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Eurospares イギリスからパーツを個人輸入



少し前、例のラジエーター事件の時に、他にもいくつか手を入れたいところがあって、
そのための見積もりをデスティーノにお願いしたところ、案の定、部品代が非常に高くて
(以前よりもずいぶんまともになったのですが…)、これはもう最近はやりの個人輸入を
やってみようと思いまして、以前から調べていたEurosparesのサイトから注文してみました。

その中で一番高価なものは、エンジンマウント。いくつか前の日記の中で触れました、
古くなってへたって低回転でブルブル振動が伝わってくる…、あれを無くすためのものです。
バランサーの無い(設計の古い、ややワイルドな)V6エンジンの振動をうまく消すための
ものですから結構上等なものがおごられているらしく、今回発注時の価格は日本円で
5万数百円/1個。高いですね。これが2個必要です。日本車ならいいとこ1個数千円です。
(ちなみにセルシオ、少し前のレクサスLSで6,900円とかです)
しかし、クアトロポルテ用としてはこれでもすごく安くなったとのことで、以前はどんなだったか
調べたところ、なんと1個20万円(!)でした。
エンジンマウント2個で40万円…。 あいた口がふさがりません。(;´Д`)

以前の日本国内価格は一事が万事こういうありさまだったらしいのですが、
そんなままだったら私には維持できなかったことは間違いないです。
今はインターネットで海外の事情もかなりわかりますし、おりしも超円高状態ですので、
個人輸入にはいい条件なわけです。
運送にUPSを使って送料が5,000〜6,000円くらい、それに消費税がかかりますが、
それでも日本国内で調達するより全然安く、大まかにいうと半額程度です。
支払いはVISAなどの国際的に使えるクレジットカードで行います。

発注すると確認のメールが来て、場合によっては、一部パーツは供給できないので、
その他のパーツだけでいいか?みたいな事になりますが、ごくシンプルな英語のやり取り
なので、自動翻訳とか使って、それに少し修正を加えれば十分意思疎通できます。
それが済んで、約2週間とちょっと。クロネコヤマトが持ってきてくれました。
(佐川急便でなくて良かったです。あそこは今だに荷物の扱いが乱暴っぽい気がして…)
この時、ヤマト運輸のドライバーに消費税を払って、受け取りです。

届いたのはエンジンマウント、ミッションマウント、ラジエーターマウントなどと、
日本国内では欠品扱いだったステアリングコラムスイッチAssy(ちょっと新品というには
ホコリで薄汚れていましたが、拭けば落ちるのでいいかと…)、サイドウインドーモール
(ドアガラスの下端につく黒いゴム系コーティングされたモール)などです。
でも、このサイドウインドモールが…、クッション材の少ないところに詰め込まれていたようで、
写真のように曲がっていました。このパーツ、一回曲がると完全には元通りに出来ない
ものなので、はぁぁ…  (;´ω`) とがっかりしたんですが、デスティーノのTメカニック氏が
うまく修正して取り付けてくれました。クレーム扱いにすると面倒になりそうなので
嫌だなと思っていたので、感謝です。
2012年04月17日(火) No.55 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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