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新潟の実家で墓参り



昨日の土曜日、早朝5:00に大磯の自宅を出発して、新潟県南魚沼市の実家へ
母親の墓参りに行ってきました。母親が他界したのは2009年6月30日。
もう3年が経ちます。

墓地は実家の近くの田んぼの中、ごく小さなものです。
黒いのが実家のもの、左のグレーのものは父親のお姉さんが嫁いだ先の家もので、
この叔母も今年春に亡くなりました。

右隣りには昔実家で看とった名も知らない方の墓が二つ。
どんな理由があったのか、ふるさとを離れ、帰ることもできないまま亡くなってしまう、
そんな気の毒な方が昔はめずらしくなく、こんなふうにお墓を建ててあげたのだそうです。

そしてさらにその右には実家でかわいがっていたシバ犬、はなの墓。
結構立派なお墓です。愛されて大事にされていたんでしょうね。 

緑が美しいこの時期の田んぼ。
まだおたまじゃくしがたくさんいて、大人と同じ姿になったばかりのカエルもたくさんいました。
畔の草の中にいると完全な保護色で全然わかりませんが、
近づくと、びっくりしてピョンピョンはねてみんなで田んぼの水の中に避難します。
その姿が、ワーキャー!大変タイヘン!と言ってるようで、かわいかったです。

この田んぼで兄が育てて収穫したおいしいお米を、帰りにどっさりもらってきました。
実家に帰ると良くお米をもらうのですが、これがまた…、
2人でちまちま食べてるとなかなか減らなくて、むしろ増えるような錯覚を覚えるほどで、
家内は“魔法のお米”と言っています。ww

日本一おいしいと言われる魚沼産のお米をこんなにたくさん戴けることは
とても嬉しいのですが、正直、心苦しくもあります。
それに、ふるさとのこの美しい風景がいつまでも残っていて欲しいと思いますが…、
農作業は想像以上に大変です。まして雪国、それも豪雪地帯です。
他のいろいろなことはともかく、みんなずっと元気でいてほしいです。 

写真は全て家内が撮影。

  
2012年07月01日(日) No.110 (猫、動物、蝶、風景、写真)
Comment(2) Trackback(0)

この記事へのコメント

記入者ash 2012/07/03/15:46:12 No.113
■マミ さん
景色褒めてくださりありがとうございます。
子供の頃はただいなかでいやだなとしか思いませんでしたが、大人になったら
ここで生まれ育った事が幸せなことだったと思えるようになりました。
変わりますね、こういうのは。^ー^;

4枚目の後ろの方の墓は近所の家のものです。
この辺は昔、墓地としてもっと広々していたんだと思います。
それが農地改革で、田んぼに出来るところはなるべく田んぼにして…
という政策で、墓地のあいてるスペースが削られて(田んぼに転用されて)
こういうことになったんではないかと思います。

父親の稲荷寿司の話は私もこの時家内から聞いて初めて知りました。
私たち兄弟に言うには恥ずかしいような気がしていたのかもしれません。
なんか、父はこういう話でまだ私達に話していないことがいくつかあるような気がします。ww

新潟まで4時間といっても、新潟のかなり関東寄りなので、比較的近いんです。
特にがんばって飛ばしたりはしていません。^ー^;

記入者マミ 2012/07/02/09:49:48 No.111
ご実家のお墓はなんて景色の良い
ところに。
写真4枚目の後ろの方にもお墓が見えますが、あれもASH家のですか?

違うなら皆さん気に入った場所に建てられるのですね。

奥様の日記にあった、お父様のお稲荷さん話。読んでいて涙が出ました。
私にはそういった類いの素敵なお話が無いので、非常にうらやましいです。
そんなお父様の知を受け継いでいるASHさんも奥様とのエピソード有りそうですね。

それにしても、新潟まで4時間とは、さすがです。
私なんか、新横浜に住んでいる妹夫婦宅まで2時間掛かるというのに・・・

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