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フェラーリ歴代スペチアーレ




Facebookで拾った画像の元画像を探そうと思ってGoogleの画像検索をやってみたら、
何か仕様変更しようとしてる最中で不具合になってるのか、何だか全然ダメで…
画像をアップしようとすると
“画像は .jpg、.gif、.png、.bmp、.tif、.webp のいずれかの形式である必要があります。”
なんて出る。アップしようとした画像はjpgであることは間違いない。保存し直したり、
拡張子を変えてみても結果は同じ。まったく…。

だいたい、画像検索ページに行くのに2アクションくらい必要なのもどうかと思うが…、
それはともかく、フェラーリの歴代スペチアーレが一堂におさまった写真を見てつくづく思った。
やっぱりF50がぶっちぎりのブサイクだな。 (; ̄ー ̄)  (←ちょっと久しぶりの暴言)
しまりが無くデローンとしたプロポーション、顔つきも良くない。
これのクーペバージョンのルーフとエンジンフードまわりのパーティングラインだけは
魅力的でちょっといいと思うのだが、それだけではちょっとあんまりだ。
好きな人には申し訳ないが、単なる個人的感想と思って読み飛ばしていただきたい。



確か、Enzoを発表した後のインタビューで当時のディレクター、ラマチョッティ氏が
“F50のデザインを終えた時、何か大きなチャンスを自ら逃してしまったような気がした…。”
みたいな事を言っていて、それはその言葉の続きでEnzoの先進性とか革新性とか、
そういうものを自賛する前振りになるのだが、その記事を読んで、ああやっぱり本人達も
そう思ってたのね、と思った覚えがある。

F40のフロントがカックンと下がって見えるのも(サイドにまわり込んだ黒いラインの影響が大きい)、
全体的にやや乱暴な造形で稚拙な感じがするのもちょっとなぁと思うし、
Enzoのフロントオーバーハングの長さ(私は基本的にフロントもリヤもオーバーハング容認派で、
それらが長かろうが何だろうが、全体的にカッコ良く見えればOKというスタンスなのだが)と、
それを悪い方向に強調してしまっているプランビューでの絞り込みの少なさ、角ばった造形…。
そして、私は実はここが気になってしょうがないのだが、フロントウインドーとルーフのつながりが
なめらでない、というか、ここはいくらなんでもひどいと思う。
モックアップで見た時はここまでひどくなかったから、これはおそらくフロントウインドーガラスの
成形上の問題で(サイドビューでの曲率があまりきつく出来ない)仕方なくこうなってしまった
のではないかと思うのだが、それにしたってこんなことは試作の段階でわかっただろうに…。
良くこれでGOサインが出たものだと正直思う。(暴言は続く…)
まぁ、クライアントが望んだものがこういうものだっといえばそれまでなのだろうが、
他にも色々と気になるところがあって、総じてこれもやはり乱暴な造形という感じが強く、
少なくとも自分には上質なものとはとても思ない。

ということで、自分の中で序列をつけると、
288GTO >>> LaFerrari > 250GTO ≧ Enzo > F40 >>>>> F50
こんなところかな、と。

もちろん、異論は多いに認めます。(;^ー^)ノ




やっぱ288GTO、美しくカッコいい…。

2013年10月12日(土) No.770 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
Comment(2) Trackback(0)

この記事へのコメント

記入者ash 2013/10/12/21:05:23 No.773
■フラミンゴ さん
Enzoが一番お好きなんですね。
ひどいこといっぱい書いちゃったなぁ。すみません。(;^ー^)ゞ

IF-02RDSのダウンフォースは計測したわけではないので、何とも言えないですが、
基本的な素性として沢山出せるような形状をと考え、走行テストによってバランスを
見ながら減らす方向で調整(ディフューザーやフロントウイング下面の角度を変えたり、
アンダーフロアにあるエアインテークの面積を増減したり)できたらなと思っています。
増やす方向になる場合、ウイングとかカナードとか、色々追加することを考えなければ
ならなくなり、なるべくそういうことは避けたいと思いますので。

本格的なレースに関しては、期待していただくのは嬉しいのですが…、
イケヤフォーミュラさんの方針もありますし、よほどの大口スポンサーがついて安心して
参戦できるような状態にならないと現実的には難しいと思います。

記入者フラミンゴ E-Mail 2013/10/12/16:22:10 No.771
個人的には
Enzo>>>LaFerrari>F40≧288GTO>F50
です。
長いフロントオーバーハング、角ばった造形ながらも失っていない優雅さ、絞りこまれたリアキャビンと鮮やかなコントラストをなすワイドなリアトレッドが好みです。
ひとつ問題があるとすれば、長いフロントノーズであごをこすってしまいそうなところです.

ところで気になるのがIF-02RDSのダウンフォース量なのですが、見るからにして260km/hで700kgはありそうですね。さすがにRadical RXCの900kgを超えるとなると本格的な風洞実験が必要かと思いますが、SUPER GTやルマンのGTクラスに出場するのでもなければ不要でしょうか。でも、私の勝手な思いでは、IF-02RDSがフェラーリヤポルシェを向こうに回してモータースポーツで活躍する姿を見てみたいという気がします。




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