1988年デビューした、CADILLAC
ALLANTE です。 ランチア・ガンマ・クーペと共通する、シンプルでクリーンな面で構成された、 美しいボディは、そのデザインと生産をイタリアのピニンファリーナて行い、 そのボディを専用機でデトロイトに空輸、GMの工場で、 エンジン、ドライブトレーンを組み込んで完成、という気が遠くなるような 工程を踏んだため、“世界一長い生産ライン”と呼ばれました。 当時GMは、こういった車は、そのようなことに付加価値があり、 顧客は喜んでそのためのコストを払ってくれるだろう、と言っていましたが…。 残念ながら、ビジネスは成功とはいえませんでした。 エンジンは、初期はアランテ専用、V型8気筒4F型でしたが、 後期にはGM自慢のノーススターエンジンを搭載し、 その他の面でもいくつかの改良が加えられましたが、1993年を最後に 生産中止となっています。 個人的に、この車のエクステリアは大好きですが、 インテリアは、あまり魅力的には思えません。 とはいえ、程度のいいパールホワイトなどが、格安であれば、 是非欲しい一台です。(^^) 皆さんはいかがですか? ディメンジョンは、 全長:4530mm 全幅:1870mm 全高:1320mm ホイールベース:2520mm 乗車定員:2名 燃料タンク容量:83リットル |