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  カースタイリングデザイン掲示板の過去ログの一部です。


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 ミウラを輝かせたデザイナーは誰か 前編   くろだ KURODA   2005年12月25日(日) 2:24   
本当は、ミウラ(およびその周辺デザイン)の何にジウジアーロ的なものを見たのか、
あるいはどこにガンディーニらしさを見出したのかという話の方が楽しいのですが・・・
とにかく、いずれは話すことになるであろう「事実関係」をまず整理しておきます。

「ジウジアーロがミウラをデザイン出来たはずがない」という証拠はいくつかあり、また、なぜあのような疑惑(勘違い)が起きたのかという要因はいろいろとあるのですが、今回は代表的なところから。

@ジウジアーロがベルトーネを去った時点では、ミウラのボディのオーダーどころか、あのミドエンジンシャーシー自体がまだ完成・公表されていなかった。

これは、時系列としての事実です。やや気まずいかたちでギアに移籍した後のジウジアーロがわざわざライバルとなったベルトーネにミウラ用のスケッチをプレゼントすることはあり得ないので(笑)、すくなくとも
「ミウラは実はジウジアーロのデザインである」というのは、当時の人々の憶測から生じた勘違いだったということです。

A噂のあったスケッチと実際のミウラの共通点は、コンベンショナルな部分だけに限られていたことが判明した。

では、このミウラのデザインに関する疑惑を膨らませてしまった大きな要因は何なのかというと、ジウジアーロが「ミウラに似たスケッチをベルトーネに残してきたよ」と友人に言ったことでした。(後になって「似てるというのは、誤解をまねく表現だった」とジウジアーロ自身が撤回している)
さて、そんなものがあったのか、そのスケッチはどんなものだったのかは、議論の間も長らく謎のままでしたが、ずっと後の1999年になってようやくジョン・ラムによって発見・公表されました。しかし、それはシャシーレイアウトも寸法も架空のものとしてジウジアーロがラフに書いたもので、当時のレーシングカー的なフォルムの魅力をそなえていたものの、ミウラをミウラたらしめている美しさをそこに見ることはできません(写真参照)。
とにかく、大内さんがおっしゃるように「クルマとして仕上がったミウラのデザインディテールに繊細な素晴らしさを見出せる」というのであれば、それは取りも直さずガンディーニの力量を褒め称えていることになるのです。なぜならその「繊細さ至るほどのディテールな影響」をジウジアーロがミウラにもたらすことは物理的に不可能で、細部に神を宿らせる作業にあたっていた人物はガンディーニをおいて他にいなかったことが、この@Aによって明らかになったからです。(ここで議論はプロポーションの話に展開するかもしれないがそれは次回・・・?)

正直、当時S.TAKASHIMA氏などが、ミウラbyジウジアーロ説を打ち出した気持ちは理解できますし、当時のカーデザイン界の流れから言って自然だったとも思います。しかしそこでは(いろんな分野でもよくあるところの)先代を愛するファンが愛あまって「後継者を認めるまじ」という心理が大きく働いたと思われ、事実当時の氏はガンディーニデザインの価値を見抜けなかった(その点、海外のジャンカルロ・ペリーニの評論は鋭かった)。ガンディーニが開こうとしていた新しいパースペクティブを共有できなかった(見えていなかった)とも言いかえられると思いますが、しかしそれは、ひとつの時代を誰より的確に評論してきた高島氏の実績を大きく曇らせるものではないでしょう。

写真は、今から17年前、お互いの名作を称えあうガンディーニとジウジアーロ、という極めて珍しいシチュエーションの2枚。(出典雑誌が何だったかは忘れましたが、ルカ・チフェーリによるいい記事でした。ヌッチオがジウジアーロにガンディーニのスケッチを見せて「こいつもベルトーネ入れたいのだけど、どうだ?」と相談した!とか面白いエピソードも)

そして問題のジョン・ラムスケッチのアップです。

ところでShogoさんの
>ジウジアーロのギブリやマングスタと、ガンディーニのミウラ、エスパダの稜線の印象に決定的な違いを感じます(ジウジアーロは線がスムース、ガンディーニは「書」のようにスピードの抑揚が強い)

というのが、当時のリアルタイムでの感想だとしたら、まさに慧眼、言い得た表現だと私は思いました。

    Marian   2005年12月25日(日) 4:10   
Hallo

Are these two mans on your pictures Giorgeto Giugiaro and Marcelo Gandini?


    Marian   2005年12月25日(日) 4:12   
and these

    utida   2005年12月25日(日) 4:54   
marian now we are talking about designer of lamborghini miura.
with an established theory,Miura was designed by M.Gandini at BERTONE.
but there is a report that Miura was designed by G.Giugiaro.
who is Miura's true design person? ?
do you have some information about this topic?

    _ASH_INSTITUTE_   2005年12月25日(日) 6:01    Mail
くろださんご紹介のこの本、私も持っています。^^
いい記事だったので、当該ページだけ切り取ってスクラップブックに入れてあり、
それが災いして、私も雑誌のタイトルは忘れてしまいました。^^;
そのうち紹介しようと思っていたのですが、やっぱりくろださんから出てきましたね。

私はどちらびいきというわけではないですが(もちろん、どちらもとても尊敬しています)、
くろださんや、Shogoさんがおっしゃるように、両デザイナーとヌッチオ・ベルトーネ、
そして設計者のジャンパオロ・ダラーラなどへのインタビュー記事と、時系列で見た事実から、
私も、ミウラのデザイナーはガンディーニだと思います。
そして、個人的には、デザイン自体も、ジウジアーロよりもガンディーニらしいと思います。
Shogoさんのおっしゃること、よくわかる気がします。
(以前も思ったことなのですが、何となくShogoさんとは感覚が似ているように思います。
Shogoさんがどう思われていらっしゃるのかは、わかりませんが。)

かなり強引に例えると、私の中では以下のようになります。
・ジウジアーロ:まとまりの良さ
・ガンディーニ:壮観さ

とはいえ、両者とも、かなりレベルの高いところでの違いであり、実はかなりの領域まで
両者のテイストはオーバーラップするような近いものだとも思っています。
その重なる部分がヌッチオ・ベルトーネの好みとも一致しているのではないかと。
そして、より先鋭的な領域で、ヌッチオの好みに応えたのはガンディーニのほうかなと思います。

それから、色々な意見があっていいと思いますが…、私の中では、
カラボ、カウンタック、ストラトス(ゼロから量産まで)、マルツァルなどは、
ベルトーネをベルトーネたらしめた最高傑作に思えます。
ピニンファリーナなどの競合他社とは明らかに違った魅力を感じます。

    くろだ KURODA   2005年12月25日(日) 6:42   
おはようございます!みなさんすごい時間にまた・・

>いい記事だったので、当該ページだけ切り取ってスクラップブックに入れてあり、それが災いして、私も雑誌のタイトルは忘れてしまいました

私もまったく同じですが^^;このLuca Ciferri記事の原版、売ってるの見つけましたよ。
http://cgi.ebay.de/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&item=8351148749&category=32551

ちなみにこのLuca Ciferriは、大内さんがアップなさっていた英文記事の中で「ジウジアーロのミウラの図面?」を見たただ一人の人物、と書かれているその人ですね。

かなり強引に例えると、私の中では以下のようになります。
・ジウジアーロ:ニュートン
・ガンディーニ:アインシュタイン

やや冗談ですが、「2人に対する評価」をどう評価するか、という点でいいかなと。

>ガンディーニは「書」のようにスピードの抑揚が強い

というShogoさんの表現は、かなり前にこのBBSで私がガンディーニとバクザン先生という書き込みで例えたのと同じですね。
ジウジアーロのリニアさに対して、ガンディーニは「ノンリニアなピークのある」感性が特徴だと思います。それは、それまで誰もやらなかったネガ曲面とポジ曲面の稜線での接合にも大胆に現れていて、それがその後のメビウスの輪のような新発見につながっていったというのが、私のガンディーニ評のコアなのですが・・この辺は図がないとわかりにくいですね。

そして意外と重要なのは、ヌッチオの存在だと思います。

    大内 誠   2005年12月25日(日) 15:23    HP Mail  
その雑誌はNAVIです。探せば出て来ると思いますが、ジウジアーロとガンデイーニをはさんで、真横に対するギブリとミウラは対象に見えるような気がしますが、、、。

くろださんのおっしゃる65年の時点でシャーシーがなかったというのは、、、?。写真を付けましたようにシャーシーは65年に出来上がっています。いわゆるテイザーキャンペーンのような形でこのシャーシーだけを出したんでしょうね。うらではボデイはかなり進んでいたと思います。ミウラは65年の発表です。

ギブリとミウラ、マングスタの稜線が違うとありますが、同じですよ。違うと言われる意味が分かりませんが。雲型定規を当てて頂けると明解かなと。

ミウラのデザインがどっちかというとガンデイーニより、、、。そうかな?。理解出来ない。

ヌッチオはジウジアーロの才能にジャラシーを感じていたのでしょうね。それをガンデイーニに託したのではと。その後のベルトーネの車は単なるショーの人気取りだけに走ったデザインとしか思えないですが。

    くろだ KURODA   2005年12月25日(日) 16:05   
>くろださんのおっしゃる65年の時点でシャーシーがなかったというのは、、、?。写真を付けましたようにシャーシーは65年に出来上がっています。

完成半ばのベアシャシーがフェルッチオによって強引にトリノショーに持ち出される(笑)ことになったのは65年10月。それ以前に、ジウジアーロは正式にベルトーネを去っています。この時点で、フェルッチオはまだボディの相談をヌッチオにもちかけてはいません。このトリノショーをカロッツェリア選びの機会にしたのです。また、ジウジアーロとベルトーネはさらにそれ以前の65年3月ごろにはすでに事実上、袂を別ていたという記述もいくつかあります。そのころには、関係の悪化を嗅ぎ付けたアレッサンドロ・デトマソがジウジアーロの引き抜きのために接触したことも後に明らかにされています。
さらに、ミウラ(ボディ付きの方)の発表は65年ではなく66年のジュネーブショウです。

いずれにせよ、時系列からみて、「ミウラの話」がジウジアーロに入った可能性はないことになります。

    大内 誠   2005年12月25日(日) 16:26    HP Mail
ミウラの発表を65年と書いてしまったのは単にこちらのミスでした。すみません。いや〜勉強になりました。そうですか。時系例からジウジア−ロが外れてしまうともう何も言えませんが、100パーセントガンデイーニだとしますと、何故このように煙りの立つような記事が出るのでしょうか^^?。

    Shogo   2005年12月25日(日) 18:18   
>ギブリとミウラ、マングスタの稜線が違うとありますが、同じですよ。違うと言われる意味が分かりませんが。雲型定規を当てて頂けると明解かなと。

これやりました。四半世紀も前のことです。さんざんやったけど、うまく差をだせなくて悔しい思いをしました。(今ならCADでモデル作ってサーフェースの曲率変化で解析できるかも。)
で、そのころ自分が至った結論は、「受ける印象の差は形が主体じゃない。形の奥にあるものだ」と。
ジウジアーロの形、例えばギブリのスタイルは形だけなんですよ。
でもガンディーニの形、例えばミウラは、そのスタイルの裏に、タイヤがあり、エンジンがあり、空気の通り道(内にも外にも)がある。
書の強さは、筆使いを記憶しているからかと、そう思いました。

    Marian   2005年12月25日(日) 18:22   
Hallo

I have Magazine and here is writing:

Miura is designed by Bertone from M. Gandini. But G. Giugiaro was a school boy by Bertone in these time. Giugiaro cant make same on Miura. These all vhat I have about this.


Pictures that you send me are for my private book about cars. I have no WWW side. Pictures are for me. Thak you.

    くろだ KURODA   2005年12月25日(日) 18:38   
>何故このように煙りの立つような記事が出るのでしょうか^^?。

やはりそれは、ミウラのデザインが「ジウジアーロ的だと人々に思われてしまう要素」をいくつも持っていたからだと思います。
私は、カングーロやディーノクーペなどよりもイソ・グリフォA3Lをミウラはかなり参考にしたなぁ、と思います。

煙りの立ってしまった理由は^^:

@実際にジウジアーロがビッザリーニと仮定して書いたスケッチの影響もかなりある。チーフデザイナーが交代したばかりの時期とベルトーネの大舞台が重なったあの時期、ヌッチオのリーダーシップは一時的にかなり高まったはずです。「テイストが一気に変化しないのはおかしい」考える方がじつは無理があるのです。さすがのガンディーニも新人で、また5ヶ月でそれまでのベルトーネ色を一新するデザインを量産できるはずがありません。カロッツェリアとしての文化・DNAの影響はあって当然です。
(例えるなら、ジウジアーロのジュリアスプリントが前任者のスカリーネのジュリエッタに似ている!と批判するようなものでしょうか^^。)

Aミッドシップ2シーターという「おいしい」テーマで、ミウラは見事に魅力的なデザインになったために、ここまでの素晴らしさはジョルジェットをおいて可能なはずがない、と思わせてしまった。(しかし実際は、あのレイアウトであればかなりスタイリッシュなものになることが約束されたようなものであったと、全ての当事者が口をそろえて語っています)
しかし、ミウラにおいて重要なのはそのフォルムそのものでは、ないと思います。

Bガンディーニがミウラの後に一気にアグレッシブな路線に出たため、作風としてミウラが異質だということを理由にジウジアーロデザインだと決め付けた評論がでた。しかしそれは時代の節目とたまたま重なっただけで、そのような憶測は、新しい地平を切り開こうと燃えていたガンディーニをいちいち苛立たせるものであった。そのためにガンディーニが、自作ミウラの因習的(コンベンショナル)な側面を自己批判的に皮肉をこめて評することも多くなり、ジウジアーロ説を再燃させてしまった。しかしガンディーニが「なぜ、どこが新しいかを評価せず、単にいい形であることばかり語りたがるのだ!デザインの価値とはそういうことではない!」と苛立ち、がっかりしたことは、今となってはよくわかります。

Cライト類やエアインテークなど、ディテールの部分でジウジアーロ作品からの引用をあえて避けなかったことが、ジウジアーロ作品である証拠だと誤解された。

Dプロポーション感覚に関して、ジウジアーロに迫るレベルのものをガンディーニは持っていたが、その双方のレベルの高さと、また質的な共通性があったこと。(Ashさんと同じ意見です)

Eジウジアーロがあまりにも素晴らしいデザイナーだったために人々は彼を神格化したがった。

Fみんなジウジアーロが好きだった。

写真はドゥカダオスタというクルマ。ジウジアーロのミウラとされたスケッチ10001064はもちろん実際には作られなかったのですが、このクルマが実在するクルマの中では最も近いものかな。

ミウラの「形の奥にあるもの」は、やはりここには見出せません。
(勝手に引用失礼しました^^>Shogoさん)

    大内 誠   2005年12月25日(日) 23:10    HP Mail
クロダ様 このドウカダオスタって始めて見ましたが、中身はどうもビザリーニ1900ヨーロッパのような気がします。これがあの図面に一番近いのですか?。ミウラ論争は切りが無いし、僕はここら辺で引きます。楽しかったですが、、、。

    大内 誠   2005年12月25日(日) 23:14    HP Mail
Shogo様 ミウラ論争は楽しいですね。僕の一生のテーマです。ジウジアーロさんが生きていらっしゃる内に直にお聞きしたいものです。遺言でも残してくれたら言う事なしですが。こちらもそれをはっきり聞いてからあの世へ行きたいものです。

    Shogo   2005年12月25日(日) 23:49   
↑ 面のカーブ、ハイライトの流れの収束具合が実にうまくて、自然の造形物とか生き物のようです。

ギブリの方は、デザインとして美しいです。写真はジウジアーロのエスプリターボ。

    くろだ KURODA   2005年12月25日(日) 23:56   
大内さんの図をお借りいたしますね^^。
まったく逆の主張のためですが、同じ図でやるほうが明快ですので。

私がミウラのデザインにガンディーニらしさを強く感じるのは、図2と図8に示した前方への強いベクトルを感じさせてくれるこの稜線です。
ガンディーニに「特有」なのは、この稜線が別つ2つの面が片やネガ(凹)曲面で片やポジ(凸)曲面で構成されているという点。曲率の+−が入れ替わる特異点ならではの強い緊張感が力強い筆遣いのように後方からの方向感を生み出しています。
私には、図2においてはそういう印象でミウラだけが異なって見えるのです。同様に図8においてもギブリだけがジウジアーロ的に見えます。
この差異は非常に大きいですよ。

実際、あれだけの数があるジウジアーロ作品に、このタイプの稜線が現れたことはなんと一度もなく、逆にガンディーニ作品においては、マルツァル、エスパーダ、カウンタック、ブラーボに至るまで、一貫して共通のものであり、この継続的模索がLP500(プロト)における面構成のパラダイムシフトを生み出す原動力になったと考えています。

ミウラは、一見クラシカルなスポーツカーの美しさの中に、来るべきウェッジシェイプの萌芽を内包しているという点において特筆されるべきではないか・・・というのが私の考えです。

ちょとリキんじゃいましたね^^。。

    utida   2005年12月26日(月) 0:08   
別スレたてましたがやはりこっちに入れます。

年末企画とあってすごい題材ですね・・。
私も早く話に参加したかったのですが、恥ずかしながらミウラに対して知識がほとんど無かったため何もわかりませんでした。
(ミウラは三浦さんが作ったと10年くらいまえまで思ってました、半分まじっす・・)

私はみなさんのすごい論証の嵐で混乱してしまいましたので、ここはやはりとりあえず時系列で事象を並べてみようと思い立ちました。
それが以下です。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
1959 8月  ・イシゴニス、ミニ発表
1960    ・フェルッチョ、ランボルギーニ燃焼器設立。
      ・ダラーラ、フェラーリ入社。
1961    ・ダラーラ、フェラーリを辞し、マセラティー入社。
      ・ビッザリーニ、フェラーリ退社、独立し、イソ・リボルタ、グリフォの設計を請け負う。           
      ・ランボルギーニがビッザリーニにV12エンジンの設計を依頼。 
1963     ・ガンディーニ、作品ファイルを持ってベルトーネに職を求めるが、ジウジアーロがいるからと
ヌッチオに拒否される。
    7月  ・V12試作エンジン完成。
        ・アウトモビリ・フェルッチョ・ランボルギーニ設立。
    10月 ・トリノショーにて350GTV発表。
        デザインはスカリオーネ、カロツェリアはサルジオット。
         しかしGTVが気に入らなかったランボルギーニは格調高さを求めて
名門ツーリングへモディファイを依頼。
       ・ダラーラ、ランボルギーニ入社。
1964     ・ランボルギーニ、ジュネーブショーにてツーリング製350GT量産車発表。
       ・フォード、GT40発表、レース界を躍進。
       ・ダラーラ、GT40のミッドシップとミニの横置
         レイアウトに着想を得て構想を練る。
1965     ・ダラーラ、フェルッチョに横置ミッドスポーツカーの開発を提案、承諾を得る。
        ・ツーリングにてミウラ用のデザイン開発開始するもツーリングは財政難となっていた。
    10月 ・ジウジアーロ、ベルトーネ退社しギアに移籍。ヌッチオとの確執による。
    11月 ・あわてた(?)ヌッチオ、ガンディーニに声をかける。
        ガンディーニ27才、喜んでベルトーネ入社。
       ・ランボルギーニ、トリノショーにてP400シャシー発表。
       ・ツーリングが潰れそうなのでダラーラはベルトーネにミウラのボディワークを依頼。
         ダラーラとガンディーニ打ち合わせ開始。
        ・ベルトーネをジウジアーロが辞したことからベルトーネの先行きを案ずるプレス意見出る。
         焦ったヌッチオは4ヶ月後のジュネーブショーにて”ベルトーネ健在!”を示すため、
         ミウラ、ポルシェ911ベースロードスター、ジャガーFTの3台のショーカー発表を計画する。
         この全デザインを請け負ったガンディーニは4ヶ月間一日22時間労働を強いられたという。
    12月 ・ガンディーニ、ミウラのデザイン画完成。
1966  1月 ・ミウラのフルスケールモデル完成。
     3月 ・ミウラプロトタイプ完成。ジュネーブショーにて発表。
1967     ・ツーリング倒産
>>>>>>>>>>>>>>

ここで興味深いのはツーリングがミウラのデザインを進めていたということで、このツーリングの模型がどうにもミウラそっくりなのです。
内緒で画像添付します。
これを見せられて何に見えるか問われたら私はミウラと答えるでしょう。

私の憶測ですが、ダラーラとガンディーニの打ち合わせの際、ガンディーニにこの模型の写真を見せているのではないでしょうか。
以下完全推測です
ガンディーニはまだベルトーネに入ったばかりで、自分のオリジナルを考えるどころかカーデザインのなんたるかすら習得していないはずです。
ヌッチオは入社後すぐにベルトーネの経緯、すなわちジウジアーロの作品群をガンディーニに詳しく紹介説明した事でしょう。
特にガンディーニはテスチュードに惹かれた。
寝たライトとインテークを引用し、全体のフォルムはダラーラが見せてくれたツーリングの模型が脳裏をかすめ、次第にまとまっていった・・。

お話がラインの特徴論になっているようですので、ここらへんも考えた後に書き込みしたく考えています。
しかしくろださんの稜線論、説得力ありますね・・。

    Shogo   2005年12月26日(月) 0:53   
くろださん説明の大内さんの右図のギブリを見ていると、そのなかにBMWM1が浮かんできます。これまで似ていると意識していませんでしたが、流れているんですねえ。

フェルッチオ伝記によると
トリノショーで、シャシーを見に来た初対面のヌッチオにフェルッチオがそのデザインに興味はないか声をかけたとのこと。
ガンディーニはベルトーネ入社2週間で、車としての初仕事のミウラを受けたとき、すでに11月に入っていた。ベルトーネからランボルギーニにボディの図面が届いたのはクリスマスだったと、あとは整合しています。

    くろだ KURODA   2005年12月26日(月) 1:21   
>大内さん
>これがあの図面に一番近いのですか?。

ドゥカダオスタは、P358ベースのレーシングカーですので、キャビンが決定的に違います。ただ、前後輪上(特に後輪)で、丸っこくエッジのないフェンダーが隆起するサイドエレベーションは、ミウラとは決定的に異なり、ジョンラムの図面との共通性の方がずっと高い、という意味で参照しました。

>ガンディーニはベルトーネ入社2週間で、車としての初仕事のミウラを受けたとき、すでに11月に入っていた。ベルトーネからランボルギーニにボディの図面が届いたのはクリスマスだったと

おお、ちょうど40年前の今日このクリスマスにも、ぶりぶりデザイン作業を追い込んでいたという話、ありましたね^^。同じ日付にこうして熱く語られているというのも、なかなかいい感じかと。

>しかしくろださんの稜線論、説得力ありますね・・。

そうですか・・へへへ。どうも。史実より「線と面に何が見えたか」の話の方が楽しいですよね。
でも、utidaさんのまとめは、興味深いです。あと、またすんごいおもしろい写真を持ってきますねー^^。さすが。

>右図のギブリを見ていると、そのなかにBMWM1が浮かんできます。これまで似ていると意識していませんでしたが、流れているんですねえ。

そうですよね。同じプロポーションの範囲でも、ガンディーニとジウジアーロはきっちりとそれぞれの個性を打ち出せる、ということでしょう。

>初対面のヌッチオにフェルッチオがそのデザインに興味はないか声をかけたとのこと。

その時のヌッチオの気持ち・・・→  キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

    _ASH_INSTITUTE_   2005年12月26日(月) 5:04    Mail
くろださん、すばらしい解説ですね。^^ とても興味深く拝見しました。
ガンディーニデザインの特徴というと、リヤホイールアーチの切り欠き形状が有名ですが、
そんなケチなポイントと違い、かなり本質的で重要なポイントですね、
このリヤクォーターにたびたび施されるリバース面の使い方は。

ちょっと、それっぽいのがわかる画像をあげてみます。

>その時のヌッチオの気持ち・・・
きっと、その通りですよ。^ー^

    utida   2005年12月26日(月) 12:29   
>その時のヌッチオの気持ち→  キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
その時ヌッチオが言った言葉を現代日本語に訳すと→「マジッすか!?やるっすよ、それ、やるっす!」

いまガンディーニデザインの特徴を考えているのですが、どうにもくろださんの逆R論が現時点では決定的だと自分には思われます。ではサンクやBXとか例外はどうなの?といわれそうですが、そのあたりの時期はまた別の特徴が発生していて・・などと考えているのですが・・まとまりません。マルツァルやピラーナは逆R面はあるのですがそれはぱっとみでは識別が困難ですので、さらに総合的ななにかがあるような気がしています。
ううむ、くろださんは量子論を発見されましたが、私は大統一理論を探すアインシュタインの気分になってきました(話でかすぎ?)。

    大内 誠   2005年12月28日(水) 21:02    HP Mail
Utida様 ガンデイーニのこれがBXの元になりました。この写真はお持ちでしたか?。

    utida   2005年12月29日(木) 0:22   
大内さん、これはボルボ向けですかあ、始めて見たような気がします。
あー!ベルトーネ本見てみたらありました・・ちゃんと見てませんねえ私、宝の持ち腐れ、勉強不足お恥ずかしいです。しかしなんとも奇怪なまるでルービックキューブのような・・。




    Marian   2005年12月27日(火) 18:28   
Hallo

Thema: how much concept cars exist?

Bizzarrini Manta, from this car exist 2 cars. One in silver color and one in green color. The green one is rare to see. Who is green Manta?

    Marian   2005年12月27日(火) 18:34   
next

Bertone Stratos Zero,. This car is in red color and silver. The red stratos is in Bertone private museum. Who have silver stratos and where is this car?

    Marian   2005年12月27日(火) 18:37   
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From Bertone Bravo exist 3 cars. One is white. Second is in gold color. Bravo in gold is in Bertone private museum. Car number 3 is in green metalic. Where is green and white Bravo?

    Marian   2005年12月27日(火) 18:51     
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Maserati Boomerang, from this car exist 3 cars. One in silver , second is in silver with big maserati logo on front hood and car number 3 is in red color. Red car is rare to see.

next

Bertone Carabo, from this car exist 2 cars. When you look better on Carabo you see a red belt. One Carabo have this belt around the front. This car is Bertone car and is in Bertone private museum. The second car have this belt only on top hood. This car is Alfa Romeo and is in Alfa museo storico in Arese /Italy/. Then you look on Carabo from back side you see a gold belts. Bertones Carabo have not good to see this belts on full back. There is a door . On this door are belts not good to see. Second Carabo from Alfa have this belts on full beck good to see.

    Marian   2005年12月27日(火) 18:54     
next pictures

    utida   2005年12月27日(火) 22:07   
interesting!
but I am not well acquainted with the concept cars.
ofcourse i know these cars but i have not thought about a color Variation.

Re-painting?

    水谷   2005年12月27日(火) 23:29   
Marian, Cencerning Stratos, I belive only one exists. At Turin Show 1970, it was painted in Bronze (or copper) and then painted in Silver in 71 and then bronze again. in some picuture, you could find mirror on the top of the roof or bertone logo on the right side of front.

    くろだ    2005年12月28日(水) 0:24   
Hi marian,
sorry I've been spelling your name wongly :)

It is unbelievable for me that there are two carabos in the world!
Are you sure about that? The difference can be made by re-paint easily.I'd like you to show the source or authenticity of the news.

Bertone Bravo exists only one.White one is illusion by too much flash light : ) The green one is re-paint.

Also there is only one Boomerang.The red one is a full trimed clay model that has fixed door!

    水谷   2005年12月28日(水) 1:59   

marian, here is the info for bravo.
http://www.lambocars.com/archive/others/bravo.htm

    水谷   2005年12月28日(水) 9:35   
ブラボは、現在白く塗られているという情報入りました。

    Marian   2005年12月28日(水) 20:11   
Hallo

I undestand this cars must by re-paint. But this cars are few use. Bertone Bravo is build in 1974. This car is 31 year old. In this time 3* re-paint? To more for few use car. I have only 8 pictures from Bravo but only 2 are from show. Very few use car.

I consider: There are 3 facilities:

1. You are right. Is only one Carabo. But are 2 museums. Is this car half-year in Bertone private museum and half-year in Alfa Romeo museum? This is real but no practical.

2. Exist 2 Carabo cars. One with belt around the front and second have half-belt.

3.Exist 2 Carabo cars. They are full identity. One is in Alfa museum and One have Bertone museum.

I dont know. I can not demonstrate that exist 2 Carabo. I have only one photo from Bertone private museum. This photo is bad for demonstrate. When I found more pictures from Bertone private museum ,I let you know.

The picture with Stratos Zero is from Bertone private museum. Make in 2005. Second one is from Alfa museum.




 気分転換にお気軽企画 ^^   くろだ   2005年10月13日(木) 16:04   
世界中のクルマの中から、好きなクルマを「3台」
個人ミュージアムとセットで自分のものにできるとしたら。
その3台は、ズバリ何ですか!?みなさん!

と、ベタな企画もサイドディッシュでいかがでしょう。(^ー^)

・今日現在の気分で、ってことですよね。
・実在するクルマであれば、何でもOK差し上げます。
・転売禁止。個人ミュージアム保管に限ります。
 ミュージアムも営利運営は禁止です。

他の人とダブった場合は、「後で発表した人」のミュージアムに
移ってしまうことにしてみましょうか。^^;

では私はこれから、悶絶しながら3台に絞りに入ります。
今晩あたり、3台納品だ!

        あまりにも仕事にいきづまっている黒田

    くろだ   2005年10月13日(木) 22:48   
ムゼオくろだはこんな3台になりやした。
一番好きな3台とは違うラインナップになりますね。

・Audi Karmann Asso di Picche

・Lamborghini Bravo Bertone

・Alfa romeo 33/2 Stradale Museo

33/2は・・カブりそうですねぇ。^^;

    utida   2005年10月14日(金) 1:12   
あ〜・・現実逃避できるいい企画ですなあ・・
ミュージアムということは展示がメインということでしょうか?
しかし考えてる最中に天国に召されたりしたら幸せでしょうなあ・・
ちと考えてみま・・がくっ・・。

    くろだ   2005年10月14日(金) 2:19     
あぁ、うちださん!・・うちださ・・がくっ・・。
               (2:18am)

    ぶんぶん   2005年10月15日(土) 22:30    Mail  
くろださんが楽しすぎるテーマを出すものだから、仕事がはかどらなくて困るので、簡単に答える事にしました。

基本的にはこう言うのを良しとしますが・・・・。

    ぶんぶん   2005年10月15日(土) 22:33    Mail
もう少しコンセプチュアルにして、こんな程度が良いなと思いますが・・・

    ぶんぶん   2005年10月15日(土) 22:36    Mail  
皆さんのお話を見ていると、“永遠の未来”を感じさせるこのレベルまで行っちゃいたくなりますが・・・・

    ぶんぶん   2005年10月15日(土) 22:38    Mail  
本当はこんなのが好きです。

    ぶんぶん   2005年10月15日(土) 22:45    Mail
最初のブランクはナローポルシェとフェラリディトナです。
PDFからJPGに変換しましたが、なぜかUPできません??。
写真は皆様から拝借しました。あしからず!。

    くろだ   2005年10月16日(日) 0:05   
・・プハッ・・丸一日気絶しておりました、くろだです。

ぶんぶんさん、キターー!
しかし規定により、納車は3台までと(^ー^)なっております。
求む!ファイナルアンサー!for ムゼオぶんぶん

miniやナローもミュージアムっぽいですが、まちで見かけることもなくはないですからね。

    ぶんぶん   2005年10月16日(日) 2:04    Mail
速攻ぶんぶん
審査委員長の指示に従って以下とします。
フェラーリスーパーアメリカ:ピニンファリーナのプライヴェートカー、ディーノの縦置きエンジンのプロト、話題のチャーダのカルフォルニアスパイダー

    くろだ   2005年10月16日(日) 14:25   
DINOは「206生産型のプロト」なんですね。しぶい!
コイツのカラー写真は、めったにないんですが、
納車記念に資料として館長に寄贈・返却いたします。(^ー^)

    yumetake   2005年10月16日(日) 21:18   
わたしの個人ミュージアムはこんな感じです。

一応ワン・オフのボディからチョイスしました。
GHIAのスーパーソニックボディは本当はフィアットじゃなくて、
アルファ1900のやつがいいんですが、画像出てきませんね。
(実車は現存してないのですかね?)

皆さんのミュージアム、大変なことになってますね。
避暑地の別荘の一階が、実はガレージになっていて、週末はこれらの車で、
絶景の中をちょっくらドライブしたりするのでしょうか。

ああ、素晴らしす・ぎ・・ま・・・・ス! がくっ。(昇天)

    くろだ   2005年10月16日(日) 23:28   
いやぁ、うっとりするクルマが3台ずつあがっていきますなぁ。。。

>週末はこれらの車で、絶景の中をドライブしたりするのでしょうか。

先日ケーブルTVの番組で、「カーデザインの故郷をたずねる」みたいな低予算番組やってたのですが、ピニンのおじさんが、「じゃぁ、これ久々に乗って近所走りますか」とか言う感じで、Dino コンペテツィオーネで走ってましたよ!(ダビングご希望の方、レンタルいたします 笑)

アルファのスーパーソニックってよく知らないのですが、もしかしてコレでしょうか。。。だとしたら、クラッシュしたかもしれませんが・・修復はなされているでしょう。

ミュージアムは、こんな感じでいいでしょうか。

    utida   2005年10月17日(月) 1:17   
みなさんのミュージアム入り車で私の頭はもうオーバーヒートしましたっ。
うちだ改めutidaミュージアム構想第壱号案はもう既にでている車でしたので廃案になりました。
私の頭の中では乗りたい車とながめたい車が違うことにも気が付きました。あれかこれか・・麻薬のような香りの混乱と葛藤が脳を渦巻いて鼻腔を抜けるようです。第弐号案を至急構想せよ、どこからともなく声がします。あ、ひかりが見える、虹の色が放射状に拡大しながらゆっくりと回転し空間を包んでいくような光が。

    _ASH_INSTITUTE_   2005年10月17日(月) 3:42    Mail  
やぁーん、ステキな企画!たのしぃー!ヽ(*^▽^*)ノ

マングスタとマルツァルが出てしまいましたので、私はこれら3台をノミネートです。
フェラーリP5、フェラーリ288GTO、イソ・グリフォ90 です。
他にもアルファロメオ・カラボとか、トヨタ2000GTとか、お気に入りは
いくつもあるので、3台に絞るのも辛いですね。^^;

    ぶんぶん   2005年10月17日(月) 21:20    Mail  
うちださん、ASHさん
どうも私が馬鹿なことしてしまったようですが、ぜひ構想第壱号案をお聞かせください。3つしか選べないときに弐号案をお聞きしても、少し意味あいがずれてしまいますし、こういう方々の選択の中で重複する車ほどすごい車と言うことになると思いますが、それが何なのか知りたいと思います。ぜひ沢山の方々の悶絶の3台をお聞きしたいものです。

くろださんプロデュースのミュージアムは、カラトラバの作品でしょうか。
世界中の建築が、軽く、透明で、デジタルになる中、ただ一人カラトラバが恐竜の骨みたいなのでガーンとやって仕事取りまくってますけど、白く塗って軽く見せたり、流行との接点も絶妙な感性で確保してますね。
最近、車のコマーシャルの背景としてカラトラバの作品は出ずっぱりですけど・・・・、くろださんは大手広告代理店の方ですよね・・・と言うことは最近の車の広告はくろださんが・・・なんて事ありませんか。

    くろだ   2005年10月18日(火) 12:02     
誰かとカブるのもまたそこに面白さがありますから。

本当の気持ちで選ばれた3台をぜひヽ(*^▽^*)ノ

それは、自分の愛を確かめることとなるのに気づくでしょう。そして
「愛は、惜しみなく奪う」   と誰かも言っておりました。
カブられた人(先にあげていた人の方)が、奪われちゃうので次点を
アップしなきゃいけないことにいたしましょう。

ASHさんは、やはりP5から納車されましたか!気合がちがいますね。
アクティバは、スーパーサブでしょうか・・・^^

なんとなくアップした建築物は、言われてみれば!カラトラバの作品ですね。^^;
もっとも彼のユニークさが滲み出ているサトラス空港も、最高のムゼオとなりそうな躯体と光線を持っていそうですね。

エスカレーターを上がりきると・・・
ランダムに置かれたBravo とPiccheと33/2が眼前に現れて、
毎回 私は失神するというしくみになっています。

PS ぶんぶんさんのおっしゃるCMは、マーチでしょうか?

    utida   2005年10月18日(火) 23:13     
自分の心に正直になってみるとどうもこの3台が筆頭のようでした。
特にディノ・コンペティツィオーネは私にとってかならずしもデザインが好きとはいいがたいものですが、本物を見た時の魂がすさぶられる感覚が忘れられず挙げました。3台目は画像が映っていないかも知れませんが、yumetakeさんと同じジャガーXJ13です。

この3台をみて自分を分析してみると、どうやらデザイン+スピード、つまり最速で走るという付加価値を私は良しとしているようです。この3台よりもエレガントでかっこいい車はみなさんが挙げた中に確実にありますが、誰よりも速く雄雄しく走るというスポーツカーの魂、情熱、をあまり凝らずに素直に体現し且つオーラがでているとなるとこうなってしまうようです。

33の画像は舞台がミケランジェロのシスティーナ礼拝堂です。
ミケランジェロの仕事とスカリオーネの仕事は同じある美術用語で語られ得るでしょう。それはマニエリスムです。歪められた魂の気迫、強すぎた個性は時代の凡庸な様式を歪め、美しい異形の美を生じさせたと言えると思います。


    DADA   2005年10月19日(水) 18:19    Mail  
気分転換にお手軽企画・・というタイトルだったので私もノンビリ参加させてもらいたいと思っていたのですが、いざ考え始めるとアレもコレもと次から次にいろんな車が頭の中に、・・・
毎夜ベッドの中でもひとりごとを言うようになり、最後には自己の美意識の根源の追求みたいになって来て、訳分かんなくなりました。
うーん、美しさとは何か?女性とは何か?いいオンナとは?え!違う?

私は技術系なのでデザインだけでなく、エンジニアリングも含めて好きな車も多いし、とりあえず直感的にこの3台を選ばせてもらいます。
パナール24BT        1962年
マセラッティーブーメラン  1972年
アルファ カングーロ    1964年 
カングーロはデザイナーがダブってしまったこともあり、アバルトOT1300と最後まで悩みました。ほんとはマングスタも候補だったのですが、ますますダブってしまうし、OH・・どうしたらいいのでしょう。神様、早く楽になりたい。

    ココロの3台 はないちもんめ    2005年10月19日(水) 23:00   
くろだです。
やはり、33/2は、utidaさんのところに、いくべきですね。
私、次の一台を考えたら、ディーノ・コンペティツィオーネになりました。(なのでutidaさん、よければ次の一台を 笑)
自分でも意外でしたが・・やはりいざというとき選ばれるオーラがあるクルマなのでしょうか。

カングーロも、納車したら最高でしょうね!
こんないい写真見せられたらウットリしちゃうなぁ。
最近撮られたものじゃないでしょうかコレ。

難航案件をかかえて、明日東京モーターショー行ってきます。
いいもの見かけたらレポートしたいですが・・仕事なので楽しむモードに
なれなさそうです。。。。。

    _ASH_INSTITUTE_   2005年10月22日(土) 16:05    Mail  
ぶんぶんさんはマジメでいらっしゃるから、こんなことまで気にしてくださるんですね。
好きな車を選ぶのは真剣に、かつ楽しみながらでいいと思いますが、ここへの投稿に関しては、
お気楽極楽でいいと思います。^^

私も3台では納まらなくて困っていて、以下の3台をはじめ、まだまだ心のなかに宝石が転がっています。^^

    くろだ   2005年10月22日(土) 20:14   
TOYOTA EX7のこのポスター良くないですか。

    _ASH_INSTITUTE_   2005年10月22日(土) 23:46    Mail  
>>くろださん
いいですね、このポスター。こんなのほしーぃ。^^

    水谷   2005年11月21日(月) 22:18     
お言葉に甘えて。三台に絞るのは、難しいですねえ。ASHさんからストラトスをむりやり譲っていただいて、DINOとDB4ZAGATO。

    くろだ     2005年11月22日(火) 0:46   
水谷さんミュージアムもゼッタイ行きたい3台ですね。
写真がまたいい!
b p Z の奏でるテンションコードに酔いしれます。

    大内 誠   2005年11月23日(水) 17:02    HP Mail  
DADA様 カングーロの写真の中で、右端にいらっしゃるのが、オーナーのK氏です。今迄気がつきませんでしたが。

    DADA   2005年11月24日(木) 18:08    Mail  
大内様ありがとうございました。(このサイトでは先生という言葉を省かせていただきますね。)大変わかりやすい説明で、納得できました。
しかしさらに詳しく知りたくて『わ』のHPを探し当て、ただ今1999年4月号の到着を待ちわびているところです。
当時物議を交わしたミウラのデザイナーの件ですが、最終的にはガンディーニ作とういうことで決着した形になっているようですね。
それまでのガンディーニの作風とは異質の、ミウラのデザインについて私にとっても大いなる謎でありました。
ジウジアーロの証言で『私がベルトーネを去る時、多くのデザイン画をオフィスに残してきた。その中にはミウラそっくりのサイドエレベーションを持ったものが幾つかあったはずです。』というものがありました。
ジウジアーロが種を捲き、ガンディーニが育てた偉大なる合作なのでしょうか。

それから掲載させて頂いたカングーロの画像ですが、たまたまイメージ検索で拾ったものです。おそらく最近レストアなった噂のカングーロではないかと思っていましたが、オーナー様が写っていたとはつゆ知らず、失礼しました。無断掲載をお詫びします。
それにしてもすばらしいコンディションのカングーロですね。
先月某雑誌にザガートの原田チーフが(おそらくぺベルビーチで)この車を見て涙したと書かれておりましたが、私にも理解できます。

昨日、御殿場まで妻と愛車クーペフィアットでドライブしたのですが、閉館中と知りつつ、山中湖のアバルト美術館まで足を伸ばしてしまいました。
いつの日か会えることを祈って。

    DADA   2005年11月24日(木) 18:15    Mail
追加画像 無断掲載スミマセン。あまりに美しくて・・・

    大内 誠   2005年11月24日(木) 21:46    HP Mail
DADA様 ありがとうございます。「わ」のホームページがあったのですか?。ここの編集長が、去年お亡くなり、現在どうなっているのかしりませんでした。当時はまだギフリを持っていましたので、友人のミウラと写真を撮ってこの記事にしました。カーグラでも高島さんは個人的な判断で、ジウジアーロの作品群にミウラを入れたところ、ベルト−ネ側から抗議を受けたと聞きました。しかしそれだけ煙りが立つのですから、やはり怪しいのです。ガンデイーニのファンがこのサイトにはいらっしゃるのであまり言えませんが、私見としましてはガンデイーニはミウラを見てストラトスを想像してというのが正しいと思っております。この話しはK氏といつも深夜迄およんでしまうネタなのですが、、、。あのカングーロはP5と同様にパーフェクトです。レストア代は2億円を超えたとか。スポルテイ−バ等を手放されたのを残念がられていました。K氏の最期の願いは今はルマンミュージアムにあり、そこが返却に応じないブロバローネの最高傑作デイーノスペチアーレです。無理かと思われますが、生涯の内に見たいものです。K氏にこのサイトを見られると恐いですが^^。

    Shogo   2005年12月26日(月) 23:29   
Stola S86 Diamante ってどうでしょう?

    くろだ    2005年12月27日(火) 0:33   
うーん、とにかくあのディアブロのプロトでもやっていたD型のリアクォーターが・・いかがなものかと・・、と思いましたが、いくつか写真を見て好きになってきました。

それにしても、後輪上のキャラクターラインがすごいですね。




    bertone carabo   2005年12月13日(火) 23:36   
Hallo

Have someone pictures from this car?

    _ASH_INSTITUTE_   2005年12月14日(水) 0:20    Mail
Hi,welcome.

I recommend that you search it in Google Image Search.
Key word : alfa, bertone, carabo, etc 

    Marian    2005年12月15日(木) 22:53   
Hallo

Thanks for recommend. Ihave all this pictures from google. I search pictures or scans from magazines or original Bertone photo.

    _ASH_INSTITUTE_   2005年12月16日(金) 2:50    Mail
I hope you will find good cooperator. Good luck.

    KURODA   2005年12月16日(金) 20:51   
Hi Marian,
Hope they help you.
These are original photos from Bertone.
Sorry I don't have a scanner :)

    KURODA   2005年12月16日(金) 20:55   
...and these.

If you want more,let me know.

    大内 誠   2005年12月16日(金) 22:32    HP Mail
KURODA様 何か日本語で書くのが恥ずかしいくらいインターナショナルになってきましたね^^。カーラボの話題で楽しい時を過させて頂いております。僕はあまり好きな車ではないので、特にコメントは書けないですが、カーラボもボンネットの裏はこうなっているのですね。初めて見ました。カングーロのボンネット裏が綺麗なのは知っていたのですが、カーラボのそれはまるでグランドピアノのふたを開けた時のようですね。色々と勉強になりました。ありがとうございました。

    _ASH_INSTITUTE_   2005年12月17日(土) 19:18    Mail  
ほんとにくろださんって、色々出てきますね。心強いかぎりです。^^
Carabo って、この種のスタイルでは、この時点で既にひとつのピークを
迎えていたような気さえする、先鋭的なデザインですね。
程度のいいミニカーがあれば欲しいもののひとつです。
あんまり程度の良くないの(写真)は持っているんですけど…。
Autoartあたりで、(しかも出来たら1/18で)出してくれないかな。(←いつものわがまま)

    yumetake   2005年12月17日(土) 21:52     
カラボはそれ以前のジウジアーロの影響を感じさせる車と違って、
ガンディーニならではの強靭といっていいくらい、強い線が現れてきた
デザインですね。

しかし、ストラトスZEROの方がよりインパクトがあるのか、
わたしの持っている洋書では、ストラトスZEROは載っていても、
カラボはないというケースが多いようです。

くろださん、相変わらすスゴイですね!

ASHさんのミニカーはソリドか、ベレムでしょうか?
僕がミニカー集めだした頃はまだ、ソリドの通常品でなんとか買えました・・。

    _ASH_INSTITUTE_   2005年12月17日(土) 22:12    Mail  
>>yumetake さん
私の持ってるのはソリドですね。ヤフオクで入手したのですが、
ご覧のとおりのボロボロです。(泣) ビシッとした、きれいなの欲しいな。

おっしゃるように、カラボって、なんか思いのほか評価されていないような気がしますね。
ヌッチオ・ベルトーネは随分気に入っていたようですが…。

    utida   2005年12月17日(土) 23:08     
カラボは正直いうとあまり好きではありません・・、だってくろださんupの画像があらわすごとく、虫ですよ、蟲!
caraboってイタリア語でオサムシですよ、色もオサムシの色にわざわざしてるし、ドア開いて飛んできたらギャアアアってなもんですよ・・。
冗談はさておき、私はこの色が変わったらちょっとはいいかなと思っています。例えば赤とかどうかな、ん〜あんましよくないですかね。

    くろだ   2005年12月18日(日) 0:12     
へへへ。
まぁ、カラーボは、僕もさほど好きじゃないですが・・日本のカーデザインオタクの底力をね、外人さんに見せとこうかと・・ってなんじゃそりゃ。^^


さて、そんな私から捜査協力のお願いです。
なかなかいいデザインだなぁ、と思うこんな古い(1972年)小型車を見つけたのですが、全然他の写真が見つかりません。中身はFIAT500のコンポーネントです。
見てると、ジウジアーロの未発表作品の可能性も・・!などと考えが飛躍したりもする(私だけ? 笑)なかなかに清潔なまとまりを見せてはいないでしょうか。
De tomaso City Carという名前で72年発表。ショーでは、マングスタの隣に飾られていたかもしれません。
どなたか、別の写真をご存知の方いらっしゃったらコンセプトカー警察一課のクロダまでご一報ください。

これ、カラー写真でパキっと見たら相当いいですよ。市販化断念おくらCarなのですが、もし出てたら私、欲しかったなと。

    Marian   2005年12月18日(日) 5:12   
Dear Mr. Kuroda

I would like to thank you a lot for pictures you have sent me. I`m
very happy that now I have these pictures, they are really super. I`m
looking for these pictures because of making my book about cars and
collecting it in photoshop. I must say, I have big troubles with this
book, because it`s very difficult to find some new pictures on
internet. In our country Slovakia, there are no books, that would
introduce these cars.
Because of this reason, I would like to ask you for source of your
pictures. If is it from web page, could you please give me the link
for this web page? If it`s not possible, and if i`m not bothering you,
could you please send me some others photos, that you have about this
car?

Please, let me know, if you need any pictures or information, I would
be glad to help you.
Thank you very much.

Best regards
Marian Kollar


    Marian   2005年12月18日(日) 5:18     
Hallou

Ifound a new pictures from cars but I dont know his names.

    Marian   2005年12月18日(日) 5:20     
and this

    大内 誠   2005年12月18日(日) 14:01    HP Mail
KURODA様 ミステリアスなデトマゾは見つかりません。これが一番近いかなと思いますが、いずれにしてもジウジアーロのローワンを越えるものではありません。御参考に。デザインはヴィニアーレになっています。

    くろだ   2005年12月18日(日) 17:55   
>大内さん
見つかりませんか・・・でもご協力ありがとうございます。
これは’70トリノに出たのStudioというクルマですね。バンパーがローワンそくり。そう、実はジウジアーロのローワンがデトマソCity carの「その1」にあたり、3つ目がこのヴィニアーレ(もうデトマソに買収されちゃってましたので)、4つ目があの探しているクルマなのです。4は、知られざるジウジアーロ作品じゃないのかなー。<まだ言ってる

    水谷   2005年12月18日(日) 22:48   
くろださん、Ford-powered Ghia prototypeという情報が入りました。フォードとデトマソの関係が終わりかかったころだそうです(って、いつ?)。いかがでしょう?


Marian, here is some info from one of my friends in US; quote:
B+w image is a computerized impression of Bertone's Lamborghini P140 proposal that had appeared in Road & Track magazine ~1990--it's not completely accurate. (This car was never publicly revealed.) Silver one is a design by Colani.
unquote.
コラーニっぽいですね、確かに。

    ぶんぶん   2005年12月19日(月) 1:03    Mail
くろだ さん  すごいですね。
くろださんが本当に広告代理店の方だとしたら、日本国は完全に知的財産の使い方を間違ってますね。

ところで、皆さんカラーボはお好きではないようですが、こちらのサイトにはたびたび登場するので、てっきり皆さん好きなのだと思ってました。
私は非常に好きな車の一台です。マングスタみたいな考えを突き詰めるとここへいきそうですし、この先どうなれば良いのか分からない、頂点のような気がします。
ストラトス(yumetakeさん御提示のラリーカーでない方)の方が評価が高いとの事ですが、私にはストラトスおもちゃっぽく見えてしまいます。

水谷さんご指摘のColani作品 Car Styling 23 の記事がありました。

Marian, the second car should be“sports car 1978”designed by Colani.The car looks dusty and not being in good condition.I worry about the car.

    ぶんぶん   2005年12月19日(月) 1:06    Mail
その2

    ぶんぶん   2005年12月19日(月) 1:09    Mail  
その3

    ぶんぶん   2005年12月19日(月) 1:21    Mail
その4

    くろだ   2005年12月19日(月) 16:21     
みなさんのアップでMarinの疑問にビシっと答えていますね。すごい。。。
水谷さんの、海外ルートの方も相当お詳しいようですね。
Ford-powered Ghia prototypeという情報いただきましたが、コレでも何もひっかかってきませんね・・・。ドライブトレーンはFIAT500と書いてあるので、微妙に違うのかもしれません。Ghiaの本をお持ちの方なら何かわかるのかな。。

72年でこのモダンさ、バランス、ディテール。そしてサイドにかぶさる形のハッチゲートは、VWで「初めて」ジウジアーロが発表したアイデアだったはずなので、これはジウジアーロの隠れた作品のような気がしてなりません。フロンテのプロトにもすごく近いです。

>日本国は完全に知的財産の使い方を間違ってますね。

そりゃまた、オーバーな。^^ でもありがとうございます。

    utida   2005年12月20日(火) 0:09   
ghiaの本持っています。同じ写真が載っていました。
それによると、この車の名前はfiat127ブルーキャット。
パオロマルティンのデザインでfiat127ベースだそうです。
これを見た我らがトム・チャーダがフォード・フィエスタのデザインに生かしたとのことです。

しかしMarin氏の宇宙船のような車、なんでしょうかね?
英語さっぱりだめなのでMarin氏はなんといっているのかいまいちよくわからんのですが、車の本を作るから画像を下さいといっているのでしょうか。だとすると出版されてベルトーネが見つけたらやばいかも!?でもフォトショップで、とか書いてあるから個人的な本ですかね・・。

    くろだ   2005年12月20日(火) 2:13     
utidaさん、キターーーー。ありがとうございます!!!
かなりわかってきました。
なんとこのこのクルマ、以下の「3つの名前とも正しい」ようです。
FIAT 127Blue Cat(Blue Car)
FORD Ghia Prototype(水谷さん情報)
DE TOMASO CITY CAR

なるほどー、この複雑さ72年当時の戦国時代ならではですね。
http://www.netz-kasten.de/fiesta1/index.php?lan=en&ID=1x0x0
によると、チャーダがミッションを受けてからたった53日で仕上げたもの、とか書いてありますが、こうなるともう、ものは言いようって感じですね。
Fordが127対抗の開発で密かに127ベースでのイタリアVSドイツの大コンペをやった時のクルマでした。
なるほど、Halleyに通じるパオロマルティンの雰囲気も感じますし、確かに72年にデトマソに出向していますが・・
ライセンス契約でGHIAのデザインを69年まで見てたジウジアーロの影響は後輩たちに色濃く残っていたとの記述もあり、
このクルマと後のゴルフ、そしてフロンテのプロトとの共通点も多さは、トレンドなどではあり得ないレベルです。

それにしても1台のクルマにFORD,FIAT,De tomasoとGhia(Giugiaro), P.Martin, T.Tjaardaと
ビッグネームが混在しているとはビックリの事例ですね。

ちなみにutidaさんのGHIA本の写真は、私がアップしたのと同じ写真でしたか?
それともバンパーがシルバーの微妙に違う写真でしょうか?↓

    水谷   2005年12月20日(火) 19:52   
実は車よりも、くろださんの調査に驚きました。さすが、捜査一課。”カツどん食うか?””私がやりました。”って感じです。

    utida   2005年12月21日(水) 1:59   
フィエスタってそんなすごい車だったんですね(って形がピンときませんが・・)。しかしただでさえ小さい車が得意なヨーロッパにフィエスタやkaを送り込んで大成功したのですからたいしたものです。

しかしBlue Catのまま売っていたら名車の仲間入りしてたでしょうに、おしい!

>私がアップしたのと同じ写真でしたか?
まったく同じ写真です。AUTOMOBILIA社出版のghia本で、昔池袋の西山洋書で買いました。

    Marian   2005年12月21日(水) 2:22   
Hallo

I search more about the Colani and i found this:

From this type exist only 3 cars from 3 sponsors.

1 one is from Castrol.

    Marian   2005年12月21日(水) 2:26   
2. one is from Ford. Ford give motor for these car the some as in De Tomaso Pantera. Ford car name Ford GT 80 Colani.

    Marian   2005年12月21日(水) 2:29     
Car nomber 3 is from Colani he created these car.The Colani car is renovating at the moment or is damaged.

    Marian   2005年12月21日(水) 2:31     
and i found one concept but i dont know his name.

    大内 誠   2005年12月21日(水) 10:44    HP Mail
マリアンさんのミステリアスカーはオペルのBitterだと思うのですが、どうでしょうか?。

コラーニさんは車よりもエア−プレ−ンの方が冴えているような気がします。

    大内 誠   2005年12月21日(水) 10:48    HP Mail  
コラーニチョロQ

    くろだ   2005年12月21日(水) 11:09     
私もコラーニは、クルマ以外が特に好きです。
飛行機の隣のクルマ・・タンブルフォームが・・・・デイトナです・・・
まちがいない。

>BlueCatのまま売っていたら名車の仲間入りしてたでしょうに、おしい!

ですよねー。かっこいいですもん。
ちなみにBlueCatは、アイデア検討コンペで「フィエスタに負けた」案だったようです。

    大内 誠   2005年12月21日(水) 11:25    HP Mail  
KURODA様 正解!。しかし簡単でしたでしょ^^。ミケロッテイのU氏のデイトナも、、、。

しつこくオペルCD。ビッターはしばらく田無の中古屋に雨ざらしになっていましたが、その後どうしたろうか?。等々力には何年もほこりを被ったアルピーヌA110があります。

    くろだ KURODA   2005年12月21日(水) 12:14   
Hi marin,
You should thank them all here who provide you informations about cars :)
The green most peculiar vehicle is Stiletto which is designed by Gene Baker and built by Ron Gerstner on a space-frame shasis.It was powered by Corvair engine.I guess you can find no information no pictures from internet because it is too minor car and is not at all important for car design.


>しかしMarin氏の宇宙船のような車、なんでしょうかね?

    くろだ KURODA   2005年12月21日(水) 17:24     
>大内さん
>Bitterだと思うのですが、どうでしょうか?。

このシボレーエアロベットにそっくりなクルマは、Geneveというクルマですね。
似すぎでヤバイです。なにかありますね。
またマイナーなやつを持ってきますね、marinも。

Marin,the silver one is named `Geneve'.

    くろだ KURODA   2005年12月21日(水) 17:39     
1973 Corvette XP-892 Mid-Engine 2-Rotor
まぁ、私には関係ないですので、かまいませんが・・。^^;

    DADA   2005年12月21日(水) 18:13    Mail  
クロダさんのイラストの車はこれでしょうか。
火に油を注いでしまったかも・・
でも実車の画像を見るとやはりミッチェル風ですね。

    大内 誠   2005年12月21日(水) 18:16    HP Mail  
KURODA様 さすがに。こちらはさすがにお手上げです。ビッターではなかったですか。シボレーのMONZAにも似ていますね。やはりGMデザイン。コルベットもロータリーを真剣にやっていた頃ですね。

    大内 誠   2005年12月21日(水) 18:30    HP Mail  
3分ちがいでDADAさんに先を越されてしまいました。それではこの隣の赤いのはなんだろうか?。クロダ先生。

    くろだ   2005年12月21日(水) 19:23     
たぶんGENEVEは、XP-892とエアロベットの中間形にあたるものだと思います。ほとんど情報の無いクルマですが。同じGMですし、これはまんまシボレー系統ですね。

読み物として笑えるので、お時間のあるときにこれをどうぞ。
http://www.amesya.com/honda/books/mitcheltalks1.html

あ、あとオシリの赤いクルマは1900GTの中間形プロトタイプですね。
先生だなんて、めっそうもありません!

    yumetake   2005年12月21日(水) 23:32     
マニアック・カー続出で、新鮮な気分で拝見してます。

大内さんのあげている、コラー二チョロQ、ありましたね。
アンティークトイの販売イベントでは今も目にします。

フェイスタのように地味〜に見える大衆車が、デザインの過程ではいろいろ
あった、というのは面白いです。
スーパーカーブーム当時のカードで、フェイスタベースのショーカー、
というのがありましたのであげてみます。最もブーム当時はこういった
プロトタイプのカードは、違和感ばかり感じて、ちっともうれしく
なかったですが・・。(笑)

    大内 誠   2005年12月22日(木) 0:41    HP Mail  
KURODA様 ミッチェルの話しは面白かったです。あまり長大なので全ては読めませんでしたが、ジウジアーロやラリーシノダとか、有名イラストレーターの名前も出てきて興味深かったです。よく見つけられましたね。さすがです。オペルの1900もありがとうございました。昔の車はここらへんだけで分かるのが楽しいですね。

yumetake様 ギヤも落ちたものですね。コッジオッラかとおもいました。ジウジアーロの折り紙スタイルをまねたのでしょうか?。

    Marian   2005年12月25日(日) 3:53     
Hallo

Mr. Kuroda cant you send me some others photos, that you have about Bertone Carabo please. Thank you very much.

    くろだ KURODA   2005年12月25日(日) 12:01     
hi Marin,
this is the present for this special night.
But be careful about copyright when you use them for publishing.




 また長くなってしまいましたので   _ASH_INSTITUTE_   2005年12月22日(木) 4:20    Mail
新しくしておきますね。
まったりと続きをどうぞ。^^

ちなみに、これ↓はなんていう車でしょう?
見たことあるように思うんですが、全然わかりません。

    DADA   2005年12月22日(木) 9:32    Mail  
以前私が予想図をUPしていた新生ロータスヨーロッパでしょうか。
悪くはないけどヨーロッパというよりエリーゼの兄貴。ドイツっぽくてまるでオペルみたい.
現実なら私の夢は儚く潰えてしまいました。
もっとブリティッシュな雰囲気を想像してたのですが。(例えばラジエターグリルをもっと丸くするとか)
フブキ裕也は決して乗らない・・・
私は次期エスプリに期待します。

それからAshさんのUPした車、見たことないですがディテールはFordっぽいですね。

    大内 誠   2005年12月22日(木) 10:23    HP Mail
ash様 おはようございます。最近は車名当てがはやっていますね。これはホールデンのプロト?かな。くろださんの御登場を待ちましょう。

    くろだ KURODA   2005年12月22日(木) 11:29   
二日酔いでエライことです。。。

大内さん、ご名答ですよね・・・アンドリュー、とかリタとかそんな名前のクルマでは・・・・。

    大内 誠   2005年12月22日(木) 12:10    HP Mail  
ash様+KURODA様 当たりでした。Holden Hurricaneでした。むやみに歳食っていなくてよかったです。Googleで出てきます。


    _ASH_INSTITUTE_   2005年12月22日(木) 18:40    Mail  
>>大内 さん
>>二日酔いのくろだ さん
ありがとうございます。さすが、チョイっと思い出してサクッと教えて頂けますね。^^
Holden の Hurricane っていうんですね。
ボディの書かれているのが名前だろうと思ったんですが、
この写真では読み取れませんでしたので、モンモンしてしまいました。
おかげさまでこの車の名前がわかったので、早速、得意のGoogleイメージ検索で
いくつかの良い画像を入手いたしました。う〜れしいなぁ。^ー^

>>DADA さん
おっしゃるように、この新生ロータスヨーロッパと思しき車は、オペルっぽいかんじしますね。
いろいろ注文付けたいところがありますが、とりあえずは、フロントエンドのピークの位置を
100mmくらい下げたいというのが一番強い希望ですね。
ただ、そんなに悪くはないと思いますし、ロータスの事情を考えると、エリーゼよりも普通っぽくて、
過去のビッグネームの使いまわしでありがたみも加えて…、という戦略は十分理解できます。
ま、正直、あんまり欲しいと思わないですけど。
ん?それじゃ“虻蜂取らずで”ダメですね。^^;

    大内 誠   2005年12月22日(木) 21:41    HP Mail
ash様 ashさん好みのホールデンではなかったでしょうか。ただインパネは何かオ−ストラリアンな感じで、洗練されていないですね。ヴォクゾールにもこれに似たのがあったような気がします。リヤのクヲーターにあのマ−クの描いてあるやつ。見つけたら送ります。また楽しみましょう。 
 

    Marian   2005年12月22日(木) 23:11   
Hallo

Ifound photos from Holden hurricane in museo. Interesant concept car.

    utida   2005年12月23日(金) 1:35     
holden!?・・i don’t know!です。 marian's photos metallic coloring is very cool. but i think this car's styling is similar to ferrari512. which is first study?

しかし新生ロータスヨーロッパ、いろいろ合体してしまっていますね。フェラーリにポルシェにオペル。ヨーロッパの名を冠するにはもうちょっとなんとかしてほしいと思いますが。

    くろだ KURODA   2005年12月23日(金) 10:30     
>DADAさん
>でも実車の画像を見るとやはりミッチェル風ですね。

当時GM系列では世界的にミッチェルの影響力が絶大でしたからね。
オペルGENEVEの方が私は好きですが、あれもコルベットとして考えた方が自然ですね。

では、クイズです。DADAさんアップの赤いコルベットのプロトタイプはどこが製作したでしょう? 


@GMスタイリング Aドイツオペル Bホールデン Cpininfarina



ま、どーでもいいので読みとばしてください。でも答えはちょと意外。

    Marian   2005年12月23日(金) 16:06   
Hallo

This red car name is Chevrolet corvette XP 897 two rotor. Design by GM.

    Marian   2005年12月23日(金) 16:10     
Hallo

Utida what do you say from Chevrolet Corvair Astro 1 /1968/. Design by Larry Shinoda. I mean this car design is one more better as Ferrari 512 Berlinetta Speciale.

    大内 誠   2005年12月23日(金) 18:41    HP Mail  
KURODA様 どうもチャーダっぽくないですか?。あのコルベット。そうするとGHIAかな?。それではこれはどうじゃ?。

    大内 誠   2005年12月23日(金) 18:49    HP Mail
コルベットプロトタイプ。これはロータリーではなくて、ミドエンジンタイプ。この時にデローリアンはコルベットはいずれミドシッピになっていくだろうと予想したが、はずれた。それでデロ−リアンを作ったか?。彼の人生も予測が外れた。しかし彼はマセラテイのギブリと、そのリジッドアクスルを誉めたたえた人だ。これは当たった。

    大内 誠   2005年12月23日(金) 18:57    HP Mail  
この記事でカーグラはえらく傷ついた。ミウラをジウジアーロの作品に入れてしまった為に、ヌッチオ様から大クレームが!。訂正しない限りは裁判をおこすと。しかしこの当時誰が見てもミウラはジウジアーロそのもの。FIAT850のランプガラスが共通部品なのは良い証拠。この辺から僕はジウジアーロとガンデイーニが大嫌いになった。ベルトーネはカーラボから悪くなったとおもっている。ガンデイ−ニファンの人には申し訳ないですが。

    大内 誠   2005年12月23日(金) 21:52    HP Mail  
訂正 修正キーを入れていなかったので訂正出来なくなってしまいましたので、ここで訂正させて下さい。恐縮です。上文の中で、この辺から僕はジウジアーロと云々という書き出しはジウジアーロではなくて、ヌッチオの間違いです。ジウジアーロ様には失礼しました。以後気をつけます。

    utida   2005年12月24日(土) 3:48     
marian Corvair Astro is interest car.but sorry i do'nt like this styling. because Astro looks like another object example an airplane or some rocket for me.i like just "car".this "car"mean a vehicle that is not to fly.

くろださん、クイズ降参です。マリアンのいうようにGM?
やはり私はどうにもH.EARLやB.MITCHELL系は苦手です。
でも大内さんのUPのものはちょっといいかも。初めて見ましたけれども。

今日nhkで奥山さんの番組見ました。
バードケージって奥山さんがデザインしたのではないのですね。
奥山テイストだと思っていましたが。
奥山さんがモデューロが好きなのとは無関係に偶然バードケージはモデューロに似てしまったというかんじがしました。あ、でもタイヤを24インチにしてサイド下げて白く塗ってミドシップにすればどうにもこうにもああなるのかな。

    くろだ KURODA   2005年12月24日(土) 3:50     
ミウラのデザインの本質的な美しさを生み出したデザイナーとして評価されるべきカーデザイナーは、誰か。
その答えは、ガンディーニである、というのが私の結論です。

大内さんは、「ミウラはジウジアーロ」派でいらっしゃるので、熱い議論を呼びそうですが^ー^、それを楽しめるものとして、いよいよまっこう異論をとなえさせていただきます。^ー^

もちろんミウラはあのような微妙な時期にデザインされた大物ですので、
ジウジアーロとガンディーニ双方の影響を受けたクルマである、というのがひとつの明らかな答えであり、白黒をはっきりさせようというデジタルな議論はむしろ不毛なのですが、「誰のデザインと呼ぶべきか」という視点と「それはなぜか」という根拠について語るのは興味深いことでしょう。

なぜなら、その論拠を語る上で、カーデザインにおける(特にカーデザイン黄金期である当時において)プログレッションとは何か、オリジナリティをどこに見たかという最もコアな部分の話になるからです。

やや長くなりますので、ちかぢかのんびり、「なんでミウラはガンディーニデザインとすべきと考えるか」のトピックを立てようと思います。

なお、昨日のコルベットクイズの答えは、絶対あり得ないと思えるCピニンファリーナ が正解でした。

今日もドンチャン騒ぎで、よっぱらいましたー。^ー^

    yumetake   2005年12月24日(土) 11:32     
おおっ。ミウラのデザイナーは誰なのか。年末にふさわしい、大企画?
スーパーカー好きにとっての永遠のテーマですね!?

車ではないですけども、自分の仕事でも、他人が手掛けたものを引き継いだり、
あるいは、途中でべつの人に渡したり、ということはよくあります。
で、車の造形など、この世にまだないオリジナルなものを創出する場合は得に、
否応なしに人それぞれが持っているクセが出てしまいますから、
ベースが既にあったとしても、(他人のものは異物ですから、)取り込むのは
それはそれで大変だったりします。

実際、ジウジアーロ、ガンディーニ、あるいはヌッチオがそれぞれ
「自分がやった」
といっても間違いではないと思います、多分。

画像はミウラに大きく影響を与えたと言われる、GT40とのカット。

    大内 誠   2005年12月24日(土) 12:29    HP Mail  
ミウラ論争は熱くなってきましたが、これだけはくろださんを尊敬しつつも譲れない所です^^。年齢と例え当時が中学生であった自分に取りましては、やはり僕はリアルタイムで見て、多感な頃。カーグラフィックのT氏の考えにおおいに傾いたものです。この頃のカーグラ誌のデザインに関するコメントは非常に適切で、今見ますと気持が良い程辛口です。とくにジウジアーロに関しましてはベタ誉で、比較として、ミケロッテイの若い頃とは比較にならないともハッキリ書いてあります。それと実際に絵を描いていますと、やはりわかります。ガンデイーニにあれだけのデリカシーはないと。だから正しくはガンデイーニはミウラにインスファイヤーをうけてストラトス(生産型)を作ったと言うのが正しいのでは。だってストラトス0と何故あんなに違うのでしょうか?。アルファのモントリオールだってオリジがジウジアーロで生産型にモデファイしたのがガンデイーニです。生意気な言い方ですが。しかしこれだけ煙りが立つのですから、やはり怪しいのです。ガンデイーニ氏のレンダって御覧になった事ありますか?。ソリャーヒドイモンデス!。マルツアルもジウジアーロだと信じて疑いません。あの奇怪なボデイをあれだけアートにしてしまえるのは、彼の他にはいませんよ。yumetakeさんのGT40のお話しは「わ」に書きました。この事を友人のエンスーに話しますと、それは正しい、僕はイタリー人の友人からジウジアーロが描いたGT40のレンダを25万円で買わないかと言われた事があると。ま、これはUFO論争のようですが。どうもこの話しになるとテンションが上がって行けないですね。どうぞ皆様気を悪く為さらないで下さいね。因にしらふで書いています。
クロダ様 ミステリアスコルベットはPFでしたか。そうしますとパーソナルではやはりチャーダ?。

    Shogo   2005年12月24日(土) 17:25     
ミウラのデザイナーの件、ミウラのエンジンをホンダに頼んだ噂と同様に、もはや、決着済みと思っておりました。
自分は、当時のギブリやマングスタとミウラ、エスパダの稜線の印象に決定的な違いを感じます(ジウジアーロは線がスムース、ガンディーニは「書」のようにスピードの抑揚が強い)ので、CG誌に代表されるミウラのジウジアーロ説には非常に悶々としたものを感じていました。
今は、EB110ベネデーィニ説に不満です。

バブル以後、クルマ雑誌に限らず諸々の雑誌が両氏にインタビューし、両氏ともガンディーニ作であると明言しており、フィオラバンティのデイトナ、ジウジアーロのミウラとともに、3人と3車が勢ぞろいした記事も見たことあります。

ただ、ガンディーニは、自身でミウラを、GT40を参考に短時間でテキトーにそれらしい形にまとめただけで、新しいアイデアもない陳腐な作品と評しておりました。ストラトスのようにはミウラについて多くを語りたくなさそうな印象を受けます。
ロング&ローノーズな特異なプロモーションも、ランボルギーニのエンジニアが、リア横置きV12で短く、フロントにラジエターとタイヤを2階建てにしていたのを、タイヤをラジエターの後ろに変更させた結果、偶然的に生まれたものということです。
ミウラを傑作デザインのように取り上げられるのは辛かったそうで、ロードスターや(オリジナル)イオタで、自分らしい新しい形を模索したがあまり納得いかなかったし世間の評判もよくなかったということです。

また、モントリオールもプロダクションモデルがメーカー都合で変貌したことに不満を述べていました。
ガンディーニのレンダリングはサインペンでスケッチした線画のようなものしか見たことがありません。ジウジアーロのようにはうまくないことは間違いないと思いますが、氏はカーデザイナーがレンダリング作業に打ち込む姿を批判しており、クルマはスケッチブックではなく1/1スケールで書くものだと、自宅にある自身設計の巨大な製図版を紹介していたのを見たことがあります。

    大内 誠   2005年12月24日(土) 18:26    HP Mail  
Shogo様 あの12発はホンダなのでしょうか?。そういう噂は初めて聞きました。確かに横おき12発はF1でやっていましたが。ヘ〜です。ガンデイーニがこのデザインの噂から逃れたいと思っているのはやはり怪しいですよ。ミウラは一件シンプルに見えますが、リヤのトランクにかくれるスポイラーですとか、実に繊細にデザインされた車なのです。しかしこのスパイダーは後にガンデイーニが作ったものと思っています。ジウジアーロのオリジを消そうとハニカムグリルを止めたり、テールランプを変えたりとしていますが。ガンデイーニがレンダリングをそういう風に否定するのは自分が描けないからでしょう。たしかに立派な製図台の前でネクタイをして座っている写真を見た事があります。ミウラを何の新しいアイデアもない陳腐な作品と表している事自体が自分でデザインしていない事を物語ってている良い証拠です。ミウラの造形美は素晴らしいものです。友人が茶色のP400を所有しています。今度見に行きましょう。

    Shogo   2005年12月25日(日) 0:21     
>あの12発はホンダなのでしょうか?。
もちろんウソです。フルッチオがホンダの工場の近代性に感銘しホンダびいきだったことや、ホンダのV12横置きF1が有名だったこと、ランボルギーニのメーカーとしての立ち上がりが速かったこと、いろいろあってそういう噂を立てられたようです。

>ガンデイーニがこのデザインの噂から逃れたいと思っているのはやはり怪しいですよ。

とはいえ、ジウジアーロのほうがミウラをガンディーニの作品だと明言する以上、疑う余地はないと思います。

ただ、ミウラについて多くを話したがらないガンディーニの態度が噂を立てられた原因の一つだと思います。
ミウラについて、彼が否定しているのは、そこに新しい提案がないことで、逆に、彼が肯定しているのは極めて短期間に即興的に仕上げたにもかかわらず、多くの人を魅了できる「姿」としての完成度が高かったことです。

ガンディー二の発言から読み取れるのは、彼は「姿」で人を魅了することが主目的のスーパーカーを見下しているようなところが感じられます。好きではないが、それが仕事なのでベストを尽くしているといったような感じです。
逆に、ストラトスゼロがコンパクトなことや、デイアブロのラジエター配置が空力的に優れていることなど、造形のエンジニアリング的側面に力をいれて説明するところを見ると、一般的デザイナーとは価値観がちがうのかなと思います。

凹んだトランク上部やフェンダー、エアスクープの曲線の変化には、ガンデーニらしさをものすごく感じます。
複雑に見せる形の裏にあたかも物理的必然があり、科学的、実験的に形が生まれたかのように感じさせる表現、造形を裏打ちする説得力(時には大ボラですが)はガンディーニ最大の能力だと思います。


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