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丸目インプレッサと涙目インプレッサ




ちょっと前の世代の車だが、最近見た画像で思い出したこと。
この世代のインプレッサでは丸目が一番いいと思う。(リヤはどれも…はっきりいって良くない)

しかしこの丸目、出た直後から賛否両論…ではなくて非難轟々、大ブーイングといえる反応だったと思う。
個人的には狙いがわからないでもないが、正直ちょっと強引、こんなことして大丈夫かな、と思った。
色々な人との会話の中でさし障りのない程度に擁護することはあっても、中々賛同は得られなかった。
それにしても、最終版はともかく、中間の涙目は…どうしようもなく不細工だと思う。(好きな方スミマセン)



きっと関係者一同ドキドキしながらも期待して出した新型であっただろうに…、
残念ながらこの丸目インプレッサは想像を絶する不評。
こりゃいかん!とあわててマイナーチェンジ!となったのでしょう。
そこで、内部ではなく外部のデザイナー、先代インプレッサのラリーバージョンなどで
実績のある(少し名の通った)イギリス人デザイナーに依頼することに。



だが、依頼を受けたデザイナーも制約が多くて苦労したんだと思う。
やりようが無い中で元のものとなるべく大きな変化をつけなければならない。
そういった制約の中では、カッコいいとかバランスより、何より
“前のものと違う事”が優先されたのかな、こういうことになるという事は…。
そういう想像をしながら暖かい目で見てもやっぱりこれは、とても魅力的とは思えない…。

こういっては何だが、客観的に依頼する人を間違えた、ということではないかと思う。
モディファイが得意な人と、オリジナルアイディアに冴えを見せる人がいる。

モディファイが得意な人といっても、多くのエアロパーツとかそういうものの事ではなくて…、
例えばレクサスLFAの初期デザインから熟成していったサイドエアインテーク(ドアの下のほう)とか、
リヤビューのまとめ方などを見ると、まったく惚れ惚れするのだが、そういうことをさしています。



これ↑は期待したんだけど、どうやらこのイメージはそれほど残らないで、
普通というか、いつものようになっちゃうみたいで、ガッカリしそう…。




型遅れになってから評価されるようなのって、不憫でちょっといとしい…。

2013年08月22日(木) No.664 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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