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アルミからクロモリ (フレームの材質)



想定していたアルミ角パイプを主体にしたフレーム構造ではどうしても
狙った剛性が出ないので、材質と構成をもう少し考えたいとの連絡が入り、
こちらはその間に細部の造形の再検討を行うことにしました。

アルミの角パイプ(と丸パイプ)を主体に溶接構造でスペースフレーム
(部分的にトラスフレーム)を作ろうとしていたのですが、溶接可能な
材質だとアルミ自体が柔らかく、思うような剛性が出ないそうで、
それではせっかく作っても…ということです。 参考にしたロータスの
フレームなども、やはり納得のいくような剛性ではないとのことです。
硬いアルミは溶接が難しいので、ロータスなどが接着材を使うのは
そういう理由もあるのかなと思いましたが、そのロータスもそういう
面ではある程度割り切っているようです。まぁ、見るからに、それほど
剛性が高そうには見えないフレームではありますが…。

このアルミの接着、何だかちょっと恐いというか、信用できないような
気がするのですが、かつてあるプロジェクトで私も使った事があり、
想像していたよりもはるかに強..
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2012年09月24日(月) No.202 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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