気筒とかV10、V8とかを搭載したバージョンもやれるものならやってみたいし、
それがハイブリッドとかEVになっても、個人的にはそれはそれでいいなと思う。
オーナーである池谷さんはそうは思わないだろうけどww

静かで快適で、十分速くて、ドライバビリティ抜群で、しかも燃費もすごくいい…
こんなカッコした車がそうだったら、すごくいいんじゃないかなぁと思うんだけど、
普通の車好きはそうは思わないかな。(;^ー^)




そうは言っても、V12やV10の高回転のいい音は他に代え難いものだと思います…。

2013年09月13日(金) No.696 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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塗装終了、引き渡し




カウル類の塗装が終了し、昨日イケヤフォーミュラさんがトラックでいらして引き渡しました。
写真では明るい赤に見えますが、実際は結構深みのある濃いめの赤です。
先日見た時から、クリアが吹かれてポリッシャーもかかって、より一層良く見えます。

これまで製作に関わった自動車メーカーのコンセプトカーなどに比べると、表面の柚子肌などは
残ったままなわけですが、それでも悪くないなと思います。
FRPを肉厚に作って(今回の倍近い厚み:だからかなり重い)、クリアも厚吹きして、
水研ぎに何日もかけて…、そうやってコンセプトカーは仕上げるのですが、
そういう事よりも、肝心な形がいい(好み)のほうがやっぱりいいです。
柚子肌が残っていても、これだけ映り込みがピカッときれいに出てくれれば十分です。



リヤカウルはリヤフェンダーとキャビンの山に挟まれた深い谷間があって、
そこはスプレーガンもポリッシャーもうまく使えなくて苦労したとのことです。
なるべく分割数を多くしないようにと思ってリヤカウルはこういう構成にしたのですが、
FRPを貼り込む時も、面出しの時も、同じようにこれには難儀したということですから、
2号車以降では設計変更(分割式に)すべきところだと思います。
分割で作っても剛性が保てるように、むしろ今より剛性上がるように…、簡単じゃないですけど。

イケヤフォーミュラさんでは今、この車の中身、シャシーの作業が進んでいます。
サスペンション関係はほぼ完成し、最近エンジンに火が入り、セットアップ中。
9月下旬にはウインドーグラス、インテリア関係の仕上げ、取り付け…、
そして来月、10月上旬のシェイクダウンを目指しているそうです。

走れるようになったら、(いい雰囲気の)テストコースで走行シーンの撮影も行い、
東京モーターショーのブースではその動画を流す予定だそうです。
いろいろと楽しみです。





やっと塗装終わった。初秋完成予定っていうのをまた変更しないと…。
2013年09月07日(土) No.688 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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塗装工場に持ち込み 8月24日時点




昨日ようやくカウル類が塗装工場に持ち込まれました。
イケヤフォーミュラさんは早朝5時に栃木県鹿沼市を出発されてのことでした。
いつも遠路お疲れ様です。

色は結局赤で決定。
色々考えましたが、池谷さんの心は決まっていたようです。
具体的にはソリッドの真紅というか、濃いめの赤。
以前からご覧いただいているCGでシミュレーションしたような赤です。



ボディ一般面はすべて赤で、ライトの内側やリヤカウルの一部などは半ツヤの黒。
リヤウイングは翼端板のみ赤。ウイングステーはアルミ素材なのでアルマイトの黒。
ウイング本体はドライカーボンで製作中で、これはその仕上がり具合を見ての最終決定と
なりますが、織り目が変にヨタっていなくて、極端にピンホールが目立つようなことが無ければ、
個人的にはクリア仕上げがいいかなと思います。

あとは…、エンブレムの製法が実はまだ決まっていませんww
まともに作ると型が高価なので、あくまで試作品的な作り方にならざるをえないのですが、
少し前、七宝焼きで出来ますと言ってくださった方がいらして、作ってもらったそうなのですが、
楽しみにしたその出来栄えが、どうにも納得いくものではなかったそうです…。残念。

それで、3Dプリンター的なものを使って作ろうかと思っているのですが、
転写プリントなども含めて、なるべくデザインがシャープに再現される方法を考えて
作りたいと思います。





色々考えて結局最初の案に落ち着く、これは良くあること…。

2013年08月25日(日) No.670 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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ミッドシップスーパースポーツ開発経過 8月17日時点




開発中のミッドシップスーパースポーツに関して、色んなところからイケヤフォーミュラさんに
問い合わせがバンバンいっているようです。一般の方からのものがとても多いとのことです。
メディアからはどうですか?と聞いたら、フジテレビから問い合わせだか取材申し込みだかが
あったとのこと。何でフジテレビ?と思ったら、モーターショーのPRに絡んでるんですね、フジテレビ。
ちょっとモヤっとしないわけではないですが…、
要請があれば、なるべく偏見はもたずに、きちんと対応したいと思います。
(ま、こっちまでは来ないかww)

その車、今どうなっているかといいますと…、
フレームの塗装が終わって、電装系の配線とか、インテリアの細かいところや、
カウルの内側のインナーパネル(キャビンへの風の侵入を防ぐ目的で、一見モノコック風な
見た目のアルミパネル)の作り込み、突貫で作ったサブフレーム類をきれいに作り直したり…、
お盆休みの間もいろいろ作業していらっしゃるようです。



ちなみに、サブフレームをわざわざ作り直しているのは、こっちで作業していた時に、
発覚した問題に対処するために急遽設計したものの、現物合わせでやらざるを得ず、
やっつけ気味のところがあったからです。

現物合わせをしてフィットさせて仕上がりを良くするのは良くあることですが、
工数で見るとコストアップにダイレクトに響きますので、2号車以降ではなるべく
現物合わせしないで済むように設計変更しないとです。



塗装はボディを分解して前後カウル、メインボディ、フロントフェンダー、ドアなどをそれぞれ
台にのっけた状態で行うことになると思います。その台車的なものを来週から製作し、
その後ようやく塗装業者さんに渡して…ということになります。

塗装のやり方も、2号車以降ではもっと簡単にできるように考えてあげたいです。
本当はフレームと結合したまま、普通の車のように車丸ごとでやれるのがいいんですが、
それだと塗りにくいところがあるんですよね…。

塗装が上がったら私もおじゃまして残りの作業をする予定なのですが、
聞いたら、私がやろうと思っていた作業のいくつかはイケヤフォーミュラさんのほうで
もうやってしまったそうで。しかも私が考えたのよりもいい方法(難易度高い)で。 ww

そうなるともう、少なくとも1号車に関しては私はもうあんまりやること無いかも、です。
早くそうなるようにと思ってやってきたのに、いざそうなるかと思うと、ちょっとさみしい気もします。






青も悪くない、かな…。

2013年08月17日(土) No.660 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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