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クレイモデル進行状況 3月26日 初回プレゼン 追加写真


クレイモデル進行状況 3月26日 初回プレゼン



前回の状態とあまり変わり映えしないようにも見えますが、
細部が形成され、面質も整えられています。

事前にお願いしておいた、タイヤの外形で切り抜いた合板をお客様がご持参ください
ましたので、(得意のレーザーカッターを使ったもので、すごくよく出来ている)
それの外周部を黒く塗って、データから作ったホイールのグラフィックを貼りつけて…、
地面に相当する高さに合板を置いて、なるべく実車のイメージがつかめるようにしました。
わりとそれっぽく見えると思います。



このクレイモデル自体は大変気に入っていただけたようで、
特に形状的な修正等のお話は出ませんでした。
ものすごくカッコいい、実車になるのが待ち遠しいというようなことを言っていただき、
安心しました。素直に嬉しかったです。

それは良かったのですが、
最終的な仕様確認を色々やって、シャシー製作と今後のスケジュールなど、
まだ越えなければいけない山がいくつもあることを確認して、
みんなで、うーん、なかなか大変だなぁ…という共通認識を持ちました。^ー^;
カラーリングとか、エンブレムとかもあるし、まだ色々あります。





プレゼン、喜んでもらえて良かった。

2013年03月28日(木) No.465 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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クレイモデル進行状況 3月21日時点



クレイモデリングが進んでクレイの表面が仕上がってくると、これらの写真のように
ツヤが出てくることがあります。表面が滑らかに仕上っている証拠のひとつです。



丁寧にやる場合は、このクレイの表面に特殊なフィルムを貼ってリフレクションを見て、
その様子から面質を確認し(ハイライトチェックなどという)、微妙な修正を加えたりする
のですが、今回はそこまではしません。



もう少しディティールを仕上げて、明日(もう今日ですが)のプレゼンというか、
初回チェックに臨みます。喜んでもらえるといいな…。




多分大丈夫だと思うけど、プレゼン前はそれなりに緊張…。
2013年03月26日(火) No.460 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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クレイモデル進行状況 3月19日時点 追加写真


クレイモデル進行状況 3月19日時点



クレイモデリングが本格的に始まって、一気に形が見えてきました。
Nさん、仕事速い!さすがだな。

あらためて、これくらいのサイズ(全長:4600mm強)の1/1は大きいなぁと思います。
作業をしやすくするために高さは上げてありますので、車高の間隔はいまいち
わかりませんが、数値的には1m強ですので、実際に地面に降ろしたらかなり
低く感じると思います。その辺も本物のLMPカー並みです。



クレイモデリングは基本的にまず左側半分を大体の形にして、これでOKとなったら、
3次元測定機を使って要所を測定し、その数値を右半分に反映して造形して行きます。
これを反転作業といいます。
(左右で別の形を作って、鏡を使って2案として見せる場合もありますが、今回は
そういうことはしません。)

この作業、CADデータをPCのモニター上でミラー反転、でサクッ!
と出来たら…、どんなにいいかといつも思います。
そう遠くない将来、そうなるかもしれないですが、この作業に限らず、
スキルの高い人の作業は見ていて気持ちのいいものですから、
無くならないでほしいような気もします。





だんだん形になってくる…。

2013年03月25日(月) No.457 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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クレイモデル進行状況 3月15日時点



フロントスクリーンの位置が決定しました。
大体いいところにおさまったと思います。
クレイの荒盛りもスタートしています。



このスクリーン、ほんとにカッコいいなぁ。
“本物”なんだものな、これ。
ここだけ見るとジェット戦闘機みたいにも見えますね。




だんだん形になってくる…。

2013年03月24日(日) No.456 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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クレイモデル進行状況 3月14日時点



クレイ荒盛りのベースができたところでフロントウインドシールドというか、
キャノピー状のスクリーンを載せて位置を合わせてみます。

これに合わせてルーフ、キャビン後半部分を滑らかに造形します。
サフェースデータとは若干の違いが出てくるはずですが、そこは現物優先です。

このスクリーンは某ワークスのLMPカーのものと同じ形状(モノ自体が同じ)で、
全面投影面積の小さい、非常にいい形状をしています。
フロントスクリーンのことで色々悩んでいたのですが、これをお客様があるルートで
入手され、この車用に使えることになったのはラッキーなことでした。

このスクリーンは、専門の業者でハードコート処理をしてあります。
  ↓
ポリカーボネート樹脂成型・ハードコートの株式会社動研
http://www.doken.biz/index.php



合わせてみると…、案の定合いませんwww
3次元測定機とか、最新のカメラを使った形状測定機とかを使ったのならともかく、
私がお客さまと一緒に自分でボール紙を切ってガバリをとって、そのラフな情報
から作ったサフェースデータですから、まあ大体こんなもんでしょう。^ー^;
想定内ソウテイナイ…。

で、どうするかですが、スクリーンをわずかに傾けたり、後ろに移動させたりして、
落としどころをさぐって、“いいとこどり”で位置決めです。
内側のメインフレーム(今はまだありません)との干渉だけには注意をして。

このスクリーンが載ると、ぐっと完成形が見えてきます。嬉しくなります。





形になるのが待ち遠しい日々…。

2013年03月24日(日) No.455 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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クレイモデル進行状況 3月13日時点



5mm厚のベニヤ合板で組んだクレイモデル用中子。
X,Yのピッチはどちらも100mm。
形状的に中途半端というかきわどいというか、クリティカルなところだけ、
イレギュラーなピッチ(より細かい)にしてあります。

これは正規のサーフェイスの−10mmオフセットで(小さく)出来ていて、
この表面にクレイ(工業デザイン用粘土:粘土と行っても成分は全て化学合成)
を手作業で10mm強盛りつけて、造形作業の下準備ということになります。

盛り付けたクレイの表面を専用の工具を使って削り、狙った形状に仕上げていく、
この作業のことをクレイモデリングと呼ぶわけですが、クレイモデルといっても
中まで全部クレイではなく、あくまで表面に近い数ミリから数十ミリです。
(全部クレイにしたら重いしもったいないし…、色々問題なのでしません。)



合板を組みあげたままではクレイを盛りつけられませんので、間を何かで
埋めるようなことをしないといけません。
普通はもっとピッチが荒くて、合板の隙間にウレタンフォームなどを入れて、
表面をザクザク削って、大まかな形にして、その表面に樹脂を塗って固めて…
とやるのですが、今回はお客様の工場にある設備:レーザーカッターを使って、
それもフル活用して、なるべく手っ取り安価にできるようにしたい、ということで、
こんなピッチで沢山のベニヤ合板を切り出して組んでいただきました。

合板同士の間の隙間は樹脂を予めひたしたファイバークロスをバサッとかけて…
などと大雑把に考えていましたが、それだけではやはり心もとないということで、
製作をお願いした経験豊富なモデラーが色々考えてくれ、事前の処理として、
要所にワイヤーを張ってピークを再現し、その上から伸縮性のあるネットを張り、
全体を覆うことにしました。



まず、ボディにいくつかあるピークラインやノッチラインを再現するための細い
ワイヤー(写真で白い糸のように見えるもの)を合板のピーク、ノッチ同士を
結ぶようにひきまわし、固定していきます。
全体を覆うネットは目が細かくてすこし伸縮性のある丈夫なものです。
これを上からかぶせて固定し、更にその上からFRPを1プライ。
これが硬化すれば、正規のボディサーフェイスから10mm弱内側にオフセットした
面が出来ます。ここにクレイを盛り付けて、クレイの荒盛り状態となります。


うまくいくといいなと思いながら進めた工法ですが、比較的シンプルな作業
(手間がかからないというわけではなく)で形状の再現性が高く、結果として
今回はうまくいったのではないかと思います。
ウレタンを使ったほうがいい場合もあるでしょうが、データがあって、レーザー
加工機もあるのなら、中子の製作方法の合理的な選択肢になるなと思いました。
昔の手鈑金の頃の合わせ用の木型のようにも見えて、魅力的でしたし。





新たな手法を試す時は、うまくいくまでいつもドキドキ…。

2013年03月23日(土) No.454 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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ランボルギーニ ヴェネーノ 2013 ジュネーブ 追加




この車、自分としては顔つきが一番気に入らないです。
これで、もう少し控えめというか、涼しそうな顔つきだったら、
結構好きなデザインだったかもしれないなとさえ思います。



ですが、ディアブロやムルシェラーゴにド派手なカスタムペイントを施すような
方々にはこういう顔が受けるのかもしれません。
という事は、マーケティングとしては正しいわけですね。




どんなデザインでも顧客に支持されなかったらおしまいですものね…。

2013年03月22日(金) No.453 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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ランボルギーニ ヴェネーノ 2013 ジュネーブ



【ビデオ&フォト】ランボルギーニ、創立50周年記念の限定生産スーパーカー「Veneno」を公開! - Autoblog 日本版
http://jp.autoblog.com/2013/03/05/lamborghini-veneno-unveiled/

Overview < Veneno < Special and limited editions < Models < Automobili Lamborghini S.p.A.
http://www.lamborghini.com/en/models/concepts/veneno/overview/

Lamborghini Veneno | diseno-art.com
http://www.diseno-art.com/news_content/2013/03/lamborghini-veneno/

わずか3台だけの生産で価格は300万ユーロ(約3億6,300万円!)とのこと。
技術的な意味がある無しに関わらず大げさでメカメカしいガンダムチックなデザインで、
良くも悪くもランボルギーニらしいというか、子供っぽいというか、そんな感じです。

カウンタックで何回か行われたマイナーチェンジのように、付加物による迫力増大の
手法がどんどんエスカレートして、もうやりたい放題というか、この方向に行くしかない!
で、行きつくところまで行きついてしまった。そんな感じさえします。

凝ったディティール満載で大迫力。特にリヤビュー、サイドビュー、プランビューは
その良さが出ていて魅力的にも見えますし、同社の顧客達の好みを理解していて、
その方々のモノ欲を強く刺激しそうです。



ですが、それでもその衝撃の大きさはカウンタックには及ばず、開発陣があがいて
いるようにさえ見えます。

以前、やはり限定車のレヴェントンとイタリア空軍のトルネード戦闘機:A200-Aと
競争(?)するという動画を見たのですが、これがどうにも…、
かたや空を3次元に飛行する航空機と、ただ地面をガーっと走るだけの車。
見るだけ損というか、戦闘機と比べたらどんなスーパーカーもちゃちなものに見えて、
急に魅力のないものに思えてくるという、なんとも悲しい内容にガッカリした覚えがあります。
その後、アヴェンタドールLP700-4と戦闘機:F-16で同じようなことをやっているのも
ありましたが、やっぱりなぁ…な内容でした。
まぁ、比較するのに無理がありますよね、最初っから。

Lamborghini Aventador vs. F16 Fighting Falcon
http://www.youtube.com/watch?v=2ZTd1E5frDQ




次の量産モデルは、もうこの方向から抜け出して、新しい方向に進化しないと
やりようが無いんじゃないかと思うんですが…、心配シンパイ…。

これがわずか3台の限定車ということから考えて、もしかしたらですが、
この方向の極めつけというか、最高峰としてこれを作って、
少ないけれどもちゃんと売って、一応の決着として、ww
次からはまっとうな進化をしたモデルを企画している…、とかならいいのですが、
まぁ余計なお世話ですね…。





もしかしたらこの手のデザインの最後のモデルかも…。

2013年03月22日(金) No.452 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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フェラーリ ラ・フェラーリ 2013 ジュネーブ 追加



ちょっと興味深い写真があったので追加です。

開発途中の雰囲気を見せるためのクレイモデルが展示されているのですが、
これを見るとサイドの大きなえぐれが市販版と異なることがわかります。
きっとデザイナーはこっちがいいと思ってたんじゃないかなぁ…と思います。
本当のところはわかりませんが。

クレイモデルと比べると、市販版はここがちょっと“ダルイ”印象です。
比べてみなければそんなこと思わなかったんですけど。



いろんな所がガバッと開いていいですね。リヤカウルはリヤヒンジなら
もっと良かったのに…と思う人、多いんじゃないかなとは思いますが、
これでも十分カッコいいですよね。

ただ、ホイールは何というか、どうでもいいくらいにあっさり、です。
もうちょっとありがたそうなデザインにしても良かったんじゃないかと思います。



インテリアもちょっと残念というか、最近のフェラーリの流れですが、少なくとも
個人的にはそれほど魅力的には思えません。 特にメーターグラフィックと
センターコンソールのスイッチまわりの造作はちょっとなぁ…と思います。


冒頭で“クレイモデル”と書きましたが、以前NHKの番組でピニンファリーナを
とりあげていて、その中で、当時デザインディレクターだった奥山さんが、
「イタリアではクレイモデルは使わず、もっと硬いものを使う。〜 その彫刻に
対するかのようなアプローチが独特の緊張感を持って…」というようなことを
おっしゃっていましたので、これもクレイではなくワーカブルなどの硬いものかも
しれません。ま、写真で見るにはどっちも同じような色で良くわかりませんけど。





気になるモデルの開発経過、とても興味深く、楽しめる。

2013年03月20日(水) No.451 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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フェラーリ ラ・フェラーリ 2013 ジュネーブ



Ferrari Pininfarina Sergio Concept | diseno-art.com
http://www.diseno-art.com/news_content/2013/03/ferrari-laferrari/

フェラーリ、ラ・フェラーリを世界初公開 【 carview 】
http://www.carview.co.jp/news/5/181546/

フェラーリの新世代フラッグシップ、ラ・フェラーリ。
もういろんな所で紹介されていますが、遅ればせながら。

458を進化、洗練させて迫力倍増したようなスタイリングは、古くからのフェラーリファン
からは批判的な意見も多くあるようですが、すごくカッコいいという声も多いです。
私は、顔つきとお尻が好みではありませんが、(何だか偉そうですが… ^ー^; )
全体的にはかなりいいと思います。少なくとも、ENZOの第一印象よりもずっといいです。



特にいいのはサイドビュー。
大胆なえぐりが全体の造形にうまくインテグレートされて、とても魅力的です。
ふくよかで滑らかな曲面同士の組み合わせ、その両者の相関で出来る
シャープエッジ、鋼板やアルミのプレスでは絶対にできないような造形に、
いいなぁこんなことが許されて…心からそう思います。

キャビンの、フロントウインドシールドからルーフへのつながりも滑らかで、
全体的に未来的、これらだけでもENZOよりもずっと洗練されていて美しいです。

フロントエンドは最近のF1のハイノーズを意識したかのようなことになっていますが、
ここはもう少し低く抑えてほしかったです。
形状的にも、シャープなところはいいのですが、やや薄っぺらで“間が持たない”
ようなところがあって、もったいないなと思います。シャープな感じは残したまま、
もうちょっとタイトで引き締まった凝縮感のようなものが欲しかったです。

ヘッドライトは最近の同社のトレンドですが、これもそんなにいいとは思えませんし、
フード上のエアアウトレットも、もうちょっとどうにかならなかったかと思います。



リヤまわりももっとすっきりまとめてほしかったです。この手の丸型でずっといくのなら、
2灯式よりも4灯式のほうがいいんじゃないかなと前から思っていて、この車を見ても
やっぱりそう思いました。
本当は、丸型4灯式/2灯式にこだわらず、もっと先進的で魅力的なもののほうが
いいと思いますが、348でそれを試みて、次の355であっさり元に戻しちゃったことも
あるくらいで、いろいろ難しいものがあるのかもしれませんが…、こういうことに
引きずられると、悪い意味でポルシェ911シリーズのように、デザインの可能性を
狭めてしまうことになりかねないので、そうはならないでほしいなと思います。






色々言いたくなるのは気になる存在だから。カッコ良くあってほしい。

2013年03月19日(火) No.450 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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イタルデザイン ランボルギーニ パルクール 2013 ジュネーブ



Italdesign Presents Lamborghini V12-Powered Parcour Coupe and Roadster Crossover Concepts - Carscoops
http://www.carscoops.com/2013/03/italdesign-presents-lamborghini-v12.html

イタルデザインの作ったコンセプトカー、ランボルギーニ・パルクール。
なんだかちょっとマルツァル(Lamborghini MARZAL 1967 Bertone)の
雰囲気が感じられ、ひかれました。

個人的にSUV系はあまり好きではないのですが、ちょっと懐かしい感じもして、
でもちょっと残念な感じもして…、複雑です。



まぁ、モチーフがマルツァルかどうかは別にして、^ー^;
ランボルギーニのイメージをキープしてSUV的なアプローチで新しいカテゴリーの
車を形にしてみた、ということだと思うのですが、それはその通りに見えます。
フロントビューなどかなり魅力的に見えます。

ですが、リヤまわりはちょっと、やや中途半端な感じで…、
今ひとつまとめ切れなかったかな、というように思えて、
惹かれるものがある分、ちょっと残念です。





イタルデザインはもうあまり派手なのはやらないほうがいいように思う…。

2013年03月18日(月) No.449 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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KTM X‐BOW GT(クロスボウGT) 2013 ジュネーブ




【ジュネーブモーターショー13】KTM の軽量スポーツ、X‐BOW に GT…ウインドスクリーンを装備 | レスポンス
http://response.jp/article/2013/02/28/192476.html

KTM X-BOW - 諸元 & ラインナップ
http://www.x-bow.jp/2.html

うーん…、この切り立ったウインドスクリーンは、いくらなんでもないんじゃないかと…。
元々想定していなかったものですから、つけられただけでもがんばったと言えるのかも
しれませんけど、ちょっとあんまりな見た目じゃないでしょうか、これ。



現行のラインナップで一番安いので800万円台。高いのは1100万円台。
そこから考えると、このスクリーン付きは1000万円前後するんでしょうか。
いいと思って買う人がいるから成り立っているんでしょうけど…、安くないですね。





こういう車を企画して売れるというだけで大したものですけど…。

2013年03月05日(火) No.446 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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eneloop ロゴデザイン変更



エネループのロゴデザインが変わることになって、残念に思う人が多いようで、
色々なブログや掲示板でそういう意見を見ます。ネタにしてコラで色々遊ばれてもいるようです。
新しいものはeneloopロゴが小さくなり、かわりにPanasonicロゴが大きくあしらわれています。
Panasonicも悪いわけではないと思うのですが、これは確かにちょっとかわいそうというか、
パッと見でどういう素性の電池か(充電できるのか普通のか)わかりにくいし、
グラフィックデザイン的に見れば、どちらかといえば改悪と言えそうです。



吸収合併されたSANYOのブランドがこういう扱われ方になるのはしょうがないのかも
しれませんし、かつてはそれで良くなったと思える例もあったのですが…、
私が良くなったと思ったのはポータブルカーナビの雄、Gorillaです。
性能的には非常に優れた製品を多くラインナップしていたGorillaで、実際にこの種の
カーナビの中では一番人気だったのではないかと思います。
ですが、そのゴリラという語感とロゴが嫌だから買わないという人が結構いたのは事実で、
私自身、ロゴが変わってからの製品を見て、これならいいなと思って買った一人です。



(上の製品画像、左上にごく小さく目立たないようにGorillaロゴがあります。)
まぁ、これは単に目障りなもんを消して(目立たなくして)くれたということですけど… ww

eneloopの場合は、新型のロゴが残念なことになったから買わない、という事にまでは
ならないかもしれませんが、まぁ残念なことは残念です。





どうせ買うならグラフィックもお気に入りのがいい…。
2013年03月04日(月) No.445 (車以外のデザイン、Webデザイン、他)
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アルファロメオ 6C スポーツクーペコンセプト 2013 ジュネーブ



Designer Dreams of Alfa Romeo 6C Sports Coupe Concept to Rival Mustangs and Stingrays - Carscoops
http://www.carscoops.com/2013/02/designer-dreams-of-alfa-romeo-6c-sports.html

フロントバンパー下半分のグニャった造形以外は大変いいと思います。
サイドビューもリヤビューも、とても好みです。
特にリヤクォータービューは初期のバイパーとか、よりクラシカルなFRハイパワースポーツ、
例えばデイトナコブラとか、フェラーリ250GTO、ジウジアーロの手掛けたイソやビッザリーニ…、
そういったものを彷彿とさせる車高の低さとボリューム感、迫力があってとても魅力的です。
このロングノーズのプロポーション、前後フェンダーの豊かなふくらみと絞ったウエストは
最近のアストンマーチンなどとも共通のカッコ良さだと思います。



ヘッドライトが小さめ(というか極細)なのも個人的にはストライクです。
顔がでかいのはどうしても好きになれません…。

あまりいいと思えないフロントバンパーの下半分の造形(これは、リヤにもこのテーマを
無理やり繰り返そうとしているようで、ちょっと見消化な感じ。)は、この車の場合、
ただうるさいだけの余計な造作に思えるのですが、ごく薄いヘッドライトとともに、
同じアルファのコンセプトカー、2uettottanta (デュエットッタンタ)の流れなのでしょうね。
あれはあんなに魅力的に見事にまとまった惚れ惚れするほカッコいい顔つきなのに、
こっちはちょっとだけ残念です。



でも何よりプロポーションがいいです。この6Cの前に発表されていた8Cも4Cも、
ずんぐりしたプロポーションで、正直なところ、雑誌などでもちあげられるほどにはいいと
思えませんでしたが、これは本当にいいんじゃないかと思います。
早く現物を見てみたいです。東京のショーに持ってきてくれたらいいんですが…。






フロントバンパーだけでも作り直したいな…。

2013年03月03日(日) No.444 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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クレイモデルの中子(コア)追加写真



このブログでは一度にたくさんの写真をアップできないので、分けます。
今後この車専用の開発日記的なページを設ける予定ですが、
今はまだ構想の段階なので、とりあえずここで随時進行状況を公開していこうと思います。







専用ページ作るまで今しばらくお待ちください。

2013年03月02日(土) No.441 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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クレイモデルの中子(コア)到着



昨日、クレイモデルの中子(コア)がイケヤフォーミュラさんから到着しました。
実際に製作にあたった方が積載車を運転して持って来てくれました。遠路お疲れ様です。
朝早い時間に栃木県鹿沼市を出発したのに、強風(春一番とのこと)のせいか、
東北道では事故が頻発したようで、途中3回も事故渋滞にはまり、神奈川到着は
1時間以上遅れました。こんなの積んでたら神経使うだろうし、さぞ疲れたことと思います。



積載車に備え付けのウインチをつかって慎重に積載車から降ろして工場に入れます。
幅が広くて低くて抑揚がある…。
実際の車高よりも100mm程度高いのですが、
それでも、原寸大のボリュームを目の前にするとそう感じます。

高さも幅もギリギリまで絞り込んだノーズのせいか、フロントフェンダーの大きさが際立つ。
本物のLMPカーと同じ形状のキャノピーとそこから後ろに伸びるスリークなキャビン。
フロントフェンダーからエアをサイドに流すための十分なスペースをとって、必要最小限の
大きさに抑えたサイドポンツーンは、その前側に2枚のエアガイドフィンをつけた状態で
早く見てみたいです。
太いタイヤを履かせるためボリュームのあるリヤフェンダーと、サスペンションのアッパー
アーム可動域ギリギリまで下げた低いリヤカウル一般面。ここにもリヤウイングをつけた
状態で、こっちも早く見てみたいww

まだこんな骨のような状態なのに、1/1で見るとこう色々考えてしまます。
自分はもう半年以上この形をモニター上で見ていて、見慣れてしまっているわけですが、
他の人の目にはどう映っているのでしょう。



レーザーカッターによる切断面の焦げた薄い合板が思いのほかいいです。
切断面にバリやささくれの類が無く、それだけで洗練されて見えます。
通常、この段階では開口部やウインドーグラスの外周部などの情報がわかりにくいものですが、
今回はレーザーカッターを使い、パーティング部分に小さな突起状の形状を残してもらったので、
どこにどういうラインが入るのか、ある程度わかり、作業のしやすさにつながります。

3DデータからX-Z断面、Y-Z断面それぞれのデータを出力し、その断面データ(線図)を使って
レーザーカッターを動かし、比較的薄手のベニヤ合板をカット。そしてそれらをX-Yで交差する
ように組み合わせ、スチール角パイプで作ったフレームに載せて固定…。
レーザーカッターを活用して合理的な作り方を、ということで今回はこのような作り方をしたの
ですが、これは案外いいやり方かもしれないと思いました。

これにネットなどをかぶせ、更にFRPをかぶせて下地として、その上にクレイを10mm程度
盛りつけて…、そこからクレイによる造形作業となります。

いよいよ1/1スケール:原寸大のモデリングがスタートします。





いわば骨組みだけの状態。それでも嬉しい。

2013年03月02日(土) No.440 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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急ぎの仕事を終えて



急ぎで頼まれた仕事を一昨日の朝、仮納品した。
そこに間に合わせるために、ひとつ仕事を断り、更に徹夜になってしまった。
これくらいの年齢になると徹夜するとその疲れが何日か抜けなくて困る。
だから今日も体のあちこちが腫れぼったいような痛いような感じでだるい。ww

この大急ぎの仕事は、プロジェクトのなかばで助っ人的な立場で関わることになったもので、
依頼者もプランの詳細を明確にするまでには至っておらず、こちらに要求されていることを
完全に理解できているか自信が持てなかったし、どんな状態が納品レベルなのか判然としない
ので、とにかく先回りして可能性のあるアプローチをを色々検討して、見込みの無さそうなものを
つぶしていき、現時点での落としどころというか、選択肢のおすすめというか、まぁそんな感じで
なんとか形にして仮納品した。今の時点であまり重要と思えないところはやっつけ気味で。

やりたい事、目指すものが明確でなくても、何かしら形になってくれば、誰にでもいい悪いが
わかりやすくなる。出来上がったものに文句つけるのは誰でもできる、というのはそういうことだ。
そういうものだから、仮納品したデータを見てもらって、要求に対して勘違いしているところや、
修正を加えたいところがあれば対応しますので、ということにして指示を待った。



結果は、
“十分目的とした事が出来ている、というかそれ以上になっているのでとてもいいです。
随分無理をお願いしたと思うのに、こんな短時間で良くやってもらって、本当に助かった。”
とのことで、その時点で納品完了、(とりあえず現段階での)無罪放免となった。ww

こんなふうに、やっていることについて良く理解してもらえて、評価までしてもらえるのは
実にありがたい。出来ることならそういう仕事だけしていたいと思う。

だが、モノの売れる売れないは、それを作り上げるのにどれだけのスキルと労力を要し、
どれだけの情熱を注いだか、などという事は一切関係なく、単純に買う側にとって代金に
見合った価値があるか無いかでしかない。厳しいがそれが現実。

それはそういうものだから受け止めて対応するしかない。
それは(しょうがないので)いいとして、困ったことになる多くは原因はその“中間”の存在。
毎回というわけではないし、困らされ方も色々だがww まぁ困るたび、なるべくそこを
“ダイレクト”に出来ないものかと思う。
今年はおそらく勝負の年になるので、こういう面でも何らかの道筋をつけていきたい。







出来上がったものに文句つけるのは誰でもできる、ほんとにそう…。

2013年03月01日(金) No.437 (CG、スケッチ、デジタルモデリング、仕事)
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フォルクスワーゲン ゴルフ GTI 市販モデル 2013 ジュネーブ



2014 VW Golf GTI Revealed in Production Guise, Available in 220PS and 230PS Trims - Carscoops
http://www.carscoops.com/2013/02/2014-vw-golf-gti-revealed-in-production.html

【ジュネーブモーターショー13】VW ゴルフ 新型、GTI の市販版登場…230psターボ搭載 【 carview 】
http://www.carview.co.jp/news/5/181167/

昨年(2012年)秋のパリモーターショーにコンセプトモデルが出品された新型GTIの市販モデルが
ほぼそのままの見た目と内容で公開されるようです。

スッキリしてて大変好みです。
先代のゴルフも良かったですけど、更にシャープでクリーンな雰囲気で、清潔感すら感じます。
白がイメージカラーっぽいのも個人的に好みです。
ヘッドライトの中が黒っぽいのもお気に入り。



ただ、ものがいいのはわかりますが、それにしても高いと思います、価格が。
そして、何よりもインテリアのつまらなさはいかんともしがたいです。
作りはいいんでしょうが、見た目のお楽しみがほとんど無い…。
何だかここだけ2世代くらい古いもののようにさえ思えます。
VW各車はずーっとそうなんですが、これをいいと思っているのかな、開発陣は。
機能的であればいいというのかもしれませんが、もっといい雰囲気で機能的に優れた
ものも普通にあると思うんですけど…。



とはいえ、やっぱりエクステリアの魅力は大きく、路上ですれ違うとハッとします。
2Boxでこれだけ好みのデザインのものってそうそうないかもしれない…。
高速を長時間ドライブする時なんか疲れにくくて良さそうですし、
余裕があったら欲しいと思います。(←無いですナイデス ww)






日本車も(デザイン的に)これくらいのものは出してほしい。

2013年03月01日(金) No.434 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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