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NACAダクト



NACAダクトはエアインテーク形状の回答のひとつではあるけれど…。

実際に優れた機能を持っていて(抵抗が少なく吸入効率が良い)、
純粋な形としても、コンコルドのプランビューのシルエットみたいでカッコ良く
思えてとても好きなものではあります。

ただ、せっかく新規に作るのなら、何か他の形も考えられないものかなぁ…
と考えてしまいます。

エアインテークは(NACAダクト状のものに限らず)、単にスタイリング上の
要素としてファッションアクセサリー的な意味合いでつける場合もありますが、
今回の車の場合は全てちゃんと機能するように考えています。

この形に限らず、エアインテークって、スポーティーでちょっとレーシングカー風な
雰囲気を醸し出すことができていいなと思うのですが、特にスマートで美しい
プロポーションのボディにうまくつけると、とても魅力的に見えることがあります。



エアインテークをどれくらいつけるかは、“絶対の自信”でもない限り、
基本的には多めにです。ボディが完成して、いざ走ってみたら、
あんまり良く冷えなくて、どうもオーバーヒート気味でパワーが出ません…。
なんていうことになっては困りますので、要所に多めに作っておいて、
不必要と判断される個所は蓋状のものでふさぐ、という考え方です。

で、ここしばらくモヤモヤと考えたのですが…、
少し考えたくらいではこれよりも説得力のある魅力的な形は思い浮かびませんので、
今回はこれをひとつの案としてまとめてみます。





困った時のNACAダクト。

2012年12月03日(月) No.344 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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