新型マツダアクセラ、姿をあらわしましたね、いかがでしょうか?
サイドにキャラクターライン、プレスラインがありません。かなりかっこいいと思います。すごくすっきりしています。 ほんとに思いきったことをするもんです、エンジンといいデザインといい、マツダは常に挑戦し続けている・・。
今までの魂動コンセプトでは躍動する野生動物の肉体を表現、とかとなっており、私はこれには賛同しかねていました。これもすばらしい挑戦だと思いますが、やはり車は生物ではないということで。また英国の車雑誌の記事だったかと思いますが、CX-3のデザインを評して”難解である”というのをみました。これはまさに私が鼓動デザインに感じていたものを端的に示した言葉でした。 今までの魂動デザインにそこはかとなく感じた違和感、それは繊細で複雑に交錯するラインの説明的な難解さからくるものだったと思いました。車の美しさ、かっこよさを感じると同時に視線があたふたと表面を右往左往してしまう、そんな感じでしょうか。
それがこんどの新型アクセラにはありません。前方から誘われた視線は素直に美しいリフレクションのラインをなぞって後輪方向へ高速で導かれていきます。 これは非常に心地よいです。
しかし惜しむらくはその視線は後輪へ向かい後輪を突き抜けて後輪後方の地面をたたいてしまいます。こうなると車はリアをぴょんと持ち上げられてしまうような変なことになり、すっと前進することはできません。または地面にすら到達せずにリアにたまって充満してしまう。下腹部にガスが溜まってしまっている感じ・・これはどうなのでしょうねえ・・でも |
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スープラだめだあ・・期待してたんですが・・悔しい・・ カモフラージュプロトタイプからしてだめだろうとは思っていましたがその模様をとりされば夢のような姿態があらわになるのかも・・と期待したのですが。。そのまんまでした。。 かっこよくない。。 |
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皆さま、今年もよろしくお願いいたします。 なかなか書き込めず失礼しています。
Mazdaがんばってますね。日本の唯一の希望かも。 Mazda 魁コンセプト、本当に期待しています。Mazda 3 素晴らしいですね。
>しかし惜しむらくはその視線は後輪へ向かい後輪を突き抜けて後輪後方の地面をたたいてしまいます。
そこは私と少し感じかた違うようです。 このラインがあるからこそ地を蹴り力が伝わる感が出るのだと思いますし、 後ホイール前の凹面のリフレクションはこのデザインのハイライトだと思ってます。 このラインは動かし難いのではないでしょうか。
ただしMazda 3はよくがんばってここまで落とし込んだとは思いますが、魁コンセプトモデルと比べると 生産型ではやはりホイール径の小ささや制約によって、形が鈍くなってしまうのは致し方なく、 utidaさんが「下腹部にガスが溜まってしまっている感じ」とおっしゃるのもよく分かります。 早く実車を見てみたいですね。オートサロンに出展されてるみたいですが。
今までの魂動コンセプトですが、実は私はCX3はとても気に入っていて 車高が高く車庫に入らないのと、私にはちょっと印象が猛々しすぎるので購入の候補にはならなかったですが 欲しいな、と思える形の車でした。 魂動コンセプトはMazdaの現行車では、CXシリーズはかなり成功していると思い好きなんです。 アテンザ、アクセラ、デミオはもちろん悪くはないですが、それほど素晴らしいとは思いません。 デミオのテーラード・ブラウン仕様のインテリアは魅力的で、かなりぐらっときましたが。 次期デミオに魁コンセプトがうまく落とし込めたら買ってしまうかも、なんて思ったりします。
画像は最初の2枚が魁コンセプト、3枚目が今回のMazda 3(次期アクセラ)。 |
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余談ですが最初にMazda 魁コンセプトのモデルを見たときに 「SHISEIDO BASARA」を少し思い起こしました。 BASARA は資生堂の海外向けの男性化粧品シリーズで、25年ほど前の商品です。 このボトルデザインがなんとも艶っぽくて、私は背の低いクリームのボトルを今でも持っていますが素晴らしいですよ。
デザインしたのは、あのマーク・ニューソン。 ただ、資生堂社内のデザイナーが相当フォローしたようです。 「なぜ蓋が必要なのか?」なんて言いだして、資生堂のデザイナーが困惑したと聞きました。 |
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スープラ、あんなんなっちゃったんですか…。 そりゃガッカリですね。
5年前のデトロイトで発表された FT-1を見たときは「すげぇな!これは造らなきゃ。」と期待したのですが なんでああなってしまうのか。サイズもだいぶ違うように見えますが 実際はFT-1が極端に低く、ワイドで彫りが深いのでしょう。
FT-1はカルフォルニアの CALTYによる制作。衝撃的でしたよね。 |
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前掲のFT-1の画像と比較しやすいスープラの写真を見つけたので載せます。
よく造ったとも言えますが…。 実車を見るまで保留ですね。 |
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返信遅くなりました。
>このラインがあるからこそ地を蹴り力が伝わる感が出るのだと思います
なるほど、地面を蹴る力ですね・・そういわれるとそう見えます。。 前へ出ようとする方向性は強められるかもしれません。 短距離走者が用意!でスタート姿勢をとっている状態です。 このあと猛ダッシュが開始されるその解放寸前のエネルギー。。 そう思うとこれはこれでパワフルなやりかたかも。
例えば新型スープラの場合、この前へ出る力というのは表現されない。 その代わり高速で空気がスリットを抜けて流れるさまが表現されています。 ただリアフェンダーのふくらみが後輪の出すパワーを象徴しており、ものすごいスピードを既に出しているような演出になっていると思います。
>実は私はCX3はとても気に入っていて・・欲しいな、と思える形の車でした。
私もです。cx3が最も好きです。完成度も最も高い。それはマツダもわかっていてその後のcxはcx3の発展形だと思います。しかし前出のようにそこはかとないやりすぎ感、日本人ゆえの精緻な繊細さが、車の本来的な魅力と拮抗してしまっているのではないかと感じたのでした。 cx3はアルファからの買い替え候補でした。しかし値段で断念しました。 それとディーゼル・・すばらしいエンジンですがアイドル時のガラガラはやはりちょっと・・。
>マーク・ニューソン。
おお!かっこいいボトルですね。ニュ−ソンのフォードのコンセプトカーは目に焼き付いて忘れられません。ああいうのをよいデザインというのだと思います。
>FT-1はカルフォルニアの CALTYによる制作。衝撃的でしたよね。
FT-1・・ほんとたまげました。かっこよすぎ。これを作ればいいんだよ!とひとり興奮してました。やはりトヨタもそう考えたんでしょう。そしてほんとに造ったわけですね。それはそれですばらしいですよね。しかしFT-1にはできなかった。それでもデティールをすべて再現しようとしてるところなんかFT-1愛が感じられます。私がUPした赤いスープラの画像は発表前にトヨタがドイツで出した画像ですが、赤は似合わないのかもしれない。a-kricaさんUPの色は似合ってていいかんじかも。 やはりエンジンがでかいんだと思います。ボンネットの高さがでている。
先代スープラはバットモービルがそのイメージソースだったそうですが、今度のスープラも図らずもそんなかんじになってしまいましたね。
FT1があまりに良かったためスープラがいまいちに見えてしまいますが、それでもじわじわとワクワク感が出てきています。やはりよく造ったと言うべきでしょうね。早く実車がみたいなあ。。 |
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マセラティーアルフィエーリとリアが似てますね。造形が似ています。アルフィエーリもFT-1も2014年らしいです。時代の様式だということでしょうか・・ |
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なかなか投稿できず、すみません。 年末から仕事が続きやっとひとくぎり出来ました。
今日は湘南T-siteに寄ってきました。 CG、Octane、Carマガジン、Auto & Design、F1速報など自動車誌も立ち読みしましたが 載ってる写真がもうHDRな写真ばっかりで、クォリティ高いですがあまりにバッチリすぎて(特にOctane)疲れます。 自動車雑誌に限らず、最近のかっこいい系の雑誌はそんな感じですね。 あまりはっきり見えてしまうのもなんだか、と思ってしまいます。もう雑誌買ってませんが。
スープラ、前回投稿したあたりからじわじわ、じわじわきています。 いや相当いいかもしれませんよ。 FT-1を初めてwebで見たときは、ダッヂ・バイパーやコブラ・デイトナクーペのようなかなりマッチョな印象を私は持ちましたが スープラはもっと緻密で頭よさそうです。かなり練りこまれてますね。
サイズは日産のZより10cm長く2cm広く2cm低い。でももっとコンパクトに見えます。 なんかR1に似て見えてきましたよ。(笑)
アルフィエーリとリア似てますね。そしてやはり同じCALTYデザインのLEXUS LCも。
ところでスープラ、ナンバープレートはどこにつくんでしょうか。 |
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トヨタのCALTYですが、2代目セリカのデザインを最初に手がけたことがCAR STYLING誌に載ったことで知り印象に残っています。 70年代末のことでした。日本メーカーがカリフォルニアにスタジオを設けるはしりでしたね。 建物もロゴもかっこよく、輝いていたなぁ。デザインした車は必ずしも成功作ばかりとは言えないかもしれませんが。
日産のNDI、ホンダのHRAと続きましたね。 今は組織名も変わっているかもしれませんし、一方で欧州にも各社サテライトスタジオを設け役割も変わってきていると思いますが、 当時カルフォルニアのデザインやレンダリングはとても新鮮に見えました。
CALTYによる2代目セリカのレンダリング、今でも素晴らしいと思います。私には理想的に思えます。 各社、デトロイトなどから多くの人材をスカウトしたんでしょうね。 GM流というかアートセンター調というか、当時多くのデザイナーが描いていたレンダリング手法ですが、 この人、とても上手いと思います。 |
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そう言えば、utidaさんがクルマのデザインに興味を持つきっかけとなったというマツダ・ロードスターは主にMRA(Mazda Research of America)のマーク・ジョーダン氏によるものでしたね。 GMのデザイン担当副社長だったあのチャック(チャールズ)・ジョーダン氏の息子さんですね。 |
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utidaさん >先代スープラはバットモービルがそのイメージソースだったそうですが、〜
バットモービル って、あのケン・奥山氏がデザインしたんだそうですね。
奥山氏の業績は圧倒的でこのBBSでもこれまで何度か語られたことは知っています。 独立されてからもますます活躍され凄いパワーですよね。最近ではJRの山手線や四季島の車輌デザインなんていいですよね。
その奥山氏ですが、GMのカルフォルニア先行開発研究所のマネージャーだったことがあるんですよね。 氏は美大でグラフィックデザインを学んだ後、渡米しアートセンターに入学。卒業後GM入社。 GMチーフデザイナーを経てポルシェ・シニアデザイナー時に、GMデザイン担当副社長だったチャック・ジョーダン氏に乞われてGMのカルフォルニア先行開発研究所の所長(デザイナーではなく管理職)に就任。 奥山氏はチャック・ジョーダン氏をアートセンターの学生時代以来の恩師だと語っています。 GMを辞められた後、ピニンファリーナにデザイナーとして入社が決まり、イタリアのビザが下りるまでの1年間は映画関係デザインのアルバイトなど何でもやったそうで そのひとつがバットモービルだったらしいです。話が色々つながりましたね。(笑)
奥山氏のGM時代の業績はあまり紹介されていませんが、4代目シボレー・カマロがデザイナー時の作だと言われています。 画像検索したところ3枚だけ’89頃と思われるスケッチを見つけました。 80年代の代表的なGMのコンセプトカー、Corvette Indy (1986), Buick Wildcat (1985), Pontiac Banshee (1988)らを強く想わせますが 時期的にそれらより後に描かれたもののようですので、やはりシボレー・カマロ (1993~)のための初期イメージでしょう。 タッチもピニンファリーナ以後のとはだいぶ違いますね。
奥山氏の著の本は古本や図書館で借りて3冊ほど読んだことがあります。 立派でなるほどと思えるのですが、文章としての面白味はあまりなかったと思います。講演の内容を書籍化したせいかもしれませんが。 CG誌で連載している永島譲二氏とは対照的ですね。永島氏の話の面白さは傑作ですよ。 二人とも「正確さならクォーツだけど時計の価値はそれだけではなかった」というような話もされていましたが。
永島氏もCGの連載ではここのところハーリー・アール氏などかつてのGMデザインのことについてよく語られていますね。 |
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前述のCorvette Indy (1986)ですが、とても衝撃的なコンセプトモデルでした。 当時、非常に影響力が大きかったと思います。わかりやすい例ではNSXとか。
画像は1, 2枚目がコルベット・インディ (1986)、3枚目がBuick Wildcat (1985)、4枚目がPontiac Banshee (1988)。 ワイルドキャット以外はRevellからプラモデル化されました。 インディの写真の背景はトリノ。モデル製作は北イタリアのとあるカロッツェリアに発注されたということです。
話が逸れすぎましたね。 |
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>湘南T-site
gungen堂が閉店だそうです。ファミリーマートやレストランやコスメとか撤退が続いています。やはり売れないそうです。特に平日。。tサイトそのものが撤退しないようにがんばってすこしでもお金落とさなきゃと思っています。座雑誌一冊買う程度ですが・・
>スープラ、前回投稿したあたりからじわじわ、じわじわきています。
私も実はじわじわきてます。。やはりアメリカンじゃないですか。フェンダーのふくらみがマッスルに見えます。アルフィエーリなどはエレガントな空気の流れ等を感じさせますが、スープラにはそういう飾ったところはない。獲物に飛び掛からんとする獣感は図らずもft-1と違ってスープラに似つかわしいものになったとすら思ってきました。 そしてただのアメリカンじゃなくみょうちきりんなジャパニーズが入ってる・・これがなんとも絶妙な変さで見たこともない魅力を感じてしまっています。まるで神秘の深海魚を初めて見たみたいな感覚でしょうか。イタリアのクアトロルオーテのサイトでスープラの記事を見たのですが、美しくないという意見が多い。これはヨーロッパの美意識ではないですよ。でもしいて言えばバロック的と言えるかもしれませんが。
>トヨタのCALTY・・日本メーカーがカリフォルニアにスタジオを設けるはしりでしたね。
そうですか。はしりでしたか。やはりアメリカ市場というのは今も昔も重要だということでしょうか。
>2代目セリカのレンダリング 美しいですね! しかし実車との差が激しいですね・・実車は顔がねえ・・
>マツダ・ロードスターは主にMRA(Mazda Research of America)のマーク・ジョーダン氏によるものでしたね。
そうなのですか!ちゃんと知りませんでした。私はおそらく氏がデザインしたベースを日本勢が改良したもの、特に能面の要素を取り入れたというのに感銘を受けました。車に感情を付加できるということです。
>バットモービル って、あのケン・奥山氏がデザインしたんだそうですね。
!ほんとですか!それは驚きました。奥山氏の最高傑作はエンツォだと思っていましたが、じゃあバットモビルですわ、最高傑作は! そういえばバットモビルとエンツォ、似てる!
>文章としての面白味はあまりなかったと思います・・永島氏の話の面白さは傑作ですよ。
私も奥山氏の本は何冊か読みましたが同感です。一番聞きたいところはわからずじまいといった感じでした。永島氏の話は確かに面白いのですが、文体というかなんかちゃらけた感じがあってあまり好きになれません・・よってあまり読んでいません。。
>Corvette Indy ・・わかりやすい例ではNSXとか。
ほんとうだ、これはnsxですね、気が付きませんでした。 nsxはなににも似てないと思っていたのですがこれは・・
もとピニンファリーナのデザイナーのアルド・ブロバローネ氏のデザインした車も既視感が強かったのですがこれですわ・・。 |
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