ASH INSTITUTE Blog

ボディ塗装前仕上げ 6月5日時点




ボディの塗装前仕上げがもうじき終わります。
サフェーサーを吹いて600番程度までのペーパーをあてて、
それぞれのパーツが仕上げて行きます。



当初の予定では初夏の頃に完成…というつもりでしたが、
この後、これらを全部一旦イケヤフォーミュラさんにお渡しして、
シャシーとアンダーフロア、リヤデフューザーなどの組付けを行います。
肝心のエンジン、トランスミッションなどもようやくそこで組付けられることになり、
その後、一旦ばらしてフレームの塗装を行い、ボディの塗装、
ウインドーグラスなどを含めて最終組付け…となりますので、
本当の完成はもうしばらく後、2ヶ月くらいはかかるでしょうか。
そうしたらもう秋になっちゃいますね。

東京モーターショーの出展申請がようやくとおり、
スペースも、当初車2台がやっとくらいの小さなスペースがやっとといわれていたのが、
運営の担当者が写真なりCGなりを見て気に入ってくれたようで、色々動いてくれ、
元々事務局だったところをあけてくれ、倍くらいのスペースが確保できたとのことです。
担当の方がこういう車を好きな方のようで良かったです。




ボディはあともう少し…。

2013年06月08日(土) No.542 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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ボディ仮組、修正、面出し…いくつかの問題発覚 5月22日時点




5月22日にイケヤフォーミュラの池谷社長に来ていただいて、状況を見ていただきました。

ボディの仮組、修正、面出し…色々やってる最中で、粉だらけだし、いわゆる
プレゼントかチェックとか、そういうちゃんとしたものはなかなか出来ないのですが、
途中もやっぱり見ていただきたいので、遠路ご足労願いました。

クレイモデルでは再現しなかったボディサイドのエアガイドも置いてみます。
エンブレム取付用のへこみも、今は穴だけの状態ですが加工されています。
アウタードアハンドルはドアの内側に隠れていて、ボディ側の小さなえぐれ部分から
手を入れて操作します。



リヤカウルはこんなふうにガバッと開くのですが、ここで問題が…。
リヤカウルをあけようとすると、途中でリヤコンビランプ(これは固定で、
ロワボディというかシャシー側というか、下側についたままになります。)
とカウルの内側が干渉してしまうことがわかりました。
単純に設計時の検討漏れ、私のミスです。
3Dでやってるんだから、特にスキルを要するようなことではなく、
シェーディング状態で、カウルを10度か15度くらいずつ動かして、
それぞれの角度で干渉が無いか確認しておけば良かっただけのことです…。
後端部の軌跡と、全開状態でのチェックをしただけで、うっかりしていました。
こんなことなら、フロントカウル同様、ヒンジをダブルリンクにしておけば
良かったかなとか、いろんな意味で反省…。

他にも、フロントタイヤをステアするとヘッドライトハウジングの後ろ側に干渉するとか、
ドアを開ける時にその内側とフロントスクリーンのふちが干渉するとか、
そんなのばっか…。(;´Д`)  ハァァ、ダメなやつ…。

対策を考えてNさんがそれに沿って直してくれたり、細かいところは
Nさんが独自に判断して適切な修正をしてくれたり(とても助かります)…、
ただでさえ工期が無いというのに、製作の足を引っ張るような設計で申し訳ないです。
m(_ _;m




問題があっても作業を進めてもらえることに感謝…。

2013年06月06日(木) No.540 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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仕上げ前の各パーツ



エクステリアの各パーツ類が成形を終えて、仕上げに取り掛かりはじめています。
ルーフ上のエアインテークダクト、サイドポンツーン前のエアガイドフィン、リヤビューミラー、
リヤカウルエアアウトレットカバー…などなど、結構細かいパーツの多い構成なので、
いちいち手間がかかります。



さらに、ここに至ってもまだ、工程が進むにつれて発覚する問題などがあり、
それらを修正しながらの作業なので、なかなか大変です。
設計時に見落としたもので、修正幅が大きなものなど、本当に申し訳なく思います…。

出来ることならもう少し、2週間とか、1ヶ月とか、工期が欲しいところですが、
このギリギリの製作費の中ではそれもままなりません。
せめて製作に携わった人たちがわずかでも満足感が得られるといいのですが…。





エクステリアの仕上げまであと少し…。

2013年05月19日(日) No.527 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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エンブレム案



いくつか作ってみた案の中から選んでいただいたものをモデリングして、
ボディに付けた状態でレンダリングしました。

選んでいただいたのは、2個の円とイケヤフォーミュラさんのイニシャルIFをあしらったもの。
2個の円はこの車の技術的ハイライトのギヤボックスの中身、ギヤセットをシンボライズ
しています。(←やや強引な理由付け…。)
これは自分でも気に入っていたものなので、それを選んでいただけて良かったです。



リヤエンドの右側にレイアウトした筆記体の Ikeya Formula がかなりいい雰囲気で、
これは予想していたよりもずっといいです。

やはりこういったエンブレムなども、3DCGにすると立体的でリアリティがあって、
雰囲気がつかみやすいですね。





ちゃんとしたエンブレムがつくと、グッと本物らしく見えてくる…。

2013年05月10日(金) No.523 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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レンダリング 4月30日時点 Vol.3



追加画像4点です。

設定が決まって、レンダリングしてみると赤も結構いいかなと思えて、
普段、赤い車は好きじゃないと明言している家内にも意見を聞いてみたところ、
「これはいいと思う。カッコいい。」 とのことで、へぇ…と思いました。

その後、現場に持って行って、お客様や他の人達にも見ていただいたところ
おおむね好評だった事は前に描いた通りなのですが、そんなこともあって、
自分でもだんだんと赤もいいな…、なんて思うようになってきました。

いつものオメデタさが今回はこんなふうに出た、ということでしょうか。^ー^;






だんだん赤も気に入ってきた…。

2013年05月04日(土) No.516 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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レンダリング 4月30日時点 Vol.2



そして池谷さんから、
「大津さん、これを大きく印刷して壁に貼りたいんで、その、
そういう画像データをいただけないですかぁ…。(*´ェ`;) 」
と、ちょっと悪そうに言われたので、更に高解像度版を再度レンダリング。

ファイルサイズが大きいのに加えてレンダリングサイズもでかくなって、
またしても何度か強制終了の憂き目に。
うぅ…。



でも、喜んでもらうと嬉しい。
丸一日以上かけて再レンダリング、レンダリング、レンダリング…。
細かい修正を加えて(タイヤのロゴを薄くしたりとか)、終了。

喜んで欲しいと思っている人に喜んでもらえるって、いいものだな。






達成感とか満足感、こういうものを感じられるのが幸福なのかな…。

2013年05月04日(土) No.515 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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レンダリング 4月30日時点 Vol.1



カラーリングは色々迷っていらしたようですが、やっぱり赤がいいかなぁと思うんです、
とのことで、シミュレーションとして赤でレンダリングしてみました。
狙ったのは朱赤とかワイン系とかではなく純粋な赤。
往年のフェラーリF1のような濃い目の赤の彩度、明度ともにアップしたような感じ。



設計情報を含んでいるせいか、ファイルサイズが大きくて、色や質感の設定に
いちいち時間がかかってまいりましたが、何とか納得できるものが設定できて、
レンダリングを始めると、今度は処理しきれずに強制終了…。
色々対策して何とかレンダリング。
解像度はモニターいっぱいいっぱいくらいでしかなのですが結構時間がかかりました。
続けて違うビューでレンダリングしようとすると、また強制終了。
うぅ…。

いくつかのビューを何とか終わらせて30日の出張作業/打合わせに持って行ったところ、
カッコイイっすねぇ!ということで、想像以上に気に入ってもらえました。
まわりの皆さんも合わせてくれてカッコいいと言ってくれましたので、^ー^;
何とか、好評のうちに目的は果たせたようです。








赤も悪くない…。

2013年05月04日(土) No.514 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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ボディ位置出し、固定、結合、周辺パーツ製作 4月25〜27日時点



この2日前、25日にイケヤフォーミュラさんからメカニックの方と池谷社長
自らいらして、シャシーとボディの結合作業をやってくださいました。
本来の予定ではこの日はガバリ(紙で作るゲージ)をとることがメインで、
それをもとに必要な部品を作って、また次の作業日に結合…だったのですが、
予め沢山作ってきていただいた汎用ブラケットがものすごく使えて、ww
どんどん作業が進み、メインボディとの結合はほぼ終了してしまいました。
やっぱりできる人達は仕事が速い!

そして着々と作業を進めて27日、Nさんがフロントフェンダーの位置出しをしようとした
ところ、製作誤差があり、そのままでは固定できないので、サブフレーム側を修正
したそうです。大きな修正ではないとはいえ、専門外の金属加工ですし、手間が
増えてしまったことに変わりはありません。
こういうところの誤差をうまく吸収できるようにするのが巧みな設計と言えるのですが、
この設計者はそこまで頭がまわりません…。すみません。m(_ _;m



フロントフェンダーの位置決めができたので、サイドポンツーンの縦の面とサイドフロア
というか水平面との合わせを行い(FRP延長)、次にフロントフェンダーとフロントカウルを
つなぐブリッジ状のパーツの製作に取り掛かります。
このパーツはデータ上ではもちろんあるのですが、クレイでは表現しにくいのと、
どうやっても現物合わせの必要があるので、このタイミングで作るのが合理的です。

他には、サイドポンツーンわきに取り付けるエアガイドフィンのFRP成形が出来ています。
これは以前の日記でも紹介しましたが、微妙に3次元形状の曲面になっていますので、
それをきちんと左右対称に作るためにNC切削機で直接成形型を作りました。
同じ作り方をするのは、リヤウイングの翼端板、リヤビューミラーなどです。





ものすごい速さで結合作業が進む…。

2013年05月02日(木) No.513 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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ホイール(TWS製マグネシウム鍛造センターロック)をセット 4月27日時点



ホイールはTWS(鍛栄舎)製のマグネシウム鍛造、センターロックという申し分のないもの。
センターロックで車検にも自信を持って大丈夫と言ってくれたのは鍛栄舎さんだけだった
そうです。センターロックにこだわったのは池谷さんの思い入れがあってのことのようです。

近くで見ると、TWSとMgFORGEDの文字とともに、IKEYA FORMULAのロゴが確認できます。
鍛栄舎に相談を持ちかけた時、オリジナルデザインにされてはいかがですか?
と言われたそうですが、今回は時間的な余裕もないので、TWSさんのありもののデザインの
これを選んだのだそうです。
GTレースなどでも使われている本物中のホンモノ、望みうる最高のクォリティと言えます。
このオーソドックスで本格的なデザインは、これ自体十分魅力的です。
これに、小さいとはいえ自社のロゴが入ったら嬉しいでしょうね。



で、このタイヤ/ホイールをセットしてみましたところ…、ボディに対して前よりです。
これは、フロントに強めのトーインをつけた事なども影響しているのですが、
だからしょうがないというわけにもいかず、この後の30日の行われた作業+打合わせで
後ほどボディ側を修正することになりました。

また作業増えてしまいました。Nさんすみません…。





個人的にはホイールも黒じゃないほうが好みですが…。

2013年05月01日(水) No.510 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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フロントフェンダーをセット(仮置き) 4月26日時点



フロントフェンダーも置いてみます。これで、リヤカウルが載って、
更にフロントスクリーンを置くと、完成形が見えてきます。
(その状態の写真を撮り忘れました)

黒くてツヤツヤボディに下側を少しだけグラデーション塗装とかしたら、
結構カッコいいかもしれないな…。 しないですけど。



ただ、表面が綺麗に成形されなかったところが散見され、特にリヤカウルその面積が多く、
結構な規模での修正を強いられます。
費用を抑えんがための工期短縮で、無理がたたっての結果、こんなことが起きてしまい、
残念ですし、作業しているNさん達には申し訳ない気持ちでいっぱいです…。





修正があまり大変なことになりませんように…。

2013年04月30日(火) No.507 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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