ASH INSTITUTE Blog

Maserati Alfieri Concept - Gineva 2014





http://www.maserati.co.jp/maserati/jp/ja/index/maserati/news-events/2014/20140306_2.html

“2014年3月5日 ジュネーブ発― マセラティの創業100周年を記念する2+2コンセプトカー
「マセラティ アルフィエーリ(Maserati Alfieri)」がジュネーブモーターショーでワールドプレミアを
飾りました。
スリリングでいてリアリティにあふれる最新モデル「アルフィエーリ」は、マセラティの未来像を
形作るデザインDNAを余すところなく表現しています。プロトタイプでありながら100%走行可能な
このコンセプトカーは、まさにマセラティの未来へつながる扉とも言うべきモデルです。

1世紀前、ボローニャで現在のマセラティ社の礎となる「オフィチーネ・アルフィエーリ・マセラティ」を
設立した、マセラティ兄弟の中でも最も著名なエンジニアの天才、アルフィエーリの名前を冠した
最新作「アルフィエーリ」は、トリノの「マセラティ・スタイル・センター」において、マルコ・テンコーネ
率いる有能な若手デザイナーの精鋭チームによって開発されました。このプロジェクトリーダーは、
ロレンツォ・ラマチョッティです… ”




とのことで、少し前に発表されたモデルで、そのうちとりあげようと思っていたのですが、
本家サイトの掲示板(BBS-1)のほうでも話題にあがっていましたので、ここらへんで…。

  BBS-1:http://ash-institute.cats.st/frame_bbs1_car_styling_design.htm

個人的には現行ラインナップのどれよりもいいと思います。
リヤビューはちょっとLFAっぽい処理。担当デザイナーもLFAのリヤいいなぁと思ったのかな。
こういうのは、参考にしてもいいと思ますが(真似し過ぎはダメという人も多いし、それもわかりますが)、
するなら元のよりカッコ良くないといけないと思うんですよね。
で、これの場合、似た感じがするけど、LFAのリヤほどは魅力的には見えない…。ちょっと残念です。
でも顔つきはこっちがずっといいです。ちょっとガンダムチックでいただけない…という意見も
あるようですが、今のマセラティとしての雰囲気も持っているし、フェラーリの一連などよりも
ずっと良くまとまっていて魅力的だと思います。リヤが超魅力的なLFAの顔よりよっぽどいいです。
LFAの顔は、あれは正直ひどいと思います…。



もうひとつ、この車で目を引いたのがこの繊細なデザインのホイール。
このごく細いスポーク状のものが強度や何かしら技術的な意味を持つようにはとても思えませんが、
単純に造作として魅力的で惹かれます。パッと見、切削で作られているようで、これを量産版で
反映するかどうかは何とも言えないと思いますが、コンセプトカーならではの美しいディティールで、
これはこれでいいなと思いました。





クアトロポルテもこの方向でより洗練させたらまた好きになれるかな…。
2014年06月21日(土) No.1613 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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イケヤフォーミュラさんでIF-02RDS市販バージョンに関する打合わせ




6月9日(月)、イケヤフォーミュラさんにおじゃまして、IF-02RDSの市販バージョンに関する
打合わせをしてきました。保安基準を満たすための色々面倒な部分をどう対処するか、
その為の有識者、実力者を交えての打合わせです。

当初からの懸案であったフロントウインドシールド、いわゆるフロントウインドーグラスに関しては、
旭硝子さんのご厚意でやっていただいたシミュレーション結果から、何とかいけそうなところまで
めどがついていて、あとは試作をして現物での物性チェック…というところです。(旭硝子さん、
すみません、中々次のステップに進めなくて…。)
その結果を、現物にマスキングテープを貼ったり、地面にポールを置いたりして簡易チェックも
やってみました。視界要件等はわりと余裕で大丈夫そうです。



フロントウインドシールド以外で以前から気になっていた点のひとつ、ライト関係は使用可能な
ユニット(保安基準を満たす、いわゆるEマーク付き)の選定も出来てきて、高さの問題もあまり
イメージを変えずにデザイン修正で何とかまとまりそう、あとはリヤコンビライトの見た目を
もう少しこの車にあったものに出来ないか工夫して…というところです。

エンジンなど、他にもいくつか検討課題はあるのですが、当面、一番の問題となるのは
歩行者保護のためのボンネットフード(この車の場合、ボンネットというよりもフロントカウル)の
形状で、これは形状そのもの、瞬間的なポップアップ機構、あるいは車外エアバッグなど…
色々考えなければならないですし、関係する方々にご尽力いただかなければなりません。



今回もまたカメラを持って行くのを忘れまして、撮影が目的ではないにしても、
何でこうなのかなと自分にちょっとあきれました。(;´ω`)
仕方ないからauのガラケーで撮りました。画像が粗いの、画面の左側に写るボディが
何だか汚れているように見えるのはこの携帯のカメラのせいです。

それにしても、
久しぶりに見るIF-02RDSの現車は、低くワイドで、シャープで、改めてカッコ良く見えました。
そう思う自分が何ともおめでたい奴だなとも思いましたww

他の方にも言われたことですが、自分でデザインした、いわば子供と同じようなものでもありますし、
栃木県鹿沼市のイケヤフォーミュラさんの工場で、白いサテンの布をかけられて大切にされている
この車が “必ず迎えに来るから待っててね” と言って置いてった彼女が、黙っていい子で待ってた、
みたいな感覚がちょっとして、ああ、何とか早くしなくちゃ…という気になりました。






保安基準…、イギリスとかうらやましいです、正直…。

2014年06月12日(木) No.1612 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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カーボンホイール




Autoblog 日本版
【人とくるまのテクノロジー展2014】東レが4割軽い!フルカーボン製ホイールの試作品を出展
http://jp.autoblog.com/2014/06/02/2014-toray-cfrp-yokohama-technology/#continued

やっぱり最初は小径でこういうデザインか…。
俯瞰気味のアングルで見えるホール部の端面から肉厚もかなりありそう。
金属の鍛造品のような大径で細いスポーク状のものは望みにくいわけだな、やっぱり。
もしかしたら何か使用目的が決まっていてそれに合わせたサイズ、デザインなのかもしれないが、
それにしても、このそっけない鉄ホイールみたいなデザインはもう少し何とかならなかったのか。 
東レ、カーボンマジック社がこういうデザインとサイズの試作品を展示しているという事は、
まだ色々難しい点があるということなのかな…、そう思ってしまう。

海外では、ケーニグセグとかBMWとか、いくつかのメーカーからわずかながら出始めてはいるし、
より軽量で負荷の少ない2輪用はずっと先行しているが、4輪用はまだ最適な断面形状等の
試行錯誤が必要に思うし、信頼性に関しての不安がついてまわる。



Car Watch
[画像]【東京オートサロン2014】さらに強く、もっと軽く、スポーツホイールの進化が止まらない!
http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/630/485/html/21.jpg.html

こちらは三菱レーヨンとエンケイが共同で開発、発表したアルミとカーボンを組み合わせたもの。
まぁどう見ても、カーボンの特性が活きて軽量高剛性になっているようには見えないが、
見た目だけなら大変好み。繊細でシャープ、ある種エレガントな感じがとてもいい。
ただ、車と合わせた時に魅力的に見えるかどうかは何とも言えない。
色々な意味で飾っておくだけなら文句ないがw



それにしても、リムのタイヤを装着する側の面にディンプル加工がしてあるのは何の為だろう?
こんな加工、すごく手間がかかりそうに思えるが…。





カーボンホイール、期待はするが、基本的に恐い気がしてどうも…。
2014年06月06日(金) No.1611 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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TWS 鍛造ホイール Vol.2




TWSブースの壁面に展示されていた鍛造ホイール。
個人的には3ピースなどよりもシンプルで合理的に見えるワンピースタイプが好き。
かつては鍛造のワンピースといえばデザイン上の制約もあって必ずしも好みのデザインでは
なかったが、最近の鍛造ワンピースは驚くほどシャープで繊細なデザインも可能になっていて
非常に魅力的。



IF-02RDS用のホイールも出来ることならオリジナルデザインで作ってみたいものだが、
あまりデコラティブなものにしたくはないし、いたずらに重量を増やしたくもないし…、
そうするとそれほど変わったデザインにもならなそうな気がするので、このまま
(1号車と同じ。1号車はTWSのレース用ラインアップから池谷さんが選択)でもいいか、
センターロックを一般的な5穴にする程度で… と思ったりもする。

かつてのようにアフターパーツがバンバン売れる状況にあるのなら、オリジナルデザインの
ものを作って、IF-02RDSをプロモーションに使ってそれを売る…なんていうことも考えられた
かもしれないが、今はそんなことをしたからといって売れるものでもなさそうなのが残念。






TWS製オリジナルデザインの鍛造ワンピースホイール、作ってみたいな…。

2014年06月01日(日) No.1610 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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