ASH INSTITUTE Blog

懐かしい人たちとの再会



昨日の日帰り出張で10年ぶりくらいに懐かしい方々とお会いしました。
お二方とも、すぐにわかってくれて、笑顔で迎えてくれました。
技術系、クリエイティブ系の、仕事ができる穏やかな人との話は普通に
楽しいものですが、それに加えて、久しぶりにまた会えたこと自体が嬉しく、
懐かしい話やら苦労話やらいろいろ出来て、楽しいひと時でした。

苦労話…、やってる最中は本当につらいばっかりだったのに、
これだけ時が経つと穏やかに楽しく話せるもので、こういうのはやっぱり、
懐かしいと思えるようになってから話すのがいいなと、あらためて思いました。

更に、現状から今後のことに関しても話せて、それは良かったですが、
正直、さみしい話もあって…、色々考えてしまいました。

仕事のことで人に会って、自分にできることを言う時、どうしても、
“あまり偉そうなことを言ってはいけない…。”
と思ってしまって、控え目というか、過小気味に言ってしまうのですが、
それで相手をがっかりさせてしまう事があるような気がして、
どうしたものかと思う事があります。

僕が全部責任持ちます



「僕が全部責任持ちますから、それで進めてください。」
30代とおぼしき彼はそう言って、納期を控えて切羽詰まった状況の中、
外注の私達が困らないように指示を出してくれました。

1999年だから、もう13年も前のことになります。
その頃私はあるデザイン会社にいて、自動車メーカーがモーターショーに出品する
コンセプトカーの製作を請け負い、その製作全般の取りまとめをやっていました。
その時は秋に開催される東京モーターショーに向けて、各メーカーさんから
何台かの製作依頼を受けていて、これもその中の1台でした。

納期は迫るのになかなか具体的な指示を出さずに(出せずに)、文句だけは言う。
打ち合わせと称して、大人数で押しかけ、延々と文句をつけ、私達の作業時間を奪う。
こちらから解決策を提案しても、それに対して明確な判断、指示ができない。
なぜかというと、責任を取らされるのが嫌だからです。
指示を出してしまって、それにしたがって車が作られ、
後日それを見た他の人から文句が出た時、
“これ誰が指示したの?” となったら困るからです。
..

レンダラーを変えてレンダリング : ASH013



 昨年の12月頃から、それまでの忙しさが落ち着いたので、以前から試して
みたいと思っていたことのひとつ、新しいレンダラーでのレンダリングを
やってみた。
なかなかいい感じに仕上がって嬉しい。
 どんなものでもそうだが最初は勝手がわからずストレスを感じる。
だが今回試してみたものはそういうストレスを感じる時間が短かった。
ストレスが無いわけではなく、今まで感じたことのない種類のストレスは
感じたのだが、そういう事を感じている時間が短く済んで、
すぐにある程度の結果が得られて良かった。
レンダリングのクォリティ自体とても優秀だし、こういう面でも優秀なのは
感心した。いつも技術革新を心がけていなければならないと思っていても、
とっかかりがわかりにくくて時間がかかるようだとそういう気も失せて
しまいかねないから、こういうアプローチは助かる。

 アプローチといえば、この2年半の間、自分の周りで色々な変化があって、
考えさせられることが多い。今はさいわい仕事も一段落して時間があるので、
じっくり考..

[1] [2] [3] [4]

       
   














ASH INSTITUTE Blog