などと偉そうに書いているわけだが、311の事故が起こる前までは私も、
“資源の無い日本は原発をやらずにどうする！もんじゅもがんばれ！”
などと思っていた。よく調べることもせずに。　

311直後の電力不足の時、うちのあたりも計画停電の範囲に入っていたので、
その時間になる前に作業中のデータを保存するなど、ああ、もうやってらんねー…
な状態ではあった。
しかし、ほとんどの原発を停止しながらも節電のセの字も言いださなくなった現状を見るに、
あの騒ぎは一体何だっただろう？と思う。
もしも原発の分も従来通りの火力等でまかなっていたら、普通に暮らせたんではないかと。
多少電気代は高かったかもしれないが…、その電気代も実は疑問で、低コストと言っていた
原発だが、廃炉の費用（普通にやっても何十年もかかる）とか、今回のような天災による
事故が起きた場合、復興にかかるとんでもない費用を考えると、（あと、東電はじめ電力会社の
すごくいいお給料、無駄にいい施設関係なども）　私にはどう考えてもトータルで低コストとは
思えないです。　

何とか代替エネルギーをとも思うが、もてはやされたソーラーがまだまだ（発電効率低すぎ）だし、
基本的、現実的には、火力発電の効率を上げ、石油系以外の燃料をなるべく多く開発する…
これくらいしかないか…。