ASH INSTITUTE Blog

ダイソン、吸引力の変わらないただひとつの掃除機…





最近注目されている3Dプリンタだが、これについて感じていること。
3Dプリンタというくらいで、3Dデータさえあれば手軽に立体にできるという点はとてもいいし、
ギヤセットのように複雑に組み合わせられたものまで一度に成形してしまえるというのは、
これまでの製法では考えられないことだ。実にすばらしい。画期的だ。

だが、今のところそこまでのモノだ。悪くは無いが、夢のような機械ではない。
正直なところ成形品のクォリティ、表面の滑らかさが今一で、(いや、今2、今3…)
成形しっぱなしでは、とても面質のチェックなどには使えない。
大なり小なりのガタガタを手仕上げできれいにしないことには、きれいなリフレクションなど
望みようも無い。それを知らずにいいことだけ言って売り込みされても、
こちらが望むものをよくわかっていないというか、なんというか…。
わかっていてあえて伝えないのなら余計たちが悪いし。

ただ、3Dプリンタの価格がすごく下がったことは確か。
今後、クォリティの劇的向上がなされて、また価格の劇的低下がおこれば…、
そうなってやっと今期待されているようなことになるかも、と思う。
私も期待はしているのだが、まるで夢の機械ででもあるかのように
騒ぎたてるのはどうかと思う。
自分のところの商品の弱点をあえてさらすような宣伝は普通しないものだろうが、
それでも、ダイソンの掃除機のような、ほとんど詐欺のようなやり方だけは
しないでほしいと思う。(そこまでひどいプロモーションはしていないと思うが…)
ここで急にダイソンの話になるww

ダイソン、吸引力の変わらないただひとつの掃除機
 = 最初からものすごく吸引力が弱く、それが変わらないだけ。しかも超うるさいww

ダイソンとその他のメーカーの掃除機の吸引力比較テストの結果。 ↓


まぁ事実はどうであれ、あの高価格でも売れてて人気があるというのは、
ダイソンのプロモーション、CMが優秀で良く出来ているということで、
それはそれで企業としては大したものか。 こころざしはともかくww

プロモーションやプレゼンテーションが重要だという事は確かなのだが、
中身とか実力とかがそれにともなわないのはどうかと思う。
個人的には正直カッコ悪いと思う。とても。




ダイソンの真実、みんなに知ってもらいたい…。

2013年08月29日(木) No.675 (オーディオ、家電、インテリア)
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塗装工場に持ち込み 8月24日時点




昨日ようやくカウル類が塗装工場に持ち込まれました。
イケヤフォーミュラさんは早朝5時に栃木県鹿沼市を出発されてのことでした。
いつも遠路お疲れ様です。

色は結局赤で決定。
色々考えましたが、池谷さんの心は決まっていたようです。
具体的にはソリッドの真紅というか、濃いめの赤。
以前からご覧いただいているCGでシミュレーションしたような赤です。



ボディ一般面はすべて赤で、ライトの内側やリヤカウルの一部などは半ツヤの黒。
リヤウイングは翼端板のみ赤。ウイングステーはアルミ素材なのでアルマイトの黒。
ウイング本体はドライカーボンで製作中で、これはその仕上がり具合を見ての最終決定と
なりますが、織り目が変にヨタっていなくて、極端にピンホールが目立つようなことが無ければ、
個人的にはクリア仕上げがいいかなと思います。

あとは…、エンブレムの製法が実はまだ決まっていませんww
まともに作ると型が高価なので、あくまで試作品的な作り方にならざるをえないのですが、
少し前、七宝焼きで出来ますと言ってくださった方がいらして、作ってもらったそうなのですが、
楽しみにしたその出来栄えが、どうにも納得いくものではなかったそうです…。残念。

それで、3Dプリンター的なものを使って作ろうかと思っているのですが、
転写プリントなども含めて、なるべくデザインがシャープに再現される方法を考えて
作りたいと思います。





色々考えて結局最初の案に落ち着く、これは良くあること…。

2013年08月25日(日) No.670 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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オークションで高値が付くフェラーリ、トヨタ2000GT




275GTBが27億というのに驚き。もしも250GTOが出たら30億以上になりそう。
トヨタ2000GTが9000万というのも驚き。愛してくれる方がいるということか。

27億のフェラーリなど超高額の落札が続出した米のオークション!
http://jp.autoblog.com/2013/08/21/second-day-rm-monterey-auction-continues-million-dollar-madness/

トヨタ2000GTは大好きな車で、そのスタイルはいつ見ても惚れ惚れする。
だが、9,000万円というのはいくらなんでも高過ぎると思う。
日本車の中では歴史に残る名車中の名車だと思うし、高いこころざしで作られた車だとは
思うが車としての出来は残念ながらそのイメージ程のものではないから…。



とは言っても、トヨタ2000GTのスタイルはやはりとてもいい。すばらしくいい。
のびやかで優雅で美しくてカッコいい。その小さなサイズが嘘のよう。
当時のという言い方や何らの説明など無くても、純粋に日本が世界に誇れる自動車デザインだと思う。

トヨタ2000GTのデザインをジャガーEタイプのコピーだという人もいるが、
それはものすごく大雑把にしか見ていない人だと思う。
両車にはロングノーズということ以外に似てるところは実はあんまり無い。
むしろディティールにコルベットなどとの共通性が散見される。



トヨタ2000GTのデザインが、ジャガーEタイプやコルベットなど、当時の魅力的な車からの
いいところどりといえる面もあるとしても(個人的には別に悪いこととは思わない)、
そうであったとしてもここまでのものにまとめ上げたデザイナーの能力の高さは称賛に値すると思う。
私は心から尊敬する。



4枚目の写真は、何年か前のノスタルジック2デイズで(この時はやたらトヨタ2000GTが多かった)
大好きな後期型を食い入るように見つめる私。 宝くじでも当たったら…。(; ̄ー ̄)





こんなロマンチックなほど美しい車、作れたら幸せだろうな…。

2013年08月23日(金) No.667 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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丸目インプレッサと涙目インプレッサ




ちょっと前の世代の車だが、最近見た画像で思い出したこと。
この世代のインプレッサでは丸目が一番いいと思う。(リヤはどれも…はっきりいって良くない)

しかしこの丸目、出た直後から賛否両論…ではなくて非難轟々、大ブーイングといえる反応だったと思う。
個人的には狙いがわからないでもないが、正直ちょっと強引、こんなことして大丈夫かな、と思った。
色々な人との会話の中でさし障りのない程度に擁護することはあっても、中々賛同は得られなかった。
それにしても、最終版はともかく、中間の涙目は…どうしようもなく不細工だと思う。(好きな方スミマセン)



きっと関係者一同ドキドキしながらも期待して出した新型であっただろうに…、
残念ながらこの丸目インプレッサは想像を絶する不評。
こりゃいかん!とあわててマイナーチェンジ!となったのでしょう。
そこで、内部ではなく外部のデザイナー、先代インプレッサのラリーバージョンなどで
実績のある(少し名の通った)イギリス人デザイナーに依頼することに。



だが、依頼を受けたデザイナーも制約が多くて苦労したんだと思う。
やりようが無い中で元のものとなるべく大きな変化をつけなければならない。
そういった制約の中では、カッコいいとかバランスより、何より
“前のものと違う事”が優先されたのかな、こういうことになるという事は…。
そういう想像をしながら暖かい目で見てもやっぱりこれは、とても魅力的とは思えない…。

こういっては何だが、客観的に依頼する人を間違えた、ということではないかと思う。
モディファイが得意な人と、オリジナルアイディアに冴えを見せる人がいる。

モディファイが得意な人といっても、多くのエアロパーツとかそういうものの事ではなくて…、
例えばレクサスLFAの初期デザインから熟成していったサイドエアインテーク(ドアの下のほう)とか、
リヤビューのまとめ方などを見ると、まったく惚れ惚れするのだが、そういうことをさしています。



これ↑は期待したんだけど、どうやらこのイメージはそれほど残らないで、
普通というか、いつものようになっちゃうみたいで、ガッカリしそう…。




型遅れになってから評価されるようなのって、不憫でちょっといとしい…。

2013年08月22日(木) No.664 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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オーバーハングは短すぎても…




オーバーハングは短いほうがいいという人が多いけど、個人的にはある程度はあったほうが好き。
あえて短くちょん切った感じにしているところがカッコ良く感じるものもある事は認めるし、
やたらフロントオーバーハングが長くてプロポーションがおかしくなっているようなのは問題外だが。

新型コルベットを見て、もう少しお尻が長いほうがいいなと思って、
ちょっと伸ばしてみた画像が下のモノ。実車で100mmくらいか。



普通っぽくなってしまうかもしれないが、コルベットには優雅さも欲しいと思うので、
個人的にはこれで良し、と。



オーバーハングが短くて破綻せずにまとまっていて、ちゃんとカッコいいのって、
かなり高度なデザインなのだなと思う。そういうことができる人、尊敬します。




車によって、いいバランスがある…。

2013年08月21日(水) No.663 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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ミッドシップスーパースポーツ開発経過 8月17日時点




開発中のミッドシップスーパースポーツに関して、色んなところからイケヤフォーミュラさんに
問い合わせがバンバンいっているようです。一般の方からのものがとても多いとのことです。
メディアからはどうですか?と聞いたら、フジテレビから問い合わせだか取材申し込みだかが
あったとのこと。何でフジテレビ?と思ったら、モーターショーのPRに絡んでるんですね、フジテレビ。
ちょっとモヤっとしないわけではないですが…、
要請があれば、なるべく偏見はもたずに、きちんと対応したいと思います。
(ま、こっちまでは来ないかww)

その車、今どうなっているかといいますと…、
フレームの塗装が終わって、電装系の配線とか、インテリアの細かいところや、
カウルの内側のインナーパネル(キャビンへの風の侵入を防ぐ目的で、一見モノコック風な
見た目のアルミパネル)の作り込み、突貫で作ったサブフレーム類をきれいに作り直したり…、
お盆休みの間もいろいろ作業していらっしゃるようです。



ちなみに、サブフレームをわざわざ作り直しているのは、こっちで作業していた時に、
発覚した問題に対処するために急遽設計したものの、現物合わせでやらざるを得ず、
やっつけ気味のところがあったからです。

現物合わせをしてフィットさせて仕上がりを良くするのは良くあることですが、
工数で見るとコストアップにダイレクトに響きますので、2号車以降ではなるべく
現物合わせしないで済むように設計変更しないとです。



塗装はボディを分解して前後カウル、メインボディ、フロントフェンダー、ドアなどをそれぞれ
台にのっけた状態で行うことになると思います。その台車的なものを来週から製作し、
その後ようやく塗装業者さんに渡して…ということになります。

塗装のやり方も、2号車以降ではもっと簡単にできるように考えてあげたいです。
本当はフレームと結合したまま、普通の車のように車丸ごとでやれるのがいいんですが、
それだと塗りにくいところがあるんですよね…。

塗装が上がったら私もおじゃまして残りの作業をする予定なのですが、
聞いたら、私がやろうと思っていた作業のいくつかはイケヤフォーミュラさんのほうで
もうやってしまったそうで。しかも私が考えたのよりもいい方法(難易度高い)で。 ww

そうなるともう、少なくとも1号車に関しては私はもうあんまりやること無いかも、です。
早くそうなるようにと思ってやってきたのに、いざそうなるかと思うと、ちょっとさみしい気もします。






青も悪くない、かな…。

2013年08月17日(土) No.660 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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終戦記念日 見ていただきたい動画:アムステルダムの光芒【照らされた日本の誇り】




第二次世界大戦、太平洋戦争の真実(に近い一面)はこうじゃなかったのかな…
と思っていたことをオランダ、アムステルダムの市長がこれ以上無いと言うほど
感動的に言ってくれています。涙が出ます。

動画:アムステルダムの光芒【照らされた日本の誇り】
http://www.youtube.com/watch?v=RaCJ3yITwwM&feature=youtu.be

私は恥ずかしながら最近このスピーチのことを知りました。
この動画の映像を見て、多くの英霊に心から感謝するとともに、全ての日本人は
この誇りを胸に、でも決しておごらず正々堂々と生きてほしいと思いました。
本当に素晴らしい…。当時のアムステルダム市長、心から尊敬します。
このスピーチで、過去と現在、そして未来の日本人がどれほど救われることかと思います。
スピーチ内容と重なる映像がまた泣かせます。
光芒(こうぼう)とは、雲の切れ間から太陽の光が線になって差し込む現象だそうです。



平成三年、日本傷痍軍人会代表団がオランダを訪問した時、市長主催の親善パーティでの
エドゥアルト・ヴァン・ティン(Eduard van Thijn)アムステルダム市長(後の内務大臣)の
歓迎挨拶を、憲兵少尉のシベリア抑留経験者、溝口平二郎(平成9年3月14日逝去)が
録画していたのを、後に、(財)日本国防協会理事の浅井啓之氏が文章に起こし、
平成6(1994)年3月24日作成したのが、下記である。


「あなた方の日本国は先の大戦で負けて、私共のオランダは勝ったのに大敗をしました。
今日の日本国は世界で一、二位を争う経済大国になりました。
私達オランダは、その間、屈辱の連続。即ち、勝った筈なのに、貧乏国になってしまいました。
戦前は「アジア」に大きな植民地(オランダ領東インド(蘭印)=ほぼ現在のインドネシア)が
有り、石油等の資源・産物で、本国は栄耀栄華を極めておりました。しかし今では、日本の
九州と同じ広さの本国だけになってしまいました。

あなた方の日本国は、「アジア各地で侵略戦争を起こして申し訳ない。アジアの諸民族に
大変迷惑をかけた」と、自らを蔑み、ぺこぺこと謝罪していますが、これは間違いです。
あなた方こそ、自らの血を流して、アジア民族を解放し、救い出すと言う人類最高の良い事を
したのです。

何故ならば、あなた方の国の人々は過去の真実の歴史を目隠しされて、先の大戦の目先の
事のみを取り上げ、或いは洗脳されて、悪い事をしたと自分で悪者になっていますが、
ここで歴史を振り返って真相を見つめる必要があるでしょう。

本当は、私共白色人種が悪いのです。百年も二百年も前から、競って武力で東亜諸民族を
征服し、自分の領土として勢力下に置いたのです。
植民地・属領にされて、永い間奴隷的に酷使されていた東亜諸民族を解放し、共に繁栄しようと、
遠大崇高な理想を掲げて、大東亜共栄権樹立という旗印で立ち上がったのが、
貴国日本だったはずでしょう。

本当に悪いのは、侵略して権力を振るっていた西欧人の方です。
日本は戦いに敗れましたが、東亜の解放は実現しました。
即ち、日本軍は戦勝国の全てをアジアから追放して終わったのです。

その結果、アジア諸民族は各々独立を達成しました。日本の功績は偉大であり、
血を流して戦ったあなた方こそ、最高の功労者です。
自分を蔑む事を止めて、堂々と胸を張って、その誇りを取り戻すべきであります。」


親善パーティの参加者全員が感動したのは、言うまでもない。
ヴァン・ティン氏はやがて、国民から推されてオランダ王国の内務大臣に選ばれた。
アジア諸国だけでなく、戦勝国の多くの人達も、大東亜戦争における日本の正当性を認めている。
現在、日本に謝罪と賠償を求めているのは、日本と戦っていない中華人民共和国(中国共産党)と
韓国、北朝鮮の3ヶ国だけです。


戦争なんてしなくて済めばそれがいいに決まっています。
多くの場合、双方に各々が信じる正義があって、その解釈は単純にはいきません。
日本の学校教育ではこの戦争について詳しくは教えてきませんでしたので、基本的な
事からしてどうもよくわからないという、少し前までの私のような人も少なくないと思います。
この戦争で少なくとも日本はこういうつもりで戦った、そして実際に戦った相手国から、
今どのように思われているのか、それを知りたいと願う多くの人に見てもらいたいです。

この戦争を“人類最高の良いこと”とはちょっと持ち上げすぎと思いますが、
少なくとも、結果として日本以外のアジア諸国には良い影響を及ぼしたとは思います。

“日本軍は戦勝国の全てをアジアから追放して終わったのです。”
この言葉には考えさせられました。
私は軍というものは必要だと思うのですが、
これほど美しい軍のあり方はないんじゃないかという気がしたからです。







本当に誇れるものを心に秘め、決しておごらず…。
2013年08月15日(木) No.653 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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デトマソ・グアラ 理想主義的サスペンションサスペンション




2週間くらい前にヤフオクで見つけたデトマソ・グアラ。

希少!!★デトマソ・グアラ・バルケッタ★14210km★検H25/9
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k167790155

他はともかくシャシー、サスペンションレイアウトが魅力的なこの車、まだ落札されていないようです。

グアラのシャシーは写真のようなもので、これ以上無いっていうくらいサスペンションアームが長い。
特にフロントの前側ピボットの位置はもはや物理的な限界ww
負荷がかかってバンプしていくほど舵が効くようにしたい、だけど特性変化が急にならないように
アーム長を長くとって変化率をなるべく小さく、穏やかにしたい…という狙いなのかと思いますが、
写真のようにかなり大胆なことになっています。
リヤサスペンションでは、トゥー変化などをコントロールするためにダブルウィッシュボーンに
リンクを加えてマルチリンクにしたり、方向性のある特殊なブッシュを使ったりするのですが、
追加リンクやブッシュに頼らない、このある種、理想主義的なサスペンションがどんな特性を
持つのか、車としてどんな挙動を示すのか、とても興味があります。

開発中の車でも、可能な限りサスペンションアームは長くしたのですが、(画像3枚目:初期レイアウト)
フロントはある程度妥協せざるを得ませんでした。ドライバーのポジション、そこからくる
フットボックスの中のペダル類やステアリングシャフトとの兼ね合いがあるからです。
それでも、普通の車よりはずっと長く、LMPカー並みではありますけど…。



さて、グアラの絵にかいたようなシンプルなバックボーンフレーム。こんなに極太です。
ここは確か内部に燃料タンクを仕込んであって、そんなところでも理想主義的な面が見えます。
可能な限り低い位置に、そして燃料残量による特性変化が最も少ない、そういうレイアウトです。
いいじゃないですかね。 メンテナンスのことは考えたくないですけどww
 
バックボーンフレームはこういったプッシュロッドサスペンションなどがあって初めて
まともにあつかえる、というか、そうでないと入力で捻じれまくるはずです。
バックボーンフレームに普通のアウトボードサスペンションをつけたものや、
古いロータスのようなX型フレームなどは、まさに棒の先に腕をつけて、そこに力を加えて
棒をねじるようなものだから、それで剛性を出そうったって、無理があるわけです、どう考えても。

フレーム、それも大元のバックボーンがねじれていいわけがない。
入力はなるべくコンパクトに剛性の高いところで受け止めて、他に影響が無いようにする。
プッシュロッドやプルロッドサスペンションのいいところはそういうレイアウトができるところ。
マスの集中とかレバー比とかプログレッシブレートとか…、そんなことよりよほど大きな利点。

それにしてもこのグアラ、魅力的なところもあるけど…、
ルーフどころかフロントウインドスクリーンさえ無い。
各部の作りもスパルタンというか、好意的な言い方をすればものすごくシンプル。
でも、シンプルだから壊れないなんてことは絶対ないだろうし…(イタリア製、デトマソ製…)、
所有して乗るにはなかなか…、いや最もハードルの高い車の部類かも。



買うのはさすがにアレだけど、1度運転してはみたい…。

2013年08月08日(木) No.652 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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TTバイク(タイムトライアルバイク)




サイクリングニュース : CYCLINGTIME.com
Wiggins and Cancellara
カンチェラーラとウィギンス、それぞれの今〜世界選手権へ向けたそれぞれの調整と現在の心境
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=20046&utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

この記事を読んで、TTとTTバイクに対する気持ちがまたムクムクと盛り上がってきたww
山岳で強いのもいいけど、やっぱり平地、TTで速いっていうのは憧れるな。
TTバイク(タイムトライアルバイク)って、大体もうその形状が先鋭的で惹かれる。
TTバイクというのは、自転車ロードレースのタイムトライアル競技やトライアスロンの
自転車パート用などに特化した競技用自転車のこと。



今カッコいいなと思う機種を4台、写真で並べてみた。
中でもBMCとcerveloがいいかな。TREKもいいんだけど。

形状的にはBMC、特にトップチューブの断面形状がいい。
色々トータルで考えるとこれが一番いいかなと思う。

cerveloは、ヘッドまわりがライバルたちに対して今ひとつ突きつめられていないというか、
コンベンショナルな構成になっていて、そこがちょっと残念。
だが、グラフィックが魅力的。
こんな自転車でさえ、グラフィックでその魅力が増減する。
あらためて、グラフィックの力って大きいなと思う。

電動コンポのDi2つけたTTバイクで海岸線を走りたいな。
TTバーの手元のスイッチでスチャッ、スチャッって変速して…。
(他の車がいるようなところでTTバーを握るのはやめましょう。)




TTバイク、いいなぁ…。

2013年08月06日(火) No.651 (自転車(ピナレロ、他))
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