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 GFG   utida   2018年6月10日(日) 19:01     Mail
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昨日車雑誌を立ち読みしながら、かっこいいクルマ無いなあ、などと思いながらぺらぺらとページをめくっていましたところ、一瞬なんかものすごくかっこいい物体というか、カタチ、が目に入り、いまのはなんだ!?とあわててページをもどりました。そうしましたらそれはジウジアーロの新作の車でした。

シビラというそうです。ジウジアーロの母方の苗字らしいです。
これはほんとうに車のかっこよさのツボを得ているとおもうのですが、どうでしょうか。

だれだれの作という先入観無しにしてかっこいいと私が感じる車のデザイン、それはやはりジウジアーロ作だったというのには私は結構ショックを受けました。まだジウジアーロなのか!?ジウジアーロは超えられないのか!?いったい自分はジウジアーロデザインのどこに反応しているのか・・。いまでもよくわかりません。ただしきりに感心するばかりでした。

    a-krica   2018年6月10日(日) 22:57     Mail [修正]
こんにちは。

シビラというんですね。
私もたまたま別件で検索している時にこの車の画像を見つけ、さすが健在だな〜と思い、画像だけは保存していました。それを添付します。
そういえば中国の会社とのコラボでEVスポーツを発表したニュースは見た覚えがありますが、ボディカラーのせいか別のモデルと思っていました。
久しぶりに御大らしさを見た気がします。Volkswagen Tex以来かも。
“ならでは”ですね。
パッケージング、ドアの開き方など、私の好きなIncasを少し思わせたりします。有楽町の展覧会に見にいきました。シビラのフロントウィンドゥは前にスライドするんですね。
ジウジアーロ・デザインのどこに反応するのか...。
今日外出したとき、窓の外に停まる最新型のシルバーのVW Golfを見て、ジウジアーロ氏がどこまで関与しているんだろうなぁ〜、なんて何となく考えたりしていました。
今のGolfにジウジアーロらしさがあるかどうかよくわかりませんが、初代以外にはあまり興味がない私にとっても、けっこう好きな形です。

    utida   2018年6月12日(火) 1:23     Mail [修正]
こんばんは

Volkswagen Texも私は驚きましたね。本当にすごいと思いました。次期ゴルフになってほしいですが無理かな。現行ゴルフもイタリアンデザインだと言ってもいいのかもしれません。御大はかかわっていないのではないでしょうかね。

Incas似ていますね。やはり御大の好きな形というかクセというかはあるのだと思いますしそれこそがセンスでしょう。有楽町の展覧会とは何ですか??

Incasと同時代の作品でaztecを思い出しました。
中古車屋で売っていまして(!)見に行きました。戦慄のかっこよさでした。

最近ではパルクールなど傑作が多いと思います。御大の才能とセンスはまだ全然枯渇していないのでしょう。御大を見ているとイタリアの天才、ダビンチやミケランジェロをほうふつとさせます。現代においてもダビンチを超えることはできないわけで、同じように御大を超えることも不可能なことに思えてきます。

    a-krica   2018年6月12日(火) 10:10     Mail [修正]
こんにちは。

>有楽町の展覧会とは何ですか??

わかりにくかったですね。かなり以前の話ですが、'89年に有楽町マリオンの西武美術館アートフォーラムで開催された、大規模なGIUGIARO展のことです。ご覧になりましたでしょうか。
プロダクトデザインの展示もかなり充実していましたが、クルマはMedusa, Incas, そしてAztecシリーズのAzgardが展示されていました。Incasはマリオン入口の屋外展示!で、ものすごい造り込みのクォリティに驚きました。
御大デザインのパスタ“マリッレ”も無造作に展示され、ひとかけらくすねたり…。

セイコー・スピードマスターも初めて当時の全モデルをジウジアーロ展で見ることができました。
実は最近、横浜のアウトレットモールへ行きライダーズ・クロノグラフ(復刻モデル)が非常に格安でしたので購入しました。こんな買い物は久しぶりです。本当にとても安かったのです。
人気のある他の復刻モデルや、最近の超豪華なクロノグラフに比べおとなしめのデザインですが、最もジウジアーロっぽいデザインだと私は思っています。もちろんそれらみんな御大自身は線を引いてはいないでしょうけど。

現行ゴルフは、おっしゃる通り御大は関わっていないと思いますが、ダ・シルバ氏は最後に手を加えることで昇華させる名人ですから、ひょっとして、なんて思ったりしました。

>最近ではパルクールなど傑作が多いと思います。

そうですね。2017ジュネーブショーのTechrules Renや、Tamo Racemoもいいと思いました。Renはピニンファリーナ調ですが。
Renのレンダリング/スケッチを見ましたが、レンダリングアプリを使った今風のタッチでした。御大自身が描くことはもうないのでしょうか。

    DADA   2018年6月15日(金) 17:55    [修正]
皆さんこんにちは

御大はもう引退してしまったとばかり思っていたのですが、何と現代のテスチュードを産み出していたとは!
いやー嬉しいなんてもんじゃない、大声で万歳をしたいくらいですね。

初代カースタイリング誌編集長の藤本 彰氏のコラムにこの車のデザインスケッチが動画で紹介されていますので検索してみてください。
(藤本彰が見たジュネーブモーターショウー2018)

これを見る限り御大は引退どころか、まだカーザイン界の頂点で、世界を眺めているんだなあと感じます。
トレンドとかそういう感覚とは違う、いわゆるアートの世界にいる人なんですね。

    utida   2018年6月16日(土) 23:02     Mail [修正]
> a-kricaさん

>'89年に有楽町マリオンの西武美術館アートフォーラムで開催された、大規模なGIUGIARO展

そうなのですか、そんなのがあったのですね。
89年となると私は学生でちょうどユーノスロードスターが発売されて車に目覚め始めたころです。就職したら買おうと思いました(実際買った!)。それまで車にはたいして興味はありませんでした。当然ジウジアーロも知りませんでしたね。私はスーパーカーブーム世代ですが、なぜかブームに乗らず、なんにも知りませんでした。ミウラなんて三浦さんが作ったと思ってましたからね・・。
その時分にジウジアーロ展が開催されるということはその認知度はすごいと思いますが、当時何かそういう機運があったのでしょうか?

>セイコー・スピードマスター
おお!いいですね!ほしいなあ。私もデジタルのをだいぶ昔に復刻で買いましたが、アナログのほうが欲しいなあ。特にエイリアンモデル。
このジウジアーロデザインのセイコーは当時のイタルデザインの他のデザイナーの作のようです。しかも日本人。ある意味素晴らしいです。

>Techrules Ren 御大自身が描くことはもうないのでしょうか。
これはかっこいいですね。知りませんでした。御大は線ひかないんでしょうかね。これはGFGになってからですよね。でもGFGって社員いるんでしょうか!?

>DADAさん

>藤本彰が見たジュネーブモーターショウー2018
見せていただきました!これはすごいですね。御大のスケッチ、興奮しました。
思ったのは、よくみるレンダリングのような絵がないことです。全部設計図のようなもの、特に側面図が多い。アイソメ図がない。それと技術的な構造アイデア図。やはりダビンチのようです。夢想する芸術家ではなく、センスのある設計者なのです。

しかし、カーデザイナーというのはここまで設計っぽいこと、寸法や詳細構造までやるものなのでしょうか?
ASHさん、そういうものなのでしょうか?デザイン画だけ描いてあとは設計者におまかせ、なのではと思ってしまいますが・・!?

    a-krica   2018年6月19日(火) 19:45     Mail [修正]
>DADAさん

いいもの見せていただきました。
こうゆうのを見たかったんです。ありがとうございます。
深い洞察と画力に圧倒されました。まさにダヴィンチのようですね。
特に画面右上あたりのサイドヴュー、これまで見たなかでも出色です。

到達し得ない境地ですね。

動画からボードをラフに再構成してみました。

    DADA   2018年6月20日(水) 17:57    [修正]
a-krica  さんありがとうございます。
御大のスケッチの動画を何回も見ていたらちょっと気持ち悪くなってきまして、何とか静止画にしたいと思案しておりました。

じっくり観察するとイメージスケッチ的な物もありますが、utidaさんがおっしゃるように、一部はすでに寸法値を入れてもいいくらいの精度の図面に仕上がっているのに驚かされます。
これは定規で測って描いているのではなく、音楽で言えば絶対音感みたいな、造形の感覚を生まれながらにして持っているのでしょうね。

私も仕事で(3Dは初心者ですが)CAD使ってまして、エンジニアにとっては夢のツールですが、カーデザインに関してはこんなものはない方がいいかもしれないです。
御大の頭の中に3Dソフトが、いやもっと凄いAIが内蔵されているとしか思えないです。
正に現代のレオナルド ダ ビンチ です。

ところでいっしょにアップされた画像一番右のスケッチはタピーロだと思いますが、(TAPIROとはバクでしたっけ?)
左隣の画像のスケッチはなんてモデルでしょうか。教えて下さい。

それから御大の部屋の額に入っている絵とか色々気になります。

    a-krica   2018年6月20日(水) 21:11     Mail [修正]
>utidaさん

>当時何かそういう機運があったのでしょうか?

“ポストモダン”を経て、建築・インテリア・プロダクトデザイン等に世の関心が高まっていって、展覧会多かったです。
バブルに向かってイタリアファッションなども注目された時期でしたね。
雑誌POPEYEのデザイン・オブザイヤーがGマーク大賞以上の権威だった頃でした。

衰えを知らぬ御大ですが、それまでの成果が最も広く認められたという意味ではその頃が絶頂期と言えると思います。
日本でも本が何冊も出版されましたし、建築誌SDでも丸ごと特集されました。

東京展のチラシは見つかりませんでしたが、なぜか同じ展覧会の京都展のものがありましたのでスキャンしました。
Azgardが載っていますが、東京展では代わりにAspidが展示されていたと記憶しています。
今ではこのような展覧会は見れないでしょうね。

>このジウジアーロデザインのセイコーは当時のイタルデザインの他のデザイナーの作のようです。しかも日本人。

その方のことは知っています。
私はいわゆるビショップモデルが好きでした。ビショップとデジタルはオリジナルを持っています。
ほぼ未使用なんですが、もうずっと電池が切れたままです。

>DADAさん

そう、1970 Volkswagen Porsche Tapiro、獏(ばく)のイタリア語ですね。
部屋の絵はグスタフ・クリムトの〈ダナエ〉です。昔、渋谷の展覧会で実物を見ました。
御大お好きなんでしょうか、イメージ合わないような…。
パンダのレンダやスッド・スプリントのドローイングも見られます。撮影のための演出ですかね。

左となりのモデルは、ジウジアーロ展のハイライト、前述のIncasです。かっこよかった〜!


    ash   2018年6月21日(木) 20:10     Mail [修正]
>utida さん

>しかし、カーデザイナーというのはここまで設計っぽいこと、寸法や詳細構造までやるものなのでしょうか?
>ASHさん、そういうものなのでしょうか?デザイン画だけ描いてあとは設計者におまかせ、なのではと思ってしまいますが・・!?

デザイナーと組織にもよりますが、これくらいの寸法入りの図面(風のもの)を描くのはそれほど珍しい事ではなくて普通に行われます。
設計とか図面というよりも形状指示図とか、(ラフ)パッケージレイアウトというほうが適切かなと思います。こういうものをあまり
描かない方や苦手な方もいらっしゃいますので、全部全部ではありませんが、コンセプトカーの製作などでは自動車メーカーの
担当デザイナーが外注のモデル製作会社などにこういう指示図を何枚も描いてレンダリングとともに渡しています。
近年はそれが手描きのスケッチから、フォトショップ等を併用した描かれたものや、3Dデータだったり、そのスクリーンショットに
寸法や注意書きが加えられたりしたものになっています。

レンダリングとかアイディアスケッチとして雑誌などで紹介されるクォータービューや色々なアングルで描かれたものだけでは、
それを見て実際にモデリングするには各部の寸法がわからず情報不足なので、あらかじめデザイナーがこの種の寸法入りのポンチ絵を描いたり、
モデラーにここの角Rはどれくらい?と聞かれてからそういうものを急いで用意したりします。

Rの大きさとか複数のパーツや造形要素の間隔なども、“絶対音感”のようなものではなくて、何度か実物を作る事によって経験として
数値で認識していくことが多いと思います。たとえば、このキャラクターラインはシャープに見せたいと思ってそういう指示をしたけど、
実際にクレイモデルにして見てみるとR1とかR2では小さ過ぎ、繊細過ぎで、痛々しい感じさえするな…、普通はR5くらいでも十分なものだな、
断面形状によってはR10〜R20位でも良さそうだし…というような感じで覚えていくわけです。(現実問題としてR1とかR2では保安基準に
引っかかるところもあるでしょうし、プレス成型もかなり難しいです)
経験の浅いデザイナーの指示は一貫性が無くてわかりにくかったりしますし、反対にキャリアがあってスキルの高いデザイナーと付き合いの
長いモデラーの間では、少ない情報にもかかわらず、よくこれだけで通じるものだなと思うような見事な意思疎通ができていたりします。

また、デザイナーによってはこういう細かいところまで自分で3D CADを使ってデータを作って、CAD画面上で十分納得いくまで詰めてしまう
人もいますし(それでそのデータでそのまま切削モデルなどを作るステップまで行ってしまう)、クレイモデラーとやり取りしながら練り上げて
いく場合もあります。前者は比較的小さな組織で一人が色々な役をやらなければ回らないところなど必然的にそうなりますし(能力が高くないと
難しいですが)、後者は自動車メーカーなど大きな組織で役割分担が細かく分かれている場合に多いです。どちらにも良い面とそうでない面があります。

そして、これは私の経験からですが、自動車メーカーのデザイナーの中で自称メカ通の方でも、自身で機構設計とかの本当の意味での
設計までやっている方は、少なくとも私が接した方ではいらっしゃいませんでした。そういう意味では“絵を描いて、あとはよしなに”
的なスタイルが多かったといえると思います。
それでも、わからないながらも前向きに機構的なことを考えようとしてくれる方ならまだいいのですが(そういう人は多い)、
そうでない方々の中には意識して難しい事に目を向けないようにしているような方もいらして、そういうことを考えると
自由なアイディア展開が出来なくなるとか何とか…、そういう方々を日々相手にして、構造や仕組みがわかっていないのに、
何でその形を決めることが出来るんだろう…?と思ったものです。

 私:(明らかに開かなそうなドアの開口ラインを見せられて)このドアはどういう風に開くんでしょう?
 クライアント:特殊なヒンジを使って斜め上に、こうガバッと…。
 私:はぁ…そうですか。では何とか開いたとして、それをどうやって支えたらいいんでしょう?
 クライアント:考えていません。

こんな先行きが思いやられるやり取りをしては困ったことは一度や二度ではありません。
納得できなくても納期は決まっているので作らなければ終わりません。
で、不本意なものを無理やり作って、出来が悪いと理不尽に言われるつらさ…w



それから、これはかつてイタルデザインでジウジアーロと一緒に仕事したことがあるという方の言葉を、間に一人はさんでの又聞きですが、
ジウジアーロはスケッチで全体的なクォータービューはほとんど(全く)描かないそうです。描くのはもっぱら3面図、4面図的なものだけで、
クライアントによってどうしてもクォータービューが必要とされる場合(自動車メーカーへのプレゼンでは普通に要求される)には、
そういうものが得意な上手な人に頼んでいたとのことです。
それを聞いたとき、意外なものだなと思いましたが納得もしました。そういえばそういうもの(クォータビューのレンダリング)見た事ないような…と。
若きジウジアーロが有名になりだした頃、そのあまりの画力にショックを受けたのは同じデザイナーだけでなく、本職のイラストレーターにも多かった
らしいのですが、デザイン画ではないその多くは実車や写真を見て丁寧に描かれたもので、これから形にするという段階のアイディアスケッチが彼の手で
クォータービューで描かれることは無かった(あるいは公式なものとして残る事は無かった)、というのが事実のようです。
この方の経験談には少なからずガッカリもしましたが、当時はまだ後のアートセンターに代表されるマーカーを主体にした派手な表現方法がはばを
きかせる前でしたし、それでいいものが出来ているのなら何も問題ありません。そして3面図、4面図的なものでデザインを詰めていくというのは、
ある意味設計的なアプローチとも言え、派手さはありませんがまじめに考えていて、(特殊なものであったとしても)ちゃんと機構まで考えていて、
それがそのまま量産まで行くのは無理があるにしても、コンセプトカーとしてはちゃんと成り立つように考えられている…。
そういう風に考えると、ちょっと親しみが持てるような気もしました。


    utida   2018年6月23日(土) 2:02     Mail [修正]
> a-kricaさん

ジウジアーロ京都展のチラシありがとうございます。これは貴重ですね。
しかし考えてみますとジウジアーロ展の開催された1989年というのは、NSX、ユーノスロードスター、R32スカイライン、Z32フェアレディーZ、セルシオ、インフィニティーQ45、がデビューするという技術的にもデザイン的にも日本自動車史に燦然と輝く記念碑的年ではないですか。はたしてこれは偶然なのか!?

>“ポストモダン”を経て、建築・インテリア・プロダクトデザイン等に世の関心が高まっていって、展覧会多かった

なるほど・・思い出してきました。
そういえばそのころ今は無き池袋のセゾン美術館で1992年未来派展、1997年デ・ステイル展を見ました。そういう雰囲気が確かにありました。そしてリブロポートとトレヴィルの美術本たち。バイト代をつぎ込みました・・。いわゆるセゾン文化ですね。

>部屋の絵はグスタフ・クリムトの〈ダナエ〉です。昔、渋谷の展覧会で実物を見ました。

これまた思い出しました。ジウジアーロ展があった1989年、セゾン美術館で「ウィーン世紀末 クリムト、シーレとその時代展」をみました。これは接吻とパラスアテネに圧倒されたのを覚えています。ダナエーはあったか覚えていません。
渋谷の展覧会というのは2001年、文化村でやっていた「ウィーン分離派展」ではないでしょうか?それでしたら私も見ました。しかしダナエーがあったかこれまた覚えていません。なんでも記憶はなくなってしまうものですね・・。

分離派はデザイン性が強いです。いま思うとセゾン文化は高度にファッション性、デザイン性の高い欧米カルチャーを分野を問わず輸入、紹介し、日本の消費のデザイン度の底上げに貢献したと考えられるかもしれません。日本のプロダクトデザインが軒並み洗練されていったのはあのころからのような気がします。

>御大お好きなんでしょうか、イメージ合わないような…。

私もそう思いました。
ダナエーが強姦されてるシーンですからねえ・・強姦者は全能の神ゼウスですが(強姦は犯罪です!)。この後ダナエーは妊娠してしまいシングルマザーに。。
しかしこの絵ではもはやクリムトが犯してると言えるでしょう・・。

御大は女好きなかんじはしませんよね。ほんとにそうかはわかりませんが。
ただクリムトのダナエーは多分にデザイン性が高いので、デザイナーのオフィスに飾るにはふさわしいとは思います。

しかしこのダナエー、構図といい装飾といい完全に浮世絵と尾形光琳の紅白梅図屏風の影響を受けていると思います。それを御大がスタジオに飾るという御大と日本の縁というものに勝手に思いを巡らせて楽しめました。

ダナエーのもとになったデッサンと実写版ダナエーの画像を発見したのでUPします。非常にえろちっくですね。よだれ出ます。。

>DADAさん
>CAD使ってまして、エンジニアにとっては夢のツールですが、カーデザインに関してはこんなものはない方がいいかもしれないです。

御大はいまでも鉛筆手書きだと何かで読んだことがあります。実際今回のシビラも手書きですね。だからこそなんとも言えない魅力がそのスケッチに宿っているのでしょうね。すばらしい・・よだれ出ます。。

> ashさん

非常に詳しいお話ありがとうございます。
デザイナーにもさまざまなタイプがおられるということですかね。
良い面とそうでない面があるというのはなんとなくわかります。
あまり技術にこだわると頭が固くなりそうですし、技術を知らなさすぎると後工程泣かせになりそうですしね。

>“絵を描いて、あとはよしなに”的なスタイルが多かったといえると思います。
やはりそうですか。うらやましいです。大手メーカーのインハウスデザイナーに多いかと想像しますが・・。

>ジウジアーロはスケッチで全体的なクォータービューはほとんど(全く)描かないそうです。

このお話、非常にびっくりしました。
DADAさんに教えていただいた動画見て、あれだけスケッチがあるのに一枚もクォータービューがないのでこれは尋常でなくおかしいと思ったのです。明らかに御大はクォータービューを避けていますね。不得手なのでしょうかね、そうとしか思えません。けして描けないわけではないと思いますが得意ではないのでしょう、にわかには信じがたいですが。
でもガンディーニなんてレンダリングそのものを描かないというハナシで、ほんとならもはや異常事態ですので、それよりマシですが。しかしちょっとショック且つ非常に興味深いです。

>ある意味設計的なアプローチとも言え、派手さはありませんがまじめに考えていて、(特殊なものであったとしても)ちゃんと機構まで考えていて

やはりそうですか。私はプロダクトデザイナーというものは芸術寄りではなく設計者、技術者であり、強くそうであるべきと考えています。そうでなければまさにアイデアを具現化することができないからです。まったくもってashさんのお嘆きは共感します。

ルネサンス期の芸術家達、ダビンチもミケランジェロも、は芸術家というよりは技術屋でした。絵も彫刻も建築も設計もやりました。artはラテン語で技術という意味ですがそういうことです。つまりアルチザン、そしてマエストロ。ルノワールやピカソではないわけです。そういう意味で御大はイタリアの偉大なるマエストロの継承者と言えると思います。

    ash   2018年6月23日(土) 5:04     Mail [修正]
> utida さん

ガンディーニはクォータービューっぽいレンダリングも描いてますよ。絶対数が少ないのかあまり紹介されてませんけど。

それから、CADについてですが、3D CADの黎明期には、なんだかそっけない造形のいかにもなものがあったように思いますが、
最近は逆に、図面を手で書いていた頃ならばまずやらなかったようなメンドクサイ造形(なんかすごく失礼な言い方ですが)のものが
目立っていて、その複雑さが大して魅力につながっていない、そういうものにうんざりして“無いほうが良かった”というのは私も共感します。

ただ、ドラフターからはじめて2D CADやって、3D CADとやってきた私としては、今使っている3Dソフト等はものすごくありがたくて、こういうものが
あって良かったとつくづく思います。図面ではどうやっても表現できなかった事や検証できなかった事が普通に出来て、それを完璧に情報をもらさず
次の工程に渡せる。まさに夢のようです。こう思うのはエンジニアだけではないと思います。少なくとも私には無いほうが良かったとはとても思えません。
実際にものづくりに取り組んでいくとその有用性の前にはある種のノスタルジーはかすんでしまうというか、思い通りの、狙ったとおりのものが、
少なくともデータまでなら自分ひとりで作れて、望めばそれがそのまま現物にもなる、そんな現在の状況は他に変えがたいです。

CADを使ったデザインといっても、必要な情報を入力すれば機械が形を考えてくれる、なんてことは(今のところ)無くて、あくまでもイメージを具現化するための
道具であって、いうなれば鉛筆と紙の仲間、その超多機能版がCADだと思います。それを使って、頭の中で考えたものをいかに表現するか、それだけの事です。
CADを使ったから線が硬くなるとか、形に滑らかさが出ないとか、味わいに欠けるとか…、かつてはしばしば言われましたし、上に書いたようなうんざり気分は
確かにあるのですが、それがそうだとしてもそれはCADを使ったからそうなったというわけではなくて(そういう面もいくらかはあるにしても)、作る人が
そういう風に形を決めたからそうなったのであって、CADが無くてもそういう人(や組織)は、程度の差こそあれそういうものを作るんじゃないかなと思います。
あまり魅力的とは思えない、ひどい場合はうんざりするようなものを。(←すみません、本当に失礼な言い方だなと自分でも思います…)


    utida   2018年6月23日(土) 13:54     Mail [修正]
>ashさん
>ガンディーニはクォータービューっぽいレンダリングも描いてますよ。
ありますよね、そりゃそうですよね。レンダリング描かないなんてとんだデマです。添付なんかもそうではないでしょうか。

CADについては私もあれは本当に便利でたいしたものだといつも感心してしまいます(カーデザインにつかうものはまったく知りませんが)。特に3Dはすごい。
自分で考えた形があっという間に3Dから2D図面にできてしまう。ドラフター時代から考えるとどれだけ時間の短縮になるか計り知れません。
カーデザインですと実体モデルを作らずとも形状の検証ができると思いますのでどれだけコストダウンになるかしれないですよね。
まさに文明の利器ですね。


    DADA   2018年6月26日(火) 17:25    [修正]
> a-kricaさん
ダナエー>御大お好きなんでしょうか、イメージ合わないような…。

この御大の写真はいつ頃撮られた物でしょうね。
背後のドローイングのパンダが80年発売ですから早ければ1980年ということになります。(もちろんもっと早い時期に描かれたと思いますが発売前に見せることはないと考えて。スッドスプリントは76年発売)

御大は1980年に『メデューサ』というランチアベースのコンセプトカー、ある意味重要な作品を発表しています。
それまでのパキパキ直線的(実は微妙で繊細な曲線)デザインから、空力を意識して丸みを帯びたデザインに転換してゆく象徴的な作品で、(十字野郎さん曰く、それまでの御大のセオリーであった、行った分だけ戻るデザインから、最後(ボディ後半)で発散する初めての作品)
この大事な作品の名前がなぜかギリシャ神話に出てくる恐ろしい魔物だったのか意味不明でありました。
(日本にもオロチみたいのがありますけどね)

ところで部屋に飾られたこの絵に描かれている、神話に登場するダナエーから産まれたのがペルセウスで、やがて成長して悪魔のゴルゴーン3姉妹の三女の首を取るという話らしいのですが、この三女の悪魔というのがメデューサなんです。
未だに意味不明ですが、少しだけ繋がったような・・・・・

それにしてもタピーロは1970年発表ですから、この写真は10年前の作品を紹介していることになります。よほどお気に入りだったのでしょうね。


CAD>カーデザインに関してはこんなものはない方がいいかもしれないです。

いやーあまり深い意味はないつぶやきですが、デザイン現場の人達にとっては禁句でしたね。
ちょっと言い過ぎましたね。
3DCADに関してはデザイナーさんより、エンジニアの恩恵のほうが大きいと思います。
私も機械設計は仕事の一部なので3DCADのすばらしさは身に染みて理解してますよ。
(私はPTCcreoとかいうのに時々お世話になってます。)

私の言いたかったのはパソコンはおろか電卓さえない時代に、マーカーと雲形定規と計算尺を駆使してすばらしい作品群を創造してきた70年代のデザイナーさんたちを尊敬していまして、
スケッチもまともに描けない子供でもCADを駆使してゲームマシーンみたいなヤツが出来ちゃう時代がちょっと悔しいというか、心配なだけでした。

スケッチのうまい人だけが良いデザインが出来るというわけではないですから、その意味では3DCADはカーデザインの可能性を無限に高める夢のツールではあります。

ところであれはほんとにガンディーニ氏のスケッチですか。
以前見たことのあるミウラのスケッチとはタッチが全く違うように感じますけど。

    DADA   2018年6月26日(火) 17:49    [修正]
>ジウジアーロはスケッチで全体的なクォータービューはほとんど(全く)描かないそうです。

ほんと、70年代とかは無くはないですが、少ないです。
驚きました。

比較的最近のを探してみましたがあまり見つからず、あったとしても御大自身の手によるものかはわかりません。
ファブちゃんかも。

2つ目のジャガーかベントレーみたいのは明らかに違いますね。

4つ目のVolkswagen Texはご本人だと思うのですが。

    a-krica   2018年6月26日(火) 21:13     Mail [修正]
>utidaさん

>渋谷の展覧会というのは…「ウィーン分離派展」ではないでしょうか?

両方観ましたが、ダナエを見たのは'85 渋谷東急の「クリムトとエゴン・シーレ展」です。
その頃ウィーン世紀末関連展が人気でしたね、神奈川県立や伊勢丹のシーレ展なんかも行きました。
未来派展も行きました、好みダブってますね。デ・スティル展はたぶん行かず、その前のモンドリアン展を観ました。
西武美術館の床のタイルが破損して、その修理作業が作品よりもモンドリアンでした。(笑)
最近では葉山のブルーノ・ムナーリ展よかったです。ドライブにも最高ですが終わってしまいましたね。

>デザイナーのオフィスに飾るにはふさわしいとは思います。

御大がクリムト。ガンディーニの部屋にもしもシーレがあったらおもしろいですね。

>ashさん、utidaさん
>ジウジアーロはスケッチで全体的なクォータービューはほとんど(全く)描かないそうです。

聞いたことがあるような気がします。'85カースタイリング誌の御大の記事にはこんなのがありました。

  派手で巧みなスケッチを描くより1/10サイズの4面図を正確に描くことの方が大切、とジュージアーロは言う。自動車に限らず、カメラやシェーバーでもそれは同じだ。
  乗用車の場合、対象マーケットや達成すべき機能、基本寸法、コストなどが示されたあと、おおよそのパッケージ・レイアウトにしたがい、1/10スケールの4面図によってデザイン・ワークを始める。
  最終的には、少なくとも3案が選ばれ、アシスタントによって4面図とフロントおよびリアの3/4ヴューが描かれる。
  これらがテクニカル・スキームと共に顧客にプレゼンテーションされ、通常はそのうちの1案が選ばれて1/1図面に描かれたのち、フルスケール・モデル化される。

そうですね、アイデア段階と思えるクォータービューは4面図レンダとセットで見ることはありますが、スタッフによるものだったんですね。

>デザイン画ではないその多くは実車や写真を見て丁寧に描かれたもので、

グァッシュやパステル等で絵画的に描き込んだものは、おそらくデザイン完了後に、広報/プロモーション用かまたは自分のために描いてるんだろうなと思っていました。
たぶん写真等を元にしてるんだろうなと思っていましたが、タッチなど絵として私はけっこう好きでした。
カラーペーパー上に不透明で粉っぽい画材で描かれ、アートセンター調のレンダとは違った趣があっていいです。
アルファスッドかロータス・エスプリの頃までは御大自身で描いていたようです。クォータービューというよりほぼ真正面または真横に近いアングルが多めですが、絵的にもその方が面白いと思います。

その後、御大はリスペクトするシド・ミード氏をイタル・デザインに招き、若手スタッフへの描画のレクチャーをしてもらって、以後シド・ミード流のプロモーションイラストが多く見られるようになりましたね。
御大もパンダのミード流イラストは自身で手がけたようで、添付は制作風景。画材はパステルですが下絵がしっかり描かれてるので、スタッフが下準備しているのかもしれません。
デザイン完了後のプロモーション用スケッチは、どこでも本人以外のスタッフが担当することは多いようですね。

2枚目の画像はミード氏によるお手本、3枚目は御大によるパンダ、最後の画像は、2015年3月頃と思われる自室の御大。

    a-krica   2018年6月26日(火) 22:50     Mail [修正]
>DADAさん

>この御大の写真はいつ頃撮られた物でしょうね。

やっぱり時代考証してみましたか。
いつ頃かわからないのですが、この写真、完全に“描いているふり”ですよね。取材している人からの“描いているところを”というリクエストに応え、
図面棚から「これなんかどう?」と言いながら取り出し撮影、という感じではないでしょうか。(失礼な想像ですね)
そんな演出は普通にあるでしょうね。

>『メデューサ』というランチアベースのコンセプトカー…

メデューサ、御大の作品中ずっとわたしの最も好きなモデルのひとつでした。
ジウジアーロ展でも展示されていました。素晴らしかったです。DADAさんがアップした実物大のサイドビューの絵もありましたよ。

>名前がなぜかギリシャ神話に出てくる恐ろしい魔物だったのか意味不明でありました。

見た者を一瞬にして石に変えてしまうメデューサ…。と言うか当時は「くらげ」と訳され、曲面への回帰を象徴していたということだったと思います。
もっと深い意味が隠されていそうですね。

>スケッチもまともに描けない子供でもCADを駆使してゲームマシーンみたいなヤツが出来ちゃう時代がちょっと悔しいというか、

「ブラックペアン」じゃないですけど、やっぱり巧い人の力って代えがたいですよね。
と言いながらわたしもAdobeに頼っていますが。

しかしユーチューブで、BMWやレクサスほか最新のカーデザイン・プロセスやスケッチ・テクニックの動画を改めて見てみましたが、やはりプロはすごい。今の人のテクニックも素晴らしく、フリーハンドできれいな線を引いていました。

前回の投稿で御大のパンダの描画風景を載せましたが、その完成状態も載せておきます。
ドローイングに限らずこのころ御大はシド・ミード氏の影響を有形無形に受けているんですよね。
2枚目の画像はミード氏の'75 Playboy Land Yacht。ボディサイドのウィンドーグラフィックはその後の御大の作品にいくつか近いテーマが見られますし、3枚目画像のIncasのインテリアも近いものがあります。
他にもプロダクト的アプローチとか、ハイテクなディティールのグラフィックなど…。

シド・ミード氏も御大以上にご高齢のはずですが、ブレードランナー2049に関与するなどまだまだご健在の様子。


    utida   2018年7月1日(日) 3:08     Mail [修正]
>DADAさん
ダナエーの絵とメデューサですか・・なんか謎めいて楽しいですね。
メデューサってかっこいいですね。知りませんでした。
シトロエンXMみたいですね。

>a-kricaさん
>未来派展も行きました、好みダブってますね。

ダブってますね。ブルーノ・ムナーリ展も最終日の前日に行ってきましたよ。
ほんとにいいドライブですよね。葉山美術館はいつも企画いいですし立地も建物も最高ですしね。

>ドローイングに限らずこのころ御大はシド・ミード氏の影響を有形無形に受けているんですよね。

御大がシドミードの影響を受けているとは知りませんでした。確かにシドミードのオブラゴンのなかにランチアの絵があったりして、なんで?と思っていましたがなぞが解けました。

シドミードは何かのインタビュー記事で絵を描くことはたやすいと言っていて、まあ本当に天才だと思います。とんでもない造形感覚と色彩感覚。しかし車デザインとしてはあまり魅力を感じないですが。。ガンダムと宇宙戦艦ヤマトにも関与して驚かされました。特にガンダムは衝撃的でした。あまりのデザイン思想の違いにカルチャーショックを受けました。

>シド・ミード氏も御大以上にご高齢のはずですが、ブレードランナー2049に関与するなどまだまだご健在の様子。

ブレードランナー2049も見てきましたが非常によかったと思いました。シドミードも関与しているのですか。スピナーのデザインはやっていないようですね。2049のスピナーはプジョー製という設定で、70年代のスーパーカーのイメージだそうです。シドミードのスピナーとはまた違う魅力があります。
映画の内容もAIやバイオテクノロジーが進み始めたこの時期、人間とは何かということを考えさせられましたね。しかしもうハリソンフォードはださなくていいでしょと思いましたが。それとスピナーは自動運転にしてほしかったなあ。。

    DADA   2018年7月2日(月) 17:24    [修正]
ブレードランナーに登場する日産GT-R

ではなくて、イタルデザインによるGT-Rだそうです。

取り急ぎアップしてみました。


正にGT-R REBORN ですね。

    a-krica   2018年7月6日(金) 23:18     Mail [修正]
>utidaさん

ブルーノ・ムナーリ展、行かれましたか!
湘南方面ですからもしかしたら、とは思っていたのですが。
いいところですよね。

>御大がシドミードの影響を受けているとは知りませんでした。

二人の繋がりはイタルデザインからシド・ミード氏に 79年頃ランチア・デルタのインテリアデザインの依頼をし、トリノに招待したのが最初だったようです。
(そのデザインが実写に反映された様子はありませんが)
制作後トリノを去る際に、御大のオフィスの壁に飾るために依頼したのがあのランチア・デルタの絵と、下のアッソ・ディ・ピッケの絵の2枚なんだそうです。
その絵が気に入って、若手スタッフへのレンダリング・レクチャーを氏に依頼したのでしょう。

>しかし車デザインとしてはあまり魅力を感じないですが。

散文的なデザインで、自動車美とは違いますし感情移入しにくいですよね。
私は自動車かどうかというより、氏の自身の自由な発想にまかせたような、例えば“異星でのパーティー風景”のような作品は
発想が拡散しすぎてついてけない面がありますが、ブレードランナーなど映画の乗物や世界観を創る、“答えを出していく” デザインは無条件に大好きです。
デッカードのセダン、セバスチャンのバン、タクシーなどなど、自動車のデザイナーからは到底出てこないデザインだと思います。

>シドミードも関与しているのですか。スピナーのデザインはやっていないようですね。

さすがに前作ほど全面的には関わってないようで、今回関わったのはハリソン・フォードの住む、
あのオレンジに染まるラスベガスの建築物・風景設定とのことですね。

>シドミードのスピナーとはまた違う魅力があります。

そうですね、けっこういいです。でもトロン・レガシーでも感じましたが、前作ほど心に残らないなと思っています。

ジウジアーロ展より少し前に有楽町の同じところでシド・ミード展があったことを思い出しました。
その時してもらったサイン、今でも持っています。

    a-krica   2018年7月6日(金) 23:22     Mail [修正]
>utidaさん

以前の私の投稿で__“御大がクリムト。ガンディーニの部屋にもしもシーレがあったらおもしろいですね。”
と書きました。深入りする話でもないですが、ガンディーニとエゴン・シーレって、私、ちょっと被って見えるんです。

ルックス・表情も近いものを感じますが、作風も。
クリムトの革新のリーダー・成熟性に対し、シーレのひとり破滅的なところとか。

そして、シーレもダナエを描いています。

画像は、1枚目:左ガンディーニ/右シーレ。2枚目:ヌッチオとガンディーニ。3枚目:クリムトとシーレ。4枚目:ダナエ!

    a-krica   2018年7月6日(金) 23:39     Mail [修正]
引き続き投稿します。

>ダナエーは多分にデザイン性が高いので、デザイナーのオフィスに飾るにはふさわしいとは思います。

私は『半分、青い』の秋風羽織(少女漫画家)のアトリエに合いそうだと思いました…なんて。

イタルデザインのプロモーション用のケンジントンの写真は、クリムトのアレゴリーの彫像に近いものを感じました。
トリノのピアッツァ CLNのDora像の前で撮られたケンジントンの写真と、Allegory of Sculptureの画像を載せます。
彫像との相性、いいですよね。

6月26日の私の投稿に載せた4枚目の御大の写真、ツッコミがあるかと思いましたが自分で書きます。

ウォール・ストリート・ジャーナルだったと思いますが、2015年3月の日付のWeb記事のために、そのころ御大の部屋で撮られたのだろうと思いました。
この写真で何かが明らかになるわけではありませんが、御大のいつものドローイングボード上に、現行のゴルフのためと思われるスケッチと図面が貼られています。
(改めて同じ写真の全体像を載せますが、拡大して詳細を見るなら前回の方が解像度高いです)
御大の手で描かれたのかどうかもわかりませんが、やはり何らかの形でゴルフのデザインにイタルデザインも加わっていたのではないかと想像されます。
現行ゴルフ日本発表時、御大とデ・シルバ氏が来日し、和田智氏による公開インタビューがWeb上でもあちこちで記事化されていて、
それを読んでも関与とか何も語られてもいないのですが、デ・シルバ氏は
  チームの様々な出身国のデザイナーから、12のアイディアを出させました。それをどんどん詰めながら集約していって、
  最終的なデザインを決めていったのです。このデザインを決めるためのプロセスは、非常にしっかりしたものを
  フォルクスワーゲンは持っています。
と言っていて、アイディア参加または評価プロセスに関与していたかもしれません。
公開インタビューからは御大とデ・シルバ氏やVWとの関係の雰囲気は窺えるのですが、
すでにイタル・デザインとの関係を清算した御大ですからもうあまり関係ないですね。

    a-krica   2018年7月6日(金) 23:54     Mail [修正]
引き続きすみません。

>DADAさん

メデューサ発表当時のロゴタイプに、“くらげ”を図案化したシンボルがあったと思って探してみました。
1枚目の画像がそれです。とは言え、最新のシビラもGFGによると
  Sibyllaとは古代ギリシア・ローマの伝説に登場する巫女で、神託を与え、未来を予言したと言われている。同じことはこのクルマにも言える。
  ジウジアーロ氏の母親であるMaria Sibillaの名にもちなんでいる。
と、神話や遺跡の名前好きで複数の意味を持たせる御大ですからメデューサもきっと深い意味がありそうですね。

>イタルデザインによるGT-Rだそうです。

唐突感があるニュースだと思いましたが、日産とイタルデザイン双方の50周年を記念し共同開発した「Nissan GT-R50 by Italdesign」、と言っているものの
内外装デザインを日産デザインヨーロッパと日産デザインアメリカが、開発・設計・製造をイタルデザインが担当。ということですから
エンジニアリング担当?作るだけ?って感じでしょうか。
新しいビジネスの形を模索しているのだと思いますが、新ブランド「イタルデザイン・アウトモービリ・スペチアーレ」の
「ゼロウーノ」もいまいちピンときません。Civicみたいに実際見るとスゴいのかも、ですが。

最後に、2015にリニューアルオープンしたアルファミュージアムの'68 Alfa Romeo 33 Iguanaの写真です。改めてかっこいい!
粒子の極端に粗いメタリック塗装のせいで写真映りが悪いのか、今までそれほど注目していませんでしたが
ライティングのいいクリアな写真で見ると、こんなによかったんだと思いました。

長くなってしまいました。スルーしていただいて構いません。

    utida   2018年7月14日(土) 20:49     Mail [修正]
週末しか書き込む時間がなく失礼しています。

>a-kricaさん
>ガンディーニとエゴン・シーレって、私、ちょっと被って見えるんです。

なんという面白い発想ですね!
たしかに似ていますよ。面白いな。。
顔もするどいですし。シーレもガンディーニもその作品、風貌には死のにおいを感じます。

>イタルデザインのプロモーション用のケンジントンの写真は、クリムトのアレゴリーの彫像に近いものを感じました。

スタイリングの調和ということですね。西洋の美はこういうことだと思います。
ちょっと前にこちらで書かせていただいた和辻の風土の考え方を車にあてはめてみたお話です。幾何学的な調和が西洋の美です。ヨーロッパ車が好きな人は車にそういう美を求めているということだと思います。
 とにかくヨーロッパではこういう彫像がいたるところにありますし、建築もそういうかんじなので立体的な美のセンスは自ずと染みついてしまうものと考えます。

>4枚目の御大の写真
むー確かにこれはゴルフ7ですね、特に右のレンダリング・・
御大もかかわっているように思えてきました・・しかしcピラーがゴルフのアイデンティティーであるというのがよくわかるレンダですね。

>Alfa Romeo 33 Iguana
これ、ブレードランナー2049のスピナーのカラーリングの元ネタなのではないでしょうか!?

>シドミード・・今回関わったのはハリソン・フォードの住む、あのオレンジに染まるラスベガスの建築物・風景設定とのことですね。

ブレードランナーの建築群は考えてみるとポストモダンですね。ブレランの車もそうです。すっきりしたモダンではなく装飾性が高くデコラティブで、ポストモダン的です。
そう考えると、欧州車は今ポストモダン的と言えないでしょうか。
1990年代にニュービートルあたりを皮切りにすっきりしたデザインが多くなった、と仮定すると、現在は面や造形が複雑になってきていると感じます。つまりポストモダン的な揺り戻しがきていると考えます。
日本車もそれに影響を受けて追随しますのでいま非常に複雑な造形が多くなっていると思います。
従ってまたいずれすっきりになっていくと予想します。
・・早速新型ジムニーなんてすっきりしました。非常にかっこいいです。


>DADAさん
>イタルデザインによるGT-R
イタルデザインがデザインしてないで日産デザインということで、なんかわけがわかりませんね・・。コンペやってイタルデザインが負けてたりして。。

しかしなぜかこれ既視感がありまして、何だろうと思いましたら、ガンバスターでした。ガンバスターとはエヴァンゲリオンを制作したアニメ制作会社のガイナックスが手掛けたアニメ「トップをねらえ」にでてくる巨大ロボットです。1980年代の作品です。要はこのGTRもアニメっぽいかなということでしょうか。。でもGTRのデザイナー本人がGTRはガンダリズム(ガンダムのようなデザイン様式)を狙ったと言っておりましたから、その進化系なのでしょう。でもかっこいいと思いますよ。
 GTRははなから欧州車にないスペシャルなオーラをまとっているように感じます。それは欧米の伝統的なスポーツカースタイルにはない異質なものです。ハイカラな欧州車に対してGTRはバンカラといったところでしょうか。・・次期GTRがハイカラにならないように祈っています。

    a-krica   2018年7月18日(水) 21:00     Mail [修正]
こんにちは。

前回投稿した6日夜には災害警報が出ていて、それから翌日にかけて西日本では大変なことになっていた訳で、
そんなときに長々と投稿をしていたことに気が咎めていました。
更に酷暑が続く状況に、今更ですがお見舞い申し上げます。

>utidaさん
>これ、ブレードランナー2049のスピナーのカラーリングの元ネタなのではないでしょうか!?

なるほど、そんな感じしますね。思いがけず、色々繋がってきて面白いです。
ブレードランナー2049のスピナーはコンセプトアーティストのGeorge Hullという人によるデザインということで、スーパーカーを参考にしたとかどこかで読みました。
カラーボやストラトス・ゼロあたりが元ネタかな、と思っていましたが、イグアナもカラーリングだけでなくて
グラスルーフからテールの跳ねにかけてとか、近いものがありますね。

>それとスピナーは自動運転にしてほしかったなあ。。

「タイムコップ」というSF映画でシド・ミードのデザインした主人公の車は完全な自動運転で、窓すらありませんでした。
そのことが結末で意味を持ってくる、という設定で印象に残っています。

イグアナの写真、こっちの方が良かったかな、と思っていた別アングルを載せます。
アルミのサッシュ、綺麗ですね。いつもながら御大のウィンドーグラフィックのセンス、抜群ですね。
そして向こうに見えるのは Alfaromeo tipo 33 coupe speciale、さすがに美しい。
このベースとなったFerrari P5は…、なんて始めるときりがありませんし既に語られたようですのでやめますが
'70年前後のこの時期が、自動車デザインの奇跡的な一時期だったとつくづく思います。

>ブレードランナーの建築群は考えてみるとポストモダンですね。
>とにかくヨーロッパではこういう彫像がいたるところにありますし、建築もそういうかんじなので立体的な美のセンスは自ずと染みついてしまうものと考えます。

デッカードの隠れ住んでいたラスベガスのホテルと、御大の新しいGFG styleの本社とがかぶって見えてきました。関係ないか。
イタリアではフィオラバンティ氏のオフィスもクラシックなところだったと思いますし、
ガンディーニ氏のアトリエ兼住居も17世紀の邸宅ですからね。
マリオ・ベリーニも確かそんな感じ、羨ましい環境ですよね。

因みにガンディーニ氏のアトリエには、以前の写真では17世紀当時のものらしき聖母子像の絵画がかかっていました。やはりシーレではありませんでした。
最近の写真では取り払われ、明るくモダンな雰囲気になってましたが。

またGFG styleですが、そのWEBサイトを見ると本社とは別に、スタイリングセンター社屋とその内部などが見られ、人員はわかりませんがかなり大きな組織なようです。
御大とファブリッツィオ氏、まだまだ野心満々と見えます。
また、開発モデルの画像データダウンロードもできるのですが、シド・ミード調のスケッチもあり今も続けているようですよ。

添付画像は左から、George Hullによるスピナー初期スケッチ、アルファミュージアムのイグアナ、ミードによるデッカード住むホテルのスケッチ、GFG style ヘッドクォーター。

    utida   2018年5月11日(金) 19:53   
[修正]
書き込みができません

    ash   2018年5月12日(土) 2:39    [修正]
投稿テスト2

IKeya Formula IF-02RDS Road version

    ash   2018年5月12日(土) 2:41    [修正]
utidaさん

多分もう大丈夫だと思いますので試してみてください。

    ash   2018年5月12日(土) 2:47    [修正]
何だか、過去の投稿データがごっそりなくなってますね。
原因不明…。

    utida   2018年5月13日(日) 2:04    [修正]

ashさんお世話になります。
テストです。

tipo買いましたよ!なんともすばらしいとしか言いようがありません。。

    ash   2018年5月18日(金) 14:18     Mail [修正]
utidaさん

ありがとうございます。私も親族や知人から欲しいといわれることがあるので、
Tipoとかベストカーとか、この車が掲載されているいくつかの雑誌を5冊くらいずつ買いました。
みなさんわりと好意的な記事になっていて嬉しいしありがたいと思いましたが、
同時に、出来ればもう少し深いところまで取材して欲しいな…とも思いました。
とはいえ今のご時勢、客観的にはその程度のもの、ということなんでしょうね。出版業界自体厳しいですし。

案外といってはなんですが、ベストカーの写真と記事が個人的にはいいなと思いました。写真はそのベストカーのWebsiteから。

    utida   2018年5月19日(土) 23:28     Mail [修正]
>出来ればもう少し深いところまで取材して欲しいな…とも思いました。
私もいろいろな記事を読みましたが同感でした。
スタイリングに関してとかもっと言及してほしいですよね。
私はとにかく流麗のひとことだと感じます。一本一本の線がそこでなければならない位置にそれでなければならない角度で引かれていると感じます。それはashさんの美的センスに全面的に拠っているものと思います。私がよくこちらで言っておりました”車のイデア”というものがあるならばIF-02RDSはそのイデアの影を映していると思います。

しかしこんな車を所有して町中を走ってみたいものです。
スタイリング、インテリア、エンジンフィール、エンジン音、操作フィール。これらでアドレナリンがどのくらいでるかが私の車選びの基準ですので。
そういう意味で私にとっては車はいかに脳内麻薬をだす装置たるかなのかもしれません。

    ash   2018年5月12日(土) 2:37     Mail
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