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やはり本命はクローズドか



先日のオープンタイプに対抗する案のひとつとしてクローズドボディのスケッチを描いていて、
やっと納得できそうなものにまとまってきて…、こうなると、やっぱり本命はクローズドかな
という気持ちになったり。 正直、描くたびごとに揺れています。

同時にプロジェクト全般についても色々考えるのですが…、
ちゃんとしたものを作ると言っても、プロトタイプ1号車としては、必ずしもライセンスプレートを
つけて公道を走れるようにする必要はないんじゃないか。

それ(公道走行)が可能になるであろう事を自然に予想させるに十分なアピアランスを
持っていて、基本運動性能が優れていて、尚且つ仮想ライバル車達に対する決定的な
技術的アドバンテージがあれば、そしてそれを特定の場所(具体的にはサーキット)で
証明できれば、色々な意味で注目を集められるだろうから、それで1号車としては目的達成
といえるのではないか。

その後、2号車以降で登録のための諸条件を整え、並行して製造計画も具体的なものに
していくのが、現実的なプランではないか。

だとすれば、おのずと製法の落としどころが見えてくる。
ウインドーグラスも、ボディパネルのマテリアルも…。
近日中に考えをまとめよう。



1週間ほど前、ウインドーグラスの成形をお願いする業者に久しぶりに連絡してみると、
もはや知っている人は誰もいなくて、肝心のリアルガラスの成形も今では外部に出している
とのことで、軽くショックを受けました。何だか妙に警戒されましたし…。
そこに最後に発注したのは2007年の東京モーターショー向けコンセプトカー用のもの
でしたから、もう5年もたっています。 色々なことが変わるわけです…。 
 
2012年07月10日(火) No.125 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
Comment(2) Trackback(0)

この記事へのコメント

記入者ash 2012/07/10/15:29:07 No.127
■TRITON さん
オープンカーではなくて屋根付きでということと、
ボンネットの開閉ラインに気をつかって、ということですね。
お気持ちは理解しました。
ただ、クライアントの好み、戦略上の考え方、そしてコストなど、
色々考慮しなければならないことがありますので、
ご期待にそえるかどうかは正直何とも言えません。

私も、出来ることなら、
息を呑むほど美しい車にしたいと思っています。^ー^

記入者triton E-Mail 2012/07/10/03:20:27 No.126
こんばんわTRITONです。
どのような車か分かりませんが、オープンカーは全体の大きな流れを途中で断ち切るようで、どこかにデザイン的な破綻が出ているように思います。
それとボンネットの開閉ラインも個人的にはとても大切だと思っています。
プレスラインと開閉ラインの関連は気になります。
息を呑むほど美しい車見てみたいです。
いつも勝手ですみません。

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