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哀しみの きな粉もち  2005/02/05(土)
殺人事件がありました  2005/02/04(金)
南フランスのリッチマン Vol.7  2005/02/03(木)
南フランスのリッチマン Vol.6  2005/02/02(水)
手足が暖かい(暑い)人間です  2005/02/01(火)
南フランスのリッチマン Vol.5  2005/01/30(日)
このにおいが好き  2005/01/29(土)
南フランスのリッチマン Vol.4  2005/01/28(金)
南フランスのリッチマン Vol.3  2005/01/27(木)
自分の余命を知りたいと思う  2005/01/26(水)


哀しみの きな粉もち

ちょっと、昨日の日記が
あまりにシリアスだったので、
今日はこういうのを…。

Mixiで仲良くして頂いている方の
日記にインスパイア(笑)されて、
この写真を思い出しました。


拾いものではありますが、哀しくもインパクトのある写真だと思います。
この方が、どんな気持ちでこの写真を撮影したかと思うと、涙なくしては見れません。^^;

私の持ってるノートPCと兄弟らしき機種(IBM Thinkpad シリーズ)なのが、またぐっと来ます。
Date: 2005/02/05(土) No.99
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殺人事件がありました

 今日、うちの近所で殺人事件がありました。
近所といっても、うちの海側の坂の下にある家で、隣といってもいい距離の、
毎日、自然と目に入る家です。 事件が起きたと思われる時間帯には、
私は家内と食事をしていました。ごく普通に、平和に。

 しばらくして、第一係の刑事が聞き込みに来ました。
色々とお話をしました。あんまりわかることはないのですが、出来る限りお話しました。
こんなこと関係ないだろうけど、と思うようなことも、何か役に立てばと思って話しました。
 最後に刑事は、お願いとして、と断りながら、
“被害者のプライバシーにも関るので、今お話したことを含めて、なるべくマスコミの取材には
応じないようにして頂けますか?” とのこと。
私もそう思うところがあるので、そうしようと思います。

 そのすぐ後から、案の定、マスコミの取材申し込みが、直接と、電話と、いくつもありました。
“警察から、こう言われていますので、取材には応じられません。”
と言っても、それでも、引き下がらない方ばかりで、いい加減腹が立ってきます。
“私も仕事ですので…” なんていう女性記者も複数います。
(こういう時、女性のほうが、良くも悪くも職務に忠実です。)

 私は以前にも、マスコミの対応に不信感を持ったことがあり、
ますます、きらいになりつつあります。

 言論の自由とかを振りかざして、ある種の暴力を振るうのはやめてください。

それで、傷つく可能性がある人のことを考えてください。

あなたの職務に忠実であるよりも、どうか良心に忠実でいてください。
Date: 2005/02/04(金) No.98
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南フランスのリッチマン Vol.7

 イベントも何日かしますと、また車がいたんできます。
すぐどこか悪くなるんですよ。コンセプトカーとかショーカーって。
大体、ランニングプロトって言ったって、やっと走るっていうくらいのものでしかないんですよね。
ほとんどの場合。 ボディが金属じゃないので、傷が付きやすいのは当たり前だし、
塗装はえもいわれぬ美しいものですが、塗膜はやわらかく弱いです。
パワートレインもショックが大きくなって、だんだんと、“大丈夫かおい?”ていうくらいに
振動が出てきますし。

 バッテリーも良く上がります。このときもそうでした。どうやら、オルタネーターがちゃんと
仕事していないようです。 オルタネーターっていうのは、エンジンの回転をちょっと分けてもらって、
発電して整流して、バッテリーに充電してくれる機械です。 解説はいいって…。
 バッテリーがいよいよ、ダメだこりゃ状態になってしまいましたが、充電するにも、数時間かかるし、
どうしたもんかいと思っていると、オーナーから助け舟が。
 オーナーの、いつも乗ってる車からはずして持ってくるから使いなよ、とのことです。ありがたや。
いつも乗ってるのって、たしかベンツのSクラス?あれかい。



あんなでかいの(車もでかいがバッテリーもでかい)入るかな?と思いましたが、
そこは何とかメカニック氏ががんばってくれて、めり込ませてくれました。
さすが、パンいっぱい食って力をつけています。^^
 でも、なんか、とても申し訳なったです。私達としては。
オーナーは本来そんなことまで面倒見るような約束では無いし、
何より、自分で普段乗る車からはずして、持って来てくれたんです。 あぁ、すまなんだ…

 オーナーの暖かい協力のおかげで、雑誌記者たちの試乗も無事に進み、みんなのお楽しみ、
特別おいしいランチの時間になりました。 ガレージで、私達がイタリア組を待っていると、
なにやら淡いこんじきの車が…。
オーナーが、かわいがってる犬を乗っけて、別の車でやってきました。
シャンパンゴールドのアストンマーチンV8です。





 かつてフェラーリなどとも戦った、勇ましくも格調高い、そして由緒ある、
伝統のブリティッシュV8エンジンの咆哮に聞き惚れながら、
“ああ、これが彼の週末用の車(のひとつ)なのね。
普段乗ってる車がSクラスだけじゃないだろうとは思っていましたけど、
こういうのも、持ってらっしゃるわけね。そうですよね…よくお似合いです。”
そう思いました。
たしか、新車価格は、同時期のベンツなんかよりも全然高くて、
フェラーリの一番高いの(BBの前のフラッグシップ)よりも高く、
ロールスロイスなどと同じくらいだったかと思います。

 ややあきれたような、うらやましい気持ちで、しげしげと、抜群のコンディションに保たれた
その貴重な車を眺め回しました。 インテリアは明るいブラウンの本皮。
おそらく上質なコノリーレザーでしょう。近年張り替えたのか、とてもきれいでした。



 そんなのを見てますと…、
バッテリーを貸していただいたのは確かにありがたかったのですが、
別にあのベンツSクラスが動かなくても、あなたは全然困らない…、
そうですよね、と、すこーし、すまなんだの気分が薄れていくのでした。^^;
Date: 2005/02/03(木) No.97
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南フランスのリッチマン Vol.6
 さて、オーナーこと、南フランスのリッチマン氏の
あまりのリッチぶりに、あきれたさまを書いている^^;
この日記ですが、今回はオーナー抜きのお話です。

 オーナーの小さいお城:自宅の小さいほうの
ダイニングでのおいしい昼食の最後は、
デザートです。ケーキっぽいのや、アイスクリーム、
フルーツなどが出てきます。


 

それらはもちろんおいしくいただけるのですが、食後に飲むコーヒー、その彼らの飲み方が、
日本から行った私を、ちょっと驚かせてくれました。

 私は普通、コーヒーにはミルクを入れて飲みます。砂糖は、以前は入れていたこともありましたが、
本当においしいコーヒーの味を楽しむには邪魔な気がするのと、飲んだ後、
口の中がさっぱりしないので、やめました。
それで、“ようやく俺も大人っぽく飲めるようになったぜ、ふふ。”と思っていました。 
恥ずかしいですね、いなかもんは。^^;

 ですが、ここでの彼らの飲み方は…、 がんがん砂糖を入れていたんです。情け容赦なく。
角砂糖2個とか3個とか、そういうレベルじゃありません。5個、6個以上入れてあたりまえ、
いやまだ少なめっていうくらいの勢いですよ。ま、この写真↓で言うと、これで、2、3人分ですかね。


あれ?そうなの、みんな? みんな、もしかして子供? ^^;

 私が、“砂糖は?”って訊かれて、“いや、私は入れないんで…。”って言うと、
“えー!なんでぇ?!まじでぇ?”みたいな顔をします。
コーディネーターまで、“何か気に入らないの?”みたいな顔するし。^^;
なんかものすごい違和感を感じます。
心の中で、私思いましたもの、“あんたがた、絶対糖尿病になるよ。そんなことやってたら。”

彼らの飲んでるのは、砂糖を入れたコーヒーというよりも、“コーヒー味の暖かいシロップ”
というほうが適切です。 これは、特にエクサンプロバンスでの流行りっていうわけじゃなく、
もっと、広域なものであろうことは、彼らスタッフが、ヨーロッパ各国の出身であり、
通常はパリのオフィスにいるとか、ロンドンを拠点にするカメラマンだ、とかいうことから伺えます。

 一体いつから、こういうことになったんでしょう?むこうでは。
でも、私も、そういうのに硬いパンを浸して食べてるのを見て、まねしたら、おーいしかったです。
ま、なんでもいっか。^^
Date: 2005/02/02(水) No.96
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手足が暖かい(暑い)人間です
 私は通常、手足が暖かい
心が冷たいのかもしれない。
寝る時などしばしば暑くて困るほどだ。
デフォルトでそうなっているので、
しょうがないのだが、寝苦しいので、
壁に足を着けたり、いよいよな時は、
保冷材入りのいわゆる氷まくらの類を
タオルに包んで足に当てたりする。
(写真は私の手ではなく、多分女性手タレ。)


最近は、右手の腱鞘炎っぽい痛み対策でも使います。


 そんなことで、寝室のそばに置いた古い冷蔵庫には、そんなのが常時3個冷えている。
1個で、こっちが期待するほど長持ちするのが無いからだ。
 食べた料理などにもわりと敏感に反応し、にんにくとか、唐辛子の効いた料理、
例えばスパゲティ・ペペロンチーノなどは結構来る。 困ったことに、これは大好物だ。


 こういう発熱したがる人間の中には、ものすごく大食いな人とかいっぱい食べても太らない人とか、
少なくないようだが、私はどちらでも無いと思う。うんと食べれば太ります。普通に。
 ただ、若いころ、65個食べればただにしてくれるというすし屋で、先輩(かつ上司)に
チャレンジを強要され、成功したことはあります。


はじめのうち、余裕で握っていた大将が、50個目くらいから、表情が険しくなり、
60個近辺では、あきらめの表情になったのは、覚えています。大将には気の毒なことをしてしまったと
思います。名前と日付と食べた数を記した紙が店内に貼られました。
 ちなみに、翌年、3才年下の後輩(スポーツ得意、肉体派)も、同じことを強要され、
死に物狂いで戦ったにもかかわらず、彼は64個目を口にして、そのままトイレに猛ダッシュ…。
惜敗してしまいました。
今度は、勘定をする先輩(かつ上司)の表情が険しかった

 手足がいつも暖かいなんて、まったくもって、冷え性の方には信じられないことでしょうが、
こっちはこっちで辛かったりするので、許して頂きたい。
 そういう方のお話を聞くと、一緒に寝て暖めてあげたいと思います。
他意無しで。こっちも冷たくてちょうどいいもの。
相性がいいというのは、そういうのもあるかもしれないと思います。
Date: 2005/02/01(火) No.95
記入者ash [E-Mail]


南フランスのリッチマン Vol.5
 午前中の2組の取材を終え、スタッフは、
2交代で昼食をとります。向かうのは、
小さめのお城:オーナーの家です。
私達はスタッフの中でも下っ端なので、
小さいほうのダイニング。お客様である記者たちと、
コーディネーターは、メインダイニング。



 小さいダイニングにも色々飾ってありますよ。額やらなにやら。
ネルソン・ピケとかあたりからの、比較的あたらし目の、歴代のF1チャンピオン達とのツーショットも
いくつか。 当然のようにセナとか、シューマッハとかも一緒です。

これは本田宗一郎氏とセナですが、こういう感じの写真がいくつか。


 ヨーロッパでは、レーサーのスポンサーは、企業だけではなく、伝統的に、
個人のお金持ちが付いているそうで、(もともと、企業よりも歴史は古いんでしょう、きっと。)
モナコのパーティーなどに行くと、そういう個人スポンサーに、F1ドライバー達が、
ニコニコ顔で、お酌をする姿が見られるそうです。

 スポ “どう、調子は? ( ̄ー ̄) ”
 ドラ “はぁ、おかげさまで、何とかやってます…。^^; ”

なんて感じなんでしょうか? 多分、このオーナーもそうなんだろうなと思わせる写真達でした。

で、出てきた料理は、前菜、スープ、メイン、飲み物、デザートと、ひととおりのものです。
昼からこんな食わんでも、と思いますが、ま、ここはおフランスですから。^^
 食べて(心の中で)一言、ん、ちゃんと味が付いてて、しかも好みじゃん。
確かにプロバンス風といえば、そういう感じもしますが、ホテルや周辺のレストランで食べたものより、
ずっとなじみやすいというか、フランス料理然としていなくて、家庭的というか、そんな感じの料理です。
私達日本人にとっても、安心して食べられます。

 その後、滞在中のお昼は、毎日ここで頂くのですが、おいしいので、とても楽しみになりました。
そんな日本人二人の雰囲気を感じ取った、フランス人女性のコーディネーター(社長:40代)が、
訊きます。
“お気に召して頂いたかしら、こちらのお料理?^^ ”
“はい、そりゃ、もう。おいしいので、おかわりしたいくらいです。”
実際メカニック氏(無類のパン好き)などは、パンを何個も何個ももらって、
バクバク、バクバク食べていました。
 “ここの料理は、オーナーがヨーロッパ全土から、いいものだけ、厳選して集めて
専属の料理人が、毎日食べるオーナーのために、考えて作っているのよ。それを沢山作ってもらって、
わけてもらってるの。”
この説明で、最初から感じていた、“なじみやすいおいしさ”の理由がわかった気がしました。

 ヨーロッパ中からいいものだけ集めれば、そりゃ、いいものが出来るでしょう。
各地で手広くスーパー経営するくらいだから、入手先にも困らないでしょうし。
そんなことが出来るのなら…、
時々玉ねぎだけ食べてまいってる私なんかでも、少しはましなのが出来そうです。
(1月25日:たまねぎを(たくさん)食べた 参照)


でも、それがそうだったとしても、こうは↓ならんな、絶対。^^;


そして、大事なのは、オーナーは毎日食べるんだから、いかにもな、高級感全開な感じではなく、
こういう味付けでなければいけないんでしょう。
なんでもないように見える、この目の前の野菜炒めみたいなのも、
そういうコンセプトで出来ているわけね。 なるほど、なるほど…。

 この更に前に行ったスペイン、バルセロナでも感じたことなのですが、
本当においしいもの(高級という意味ではない)は、世界各地で、
かなり近い味わいを持つのではないか、という気がします。
そう思って、このたいそう立派なまかないを見てみますと、なおさら、感心することしきりでした。


 オーナー、ほんとにこういう暮らしが板についてるわけね、あなたは…。
Date: 2005/01/30(日) No.94
記入者ash [E-Mail]


このにおいが好き
この写真は、
やつがハンモック(私の足にかけたタオルケット)で、
気持ちよさげに寝ているところです。







ん? いいブツを手に入れたって? どれどれ。


ふんふん、なぁるほど、こりゃぁなかなか…。


上物 じゃねぇか。言い値で買ってやるぜ。

だ、だんな、目がいってまっせ。(汗)


なぜだか、この方は、マタタビとかよりも、私の頭のにおいが大好きです。
以前、私の頭に床屋が(ありがた迷惑な)整髪料をつけてくれた時なんて、
ほかのやつも一緒になって狂ったようになっていました。
まさにマタタビで酔っ払ったような状態です。マタタビにはそれほど興味を示さないんですけど…。
Date: 2005/01/29(土) No.93
記入者ash [E-Mail]


南フランスのリッチマン Vol.4


 さて、翌日、朝一番で昨日の道をサーキットに向かうと…、
そこには、野生の鹿の群れ! ドドドー、ピョーン、ピョーン、ズドドドー。
20〜30頭はいたでしょうか、結構な数です。子鹿も何頭かいます。
皆さん、勢いよく走って、道を横切っていきます。
はじめ、あっけにとられた私達ですが、もうみんな顔を見合わせ大喜びです。
“オー、アニモー!!(*^▽^*) キャニュースィー?” 
これ、もしかしたら、オーナーの? うーむ、何でもありのオーナーですから、
この群れも、野性なんだか、放し飼いにしてるんだか、良くわかりません。^^; 
 気候のいい南フランス、セントビクトワール山に程近いここ、
エクサンプロバンスのこんなところに、たくさんの動物たちに囲まれ、
自分のサーキットで、好きな車を好きな時に好きなように走らせる…。
つくづく、夢のような暮らしだなと思いました。^^

 コースに入ると、コースの内側の土というかグリーンエリアも、
目に見えるところすべてというくらいに、野うさぎのものと思われる、
んこがたくさん転がっています。こらやっぱ野生か?
昨日はコース上しかチェックしていなくて、よくわかりませんでした。

 さて、朝早くからの作業で、朝ごはんをとらずに来ましたので、おなかがすきます。
でも、そこは抜かりなく手はずが整っていて、サーキットにオーナーのところから
軽食が届けられました。
 数種類の小さめのパンがたくさんと、ジュース類、サラダ、お菓子類。
このパンがとてもおいしく、メカニック氏と、やはりフランスのパンはうまい、
と意見が一致。もう、バクバク食います。他のもおいしいです。
この時、私は正直、そこまでとは思わなかったのですが、メカニック氏が言うには、
“俺、パンは好きで、かなりいろんなもの食ってるんすけど、
こんなうまいのは、ちょっと無いっすよ。こっち来てから食った中でも
1番かも。” とまで言います。 それを聞いても私は、(失礼ながら)
よっぽどおなかすいてしまってたのね、くらいに思っていました。 この時はまだ…。

 でも、本当においしいのは、この後、お昼にオーナーの(お城のような)家で、
まかなわれる昼食でした。それは毎日頂けるのですが、なぜか、
フランス料理というよりも、日本食にも通じるような、懐かしさを感じさせる、
不思議なおいしさ…。 その秘密は…、また次回のお話です。
Date: 2005/01/28(金) No.92
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南フランスのリッチマン Vol.3

写真はDetomaso PANTERA (デトマソ パンテーラ)
左がオリジナル。右は若干モディファイされたバージョン。

 リッチマン氏、これからは彼のことをオーナーと書かせて頂きます。
私と、同行のメカニック氏でそう呼んでいたので。

 オーナーの広々としたガレージで、フォーミュラ・ルノーとコブラ427を横目に、
私達はそれぞれのコンセプトカーの状態をチェックし、“世界巡業”でいたんだ各部を、
可能な範囲で修復していきます。 出張先、それも海外ですから、
もうどうしようもないというのも当然あるわけです。 そういうのは、もう、
だましだまし走らせるしかありません。 
 そうやって、初日はサーキットまでの1〜2kmをそーっと自走していきました。
プレス達は翌日から来ますので、今日は、自走してサーキットに行って、
やばそうなところがないか、様子を見て終わりです。

 すると、途中から、結構大きな音で、車がたくさん走っている音が聞こえます。
かなりかん高い音で、これはレーシングカーかな?と思っていると、
サーキットのほうから、1台、また1台と、フルカウリングのバイクが来ます。
それらはレーサーレプリカだったり、本物のレーサーだったり、色々でした。
あれ、今日は走行会でもやってるのかな?と思ったのですが、
(サーキットには、誰でも開けられるような簡単なゲートはありますが)
出入りを見る人がいるところは無く、皆さん勝手に出入りしています。
一体どうやって、この人達を管理しているんだろう? と思いました。

 コースに着くと、そこはプライベート・サーキットというには、ずいぶん立派な規模で、
同行メカニック氏によると、日本でいうと筑波サーキット並みか、やや広いとのこと。
(私は、冨士と鈴鹿しか行ったことがなく、筑波はわかりません。)
沢山のレーシング・レプリカと、ほんとのレーサーが混じって、皆さん結構なペースで、
気持ち良さそうに走っています。

 そして、しばらくして、先ほどの疑問、どうやって管理しているのか?は、消えます。
そんなことは心配無用でした。 そうです、そんなこと、していないんです。
私達が翌日から予定しているイベントのように、ここを貸切にするようなことでもない限り、
こうして、走りたい人達に開放しているということです。 オーナーも一緒に走ります。
安全性とか、そういう小難しいことは関係ないようです。
どこかの国のように、変にガキ扱いされるように、細かく管理されるんではなくて、
大人がみんな、それぞれの責任と腕で、自分のマシンの走りを楽しむわけです。
オーナーもオーナーで、これで稼ぐ必要など全然ないので、これでいいじゃん、
というわけです。 うぅーむ、まいりました。^^;

 実際、しばらく後で、オーナーは、お友達と思しき初老のカッコイイ紳士と共に、
赤いオリジナル・パンテーラで現れ、さっそうとコースイン。カッコ良く10数週ラップして、
ご機嫌なエキゾーストノートを残して、夕焼けの中を帰っていきました。
 見た目は非常に美しく、いわばミントコンディションに保たれたオリジナルに見えますが、
どうやら、玄人風の渋いモディファイがなされているであろうことは、心臓である、
アメリカンV8が、やたらきれいに回っていることなどから伺えました。 ええなぁ。^^
Date: 2005/01/27(木) No.90
記入者ash [E-Mail]


自分の余命を知りたいと思う

Mixi で仲良くしていただいている方の日記の
“死ぬまでにしたい10のこと” にコメントとして
書き込んだものですが、こういうことは、
自分のところにも記しておくべきと思い、書きます。
実はこういうことは、よく家内に話します。
もしも、自分が癌とか、そういう不治の病で、
余命いくばくということになったら、
必ず正確に伝えて欲しいと。

返事は必ず、
“わかったから…、そうするけど…、そんなこと言わないで…。”

10項目に、1項目追加して、11項目になっています。

1. お世話になった方々、迷惑をかけてしまった方々に、お礼とお詫びに行く。
2. ずっと会えないでいる、会いたい人に会いに行く。
3. 気にしている人達の未来に、希望が持てるように、精一杯とりはからう。
4. 遺産、保険、税金などの内容を確認、残った家内が困らないようにする。
5. 家内と初めて行った軽井沢に行き、同じホテルに泊まる。
6. 家内をイタリア、ギリシャ、スペインなどに連れて行く。
7. 渾身の力で、3台以上、車をデザインする。 
8. 描きたかった絵を何枚か描く。
9. 家内に心からの感謝の気持ちと、愛していると伝え、その膝枕で逝く。
10. 臓器、骨髄、その他、体のあらゆる部位で、有効利用可能な部分は、残らず全て使ってもらう。
11. 遺灰を庭の海側にある柚子の木の根元にまいてもらう。
   (猫たちと、家内もいつかそこに、一緒に眠らせて欲しい)

写真右側、中央よりもやや下あたり、 若干鮮やかなグリーンに見えるところが柚子の木。
まだ小さい。
Date: 2005/01/26(水) No.88
記入者ash [E-Mail]


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