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「井原慶子・究極の耐久レースへの挑戦」



NHK BS1スペシャル 「井原慶子・究極の耐久レースへの挑戦」
http://www.nhk.or.jp/bs/special/

井原慶子さん、かなりがんばって、ちゃんといい結果も出していたんですね。
レースクイーン出身という異色の経歴で、ずっと色もの的な扱いをされていた
そうですが、こんなトップカテゴリーで活躍するほどになっていたとは、
大したものです。とても立派だと思います。



彼女がどんなふうに活動していたのかも興味ありますが、
今シーズン彼女がドライブした車は、ローラ・アストンマーチン。
今まさに参考にしている車のひとつですので、それにとても興味があります。



このところの世界的な不況で、ローラ社は残念ながら存続できなそうな状況に
なってしまい、それはもうしょうがないこととはいえ、とても悲しく、さみしいです。
まさか、あのローラまで…という感じです。

この番組、忘れないようにして見ようと思います。(すぐ忘れるから…。)




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2012年11月11日(日) No.317 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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ロータス新型LMP2マシン発表



exclusive the new lotus lm p2
http://www.lemans.org/en/races/24h/update/exclusive-the-new-lotus-lm-p2_9127.html
元トヨタF1(TMG)の空力部門にいた人物が設計、とのことです。
来シーズン向けのものを今発表するというのは、スポンサー獲得のための
プロモーションという意味合いもあるのでしょうね。



CFD(Computational Fluid Dynamics:流体の数値解析)シミュレーション画像。



トヨタTS030の実践モデルのコンセプトを更に徹底して推し進めたような感じです。
TS030の戦績からも、これが正しいアプローチなのだろうと思われますが…、
正直、あんまりカッコ良く見えません。
キャビン後ろの垂直尾翼のような巨大なフィンもそうですが、
前後フェンダーの形がどうにも好きになれません。
せっかくのこの種の車の一番いいところのひとつをぶち壊しているように見えます。
安全のため(宙に舞いにくくするため)にフェンダー上面にあけることになった穴ですが、
どうも効果は期待ほどではないらしいですし、この穴のせいで乱れる気流を少しでも
抑えるため、フェンダーの形がこういうことになっているというのなら…、
やっぱり現行レギュレーションは変えてほしいです。
もう少し別のアプローチでなんとかならないものでしょうか。床下あたりの形状で…。




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2012年10月31日(水) No.294 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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ホンダ関係者、F1復帰を検討中



ホンダ関係者、F1復帰を検討中と認める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120824-00000007-fliv-moto

かつて他を圧倒する大パワーでF1の世界を席巻したホンダV6ターボエンジン。
あの頃のエンジンレイアウト/排気量ともに良く似たものになるようなので、
うまくいくといいなと思います。



それにしても撤退してから復帰の話が出るまで、今回はわりと短かかった気がします。

あの時、撤退をもう1年遅らせていたら、悠々とチャンピオンになれていたかもしれない、
そして、そこに佐藤琢磨選手がいて、日本人初の優勝とか、あったかもしれない…、
そう思うと、つくづく、本当に残念です。



最も好きなF1マシンのひとつ、マクラーレンMP4/5B。
複雑になった今のマシンと比べると、何ともシンプルなカウル形状。
マルボロのカラーリングも、偶然日本の国旗と一致するシンプルな配色。
これが当時のまさしく正統派。 そんなふうに自分には思えます。


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2012年10月26日(金) No.275 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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日産 デルタウイング 米ルマンで5位完走



日産 デルタウイング、米ルマンで5位完走…最後尾の42番手スタートから
http://response.jp/article/2012/10/22/183490.html
http://f1-gate.com/other/nissan_17037.html

先日ひどいことを書いたばかりのデルタウイングですが、
アメリカのレースでかなりいい結果を出しました。
それも、えらい不利な状況からのようです。



結果は想像以上のもので、正直、大したものだと思います。
既成概念のバイアスがかかった目で見た感じよりも、
ずっとポテンシャルは高いのかもしれません。



この開発を今後継続して発展させるのかどうか、まだわかりませんが、
出来ることなら、更に洗練されて競争力を高めたモデルも見てみたいです。
今のままでは(個人的に)素直にカッコいい、とはちょっと言いにくいので…。


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2012年10月24日(水) No.273 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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ミス・インターナショナル:日本代表の吉松育美さん優勝



ミス・インターナショナル:日本代表・吉松育美さん優勝
http://mainichi.jp/select/news/20121021mog00m040051000c.html

同じ日本人として嬉しいです。全く無関係なのにちょっと誇らしくもあります。
大体いつもうこういう大会の日本代表って、
“え?この方が日本代表…、そうですか…。”
みたいな感じで、一般的な日本人の好みとはちょっと違うような気がしてました。

欧米人が考える東洋系の美人、欧米人の審査員受けを考えればそれは戦略的に
間違ってはいないんでしょうけど、それで例え上位入賞とかしても日本人としては
素直に喜べない…、そんなふうに感じていた方も多かったのではないかと思います。



でも今回の方は、どちらかというと日本のちょっと昔の正統派美人女優、みたいな
雰囲気があって、尚且つ立体的で美しく整った顔立ち、メイクによってとても華やかで
派手な雰囲気にもなり、十分欧米人受けもする…、そんなふうに見えます。
こういう人が代表なら、多くの日本人も納得しやすいのではないでしょうか。
少なくとも私は、過去のこの種の大会の日本代表の方々よりもずっと違和感無いです。
彼女の優勝が素直に嬉しく思えます。



で、この日本的な正統派美人。
これ、自分で何かデザインする時によく意識するキーワードのひとつです。
上品で清楚、洗練されていて雑踏の中でもひときわ目を引くような…、
そして初めて見るのにどこか少し懐かしいような、せつなくなるような、
そんな雰囲気が出せたらいいんだけどな…。

いつもそんなふうに思っているもので、今回の華やかな嬉しいニュースに関連して
ちょっと書いてみました。



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2012年10月23日(火) No.270 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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トヨタ TS010、TS020



こういうのばっかり続いててアレですが、ww
トヨタ TS010、TS020。これらもカッコイイと思います。
特にTS020は、前に書いたプジョー905と並んで好きです。
美しさでは905、迫力ではTS020という感じです。
で、これをデザイン(設計)した人は同じ人。アンドレ・ド・コルタンツ。
レーシングカーのデザイナーとしては最も好きな人です。

TS010のカラーリングというかグラフィックは、プジョー905を意識したかのような…
でも、これはこれで美しくて印象的なのでいいです。



TS010の後継TS020は、造形はもうほとんど反則というか…、よくこれで
当時のレギュレーションを通ったものだと、ほとんどあきれ気味に感心します。
これで市販版があるGT カーだって強弁するんですから、全く困ったものです。^ー^;

前年R390GT1をデビューさせていた日産の関係者は、
“去年は自分達が最先端だと思っていたのに、今年はただ生真面目なだけの
古臭いものに見えるようになってしまった…。”というようなコメントを出していて、
TS020の衝撃の大きさを物語っていました。




TS020のカラーリングは、個人的には初期モデルのほうが印象的で好きですが、
もうちょっと違ったもの…、赤白だけでなくもう1色以上加えて、単純にグラフィック
として美しく思えるようなものも見てみたかった気がします。




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2012年10月19日(金) No.262 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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プジョー905、908



このところ、同じような写真が続きますが、今日も。ww
プジョー905と908。これらカッコイイと思います。
特に905の初期モデルに至っては、20年以上たった今でも、
自分の中では美しいレーシングカーの最高峰という位置づけです。
コンセプトモデルかと思うほどのシンプルでクリーンな造形、
未来的と言ってもいいようなモダンなデザインは、グラフィックを含めて
すばらしくハイレベルだと思います。
これで実際に速かったのですから、もう文句無しです。



これは個人的な好みなのですが、この種の車では、ヘッドライトは無いほうが
カッコ良く思えるものがほとんどで、この908でもそうです。まぁ、アウディR18の
バカみたいにでかいのよりは全然マシですが、それでも何というか、“ぶち壊し”
気味に見えます。(←いつもの失礼千万 ww )



905の後継と言える908は、トヨタTS020程衝撃的ではないですし、905ほど
魅力的ではないですが、同時期のライバル(アウディ)よりはやはり好みですし、
プジョーらしいセンスの良さが造形にもグラフィックにも散見されます。
シャープなキャノピー、それを部分的に切り取ったドア(といっても窓に毛が生えた
程度の超小型のもの)のルーフ側のサンシェード処理とか、フロントフェンダー上の
トリコロールとか、色々と惹かれるものがあります。





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2012年10月18日(木) No.259 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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ルマンの夜間走行の写真が美しくてカッコいい



性能はともかく、カッコ悪いとけなしまくりのアウディR18 e-tronですが、
ルマンでは、24時間耐久レースならではの夜間走行があり、
この時のライトをつけた走行シーンとなると、話は別です。
(上の2枚の写真はR18ですが、下の2枚はR15以前のもの。)



アウディは量産車もかなりライトに凝っていて魅力的ですが、
レーシングカーのライトにもLEDライトが使われるようになって、
それがカッコ良く見えて、新しい時代なんだなという思いを強くします。



夜の走行シーンでテールランプが光っていると、
それだけで大体どんな車でもいい雰囲気の絵柄になりますが、
これらの写真は、テールライト、カーナンバーまわりのライトが美しく、
とても印象的です。
車のフォルムはあまりわかりませんし。ww





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2012年10月17日(水) No.256 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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アウディR18 e-tron クワトロ とTS030 Hybrid レギュレーションのことなど



前のエントリーでカッコ良くないと書いたこの2台。
良く見ても、やっぱりあんまりカッコ良く思えません…。
比べれば、トヨタのほうがマシというのはおわかりいただけると思います。
アウディだってカッコ悪くしようと思ってしているわけではなくて(当たり前)、
レギュレーションに沿って、目的を果たすためのコンセプトに沿って、技術要件を
満たして形にしているんでしょうが…、これはあんまりです。(;´Д`)
トヨタのほうがマシに見えるのは、ノーズがスリムでシャープなのと、ヘッドライトの
形状がわりとまとも(カッコいいというほどのものでは…)だからだと思います。



アウディのノーズがこうなった大きな理由は、大きくて重いディーゼルエンジンを
なるべく前に置きたい→人間も前に出る→ペダルなどの足元スペースを確保する
ためにモノコックの前端をあまり細く出来ない→幅広のノーズ(空力的には不利)
ということらしいですが、そうしてでも重量配分を良くしたいのでこれでOK。
見た目?かんけーねーし。ww ということなのでしょうね。(;;´Д`)
それでも、トヨタに比べてタイヤの持ちが悪い(トヨタが1回交換する間に2回交換)
ということは、こうしなかったら、もっと悪かったのかもしれません。



また、近年のこの種のレースにおける大きな問題…、
高速走行中に車が浮き上がって数十メートルも飛んでいくような大事故を防ぐため、
レギュレーションがいくつか変更されましたが、そのひとつ、スピンしにくいように
するため(スピン状態から車が浮き上がる事が多いので、そのスピンを防ぎたい)、
ルーフからリヤにかけて大きな垂直尾翼のようなフィンをつけることが義務付けられ、
これがまず直接的に見た目を大きく悪くしました。
更に、姿勢を乱した時にフェンダーの中にたまった空気が車を押し上げてしまうよう
なので、前後フェンダー上部に穴が開けられました。で、これが空気のスムーズな
流れを阻害するというので、これを少しでも抑えるため穴の前後をなるべくフラットに
近い形状にしておくのが有効…という事で、フェンダーの形状をそのように修正して
今のあんまりスムーズではない形(特にサイドビューで見て)になっているようです。
この2つだけでもサイドビューぶち壊しです…。。(;;´Д`)

悪いことを色々書きましたが、ここにあげたTS030の写真は、アングル、背景、
そして多分ライティングにもかなり気をつかっていて、写真としてとてもきれいで、
カッコ良く見えます。 これで、形自体がもっとカッコ良かったらなぁと思います…。





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2012年10月16日(火) No.253 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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WEC第7戦富士 トヨタ TS030 Hybrid 優勝!



Car Watch 富士6時間耐久レースリポート
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20121014_566069.html

WEC(World Endurance Championship)第7戦 富士で、トヨタ TS030 Hybird が優勝。
良かったです。復帰してその年のうちに優勝することができたわけです。(それも2回目)
F1ではいいとこまろでいっても…、ついに優勝できないまま撤退してしまいましたが、
WECではライバルも少ないし、まぁ元々力はありますので、その力を十分発揮して、
いい車に仕上げてきたということでしょう。
タイヤに優しい(単純にアウディの倍くらい)というのはその一つの表れだと思います。



それに、ドライバーの中島選手もポールトゥウインですから、言うことないです。
彼がドライバーという事でちょっと心配された方も少なくないと思います。(実は私も…)
彼については、レーシングドライバーになった時から、F1ドライバーになってもまだ、
親の七光りとか、色々言われてきましたが、今回のレース結果は元F1ドライバーの
面目躍如と言っていいでしょう。
車も良かったことは間違いないでしょうけど、同じチームのアレクサンダー・ブルツ選手
(彼も元F1ドライバー)などよりも速かったわけですから、普通に称賛に値する立派な
ものです。例えばの話、七光りでチームには入れたとしても、ラップタイムまでそれで
出せるものではないですから、これは正真正銘彼の実力だと思います。
私なども、正直彼を見直しました。今までスミマセンでした…。m(_ _;m



ただ、車:TS030 Hybrid のデザインは…、
事実上唯一のライバル、アウディ R18 e-tron クワトロよりはマシかと思いますが…、
それでも素直にカッコイイとはいいにくい(失礼千万!)のがちょっと残念です。

アウディだってちょっと前まではカッコ良かったし、そのライバルのプジョー908だって
カッコ良かったし、他のマシンもそれぞれカッコ良かったです。
トヨタ TS020は超カッコ良かったし、その前のTS010も良かったのにな…。




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2012年10月15日(月) No.252 (モーターショー、ニュース、レース、その他)
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