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装飾的ではなくて、それでいて美しい



装飾的でなくて、それでいて美しい。
必要なものしかなくて、それ自体が美しい造形をしている。

自分のつぶやき(シロアジサシについて書いた)にいただいたコメントへの返信で
自分で書いたものからあらためて認識したのだが、
こういうことなんだよな、自分が求めているのは、まさに。
更に言えば、比べるものもないほどに…、ということになるかと思うが、それは本当に難しい。



富士山とか、コンコルドとか、ああいうものを見る時に、息を吸いっぱなしになってしまって、ww
吐く事を忘れてしまうほどになるのは、そういう方向の洗練の極みという気がするからか。

だからいつまでたっても装飾的なデザインは苦手なんだろうな…。
でも、クジャクの頭の上の飾りとか、あれはあれでひかれる。
普通のクジャクもいいし、白クジャクも惚れ惚れする。
これは共感というよりも、自分に無い(思いつく事が出来ない)ものへの憧れに近いのかもしれない。
アカハシネッタイチョウとか、いくつかの鳥の長い尾羽にもひかれるが、
これはシロアジサシに似てるし、その中間か…。

クジャクの事は普通に幼いころから知っていたが、あの頭の上の装飾を認識したのは
大人になってから。それも結構な年齢になってからだったと思う。
シロアジサシに至っては、その存在を知ったこと自体が最近だ。
はぁぁ、何とも美しい鳥がいたもんだな。シンプルに洗練されていて、ここまで美しい…。
何か非常に共感のようなものを感じたのだが、その時はその理由がわからなかった。

で、さっき、上の車の画像を見て気がついた。
白いボディと真っ黒な目…、両者が似たものに見えたのだ。 (←オメデタイ自分 ww)
シロアジサシの画像を初めて見た時に感じた心地よさは、
自分が作りたいものに非常に近いものを見た気がしたからかもしれない。
そんなことに今気がついた。





白い羽、真っ黒な目、無駄なものが何もなく美しいシロアジサシ…。

2013年02月08日(金) No.414 (車以外のデザイン、Webデザイン、他)
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