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  カースタイリングデザイン掲示板の過去ログの一部です。


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 Lamborghini Sogna   _ASH_INSTITUTE_   2005年12月8日(木) 2:52    Mail
これの画像、いいの無いでしょうか?
Googleで検索しても、あんまり見つからないです。

Lamborghini Sogna designed by Art & Tech.

    utida   2005年12月9日(金) 23:54   
ソニア、私ある意味非常に好きです。
有機的な造型ではっきりいって車のイデアをもっていないように感じます。ストレンジというかんじです。しかしそこに妙な魅力を感じます。
これをデザインした山崎氏を当時私はこの人天才だ!と思ったです。

1年くらい前でしょうか、このソニアの詳細写真、4面から詳細部フェチ写真までをも掲載していた雑誌があったのですが、何の雑誌だったかご存知の方いらっしゃいませんでしょうか?
ルボランとかゲンロクとか外車情報Fロードとかその類の雑誌です。
ぜひ探し出して古書屋で買いたいと思っていますので情報お願い致します。


    kawai   2005年12月11日(日) 0:36   
Utidaさんのお探しの本ですがNEKOパブリッシングが出版しているROSSOではないでしょうか。
手持ちの本をちょっと確認してみると2004年3月号に詳細のはっきりした写真がいくつも載ってます。
このほかにも2002年10月号より2004年2月号までに15回の連載記事があったと書かれています。
私もROSSOの何冊かにソニアの写真や記事が詳しく載っていたのを見た記憶がありますので探してみてください。

    utida   2005年12月11日(日) 0:58   
>kawaiさん
ご回答ありがとうございます!
そのrosso2004年3月号、たしか立ち読みした際、前後左右の4面写真とライトが上に上がっている貴重な写真等があり、「これが見納め!」とか「ソニアの詳細画像世界初!」みたいなうたいもんくが書いてあったように記憶しておりますが、なにかそのような画像ともんくが書いてありますでしょうか?

    kawai   2005年12月11日(日) 1:18   
Utidaさんの問い合わせに回答します。
”「誌上」初?ソニアのフルディテール、エクステリア編”という見出しのページにはヘッドライトのポップアップ写真、サイドウインドウ(窓下のハッチ)の開閉写真もあります。もちろんフロント、リア、左右側面の写真も載っていることからお探しの内容そのものではないかと思います。

    utida   2005年12月11日(日) 1:52   
>kawaiさん
その見出し、おそらくそうです、ありがとうございます!
早速明日古書展に電話をかけまくり探してみます。

しかし”エクステリア編”というのが気になります。インテリア編があるということでしょうか!?

    kawai   2005年12月11日(日) 2:19   
3月号に載っているソニアの記事についてですが、最初の6ページはソニアの大写しの写真が数枚載っており、エクステリア編2ページ、インテリア&エンジン編2ページ、ダイジェスト2ページといった構成です。
インテリア編のページではインパネまわりや開閉ハッチのついたドア内張りが確認できる大写しの写真、ヘッドレスト一体式のセミバケットシート、スピードメーターの写真が載っています。
エンジン編にはエンジンルームやフロントフード内側が載っています。

    utida   2005年12月11日(日) 2:50   
3月号内にエクステリア編とインテリア編がはいっているということですね。ほっとしました、一冊ならば探せそうな気がしますので。
詳細ありがとうございます。

    _ASH_INSTITUTE_   2005年12月13日(火) 17:27    Mail
>>kawai さん
いらっしゃいませ。初めまして。(で良かったでしょうか?)
ソニア情報、ありがとうございます。助かります。^^

>>うちださん
情報頂けて良かったですね。^^
そのRosso 2004年3月号ですが、単品ではないですが、ヤフーオークションに出ています。
http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r20092738
いらないものもあるでしょうし、値段も高いですけど、いかがでしょう?
うちださんが落としに行くならそれでいいですし、そうでなければ私が
行こうかと思っています。(でも、うちにあるのが何冊も入ってる…)

    utida   2005年12月13日(火) 21:14   
>ashさん
ヤフオク情報ありがとうございます!
いいんですか・・お言葉に甘えまして落としに行きたいと思いますが・・。

ところでashさんはソニアはどう思われますか??
私は結構当時カルチャーショックを受けました。
かっこいいかどうか別にしてとにかく見たことがないものを見せてもらった、まさにアート&テック、車というよりは芸術に近いと思いました。
(芸術というのは車に対してはある意味良くない評価だと思っていますが)

    _ASH_INSTITUTE_   2005年12月13日(火) 22:05    Mail
>>utida さん
どうぞ、私にお構いなく、どーん最高値入札、行っといて下さい。^^
無事に落札できることを、ウォッチリストに入れて見守らせて頂きます。

ソニアは私もここに書いたくらいですから、とても興味があります。
あのスタイリングで、特にいいのはフロントまわりだと思います。
他に似ているものも無く、十分に魅力的です。大したデザインだと思います。
ただ、それに比べて、リヤ周りは収集つかなくなったような印象で、やや残念です。
それから、2号車というか、(ベース車を想定していない)オリジナル案のほうは、
制約が少ない分、クリーンで伸びやかでモダンではありますが…、
かえって間延びしてしまったような感じで、逆に魅力が薄まってしまったように思えます。

まぁ、私あたりが言う戯れ言よりも…、スケールモデルを持ち込んだベルトーネで、
当時のチーフデザイナー:マルク・デュシャンと、ゼネラルマネージャーを驚愕させ、
その場でその二人が、現ベルトーネの体制に関してまじで喧嘩を始めてしまったという、
その事実が、ソニアの魅力と、山崎さんの実力を雄弁に物語っていると思います。
(スゴイ話や…)

昨年の春ごろの情報ですが、京都のあるお店に飾ってあったそうですね。ソニア。
写真はそのことが書かれていたサイトのものです。(また勝手にコピーしてしまったので、
後ほど削除することになるかもしれません。)今もあるのなら、見てみたいものです。

    _ASH_INSTITUTE_   2005年12月17日(土) 19:36    Mail
>>utida さん
例のヤフーオークション、残り時間3時間くらいになりましたけど、
そろそろ入札されてもいいんじゃないかと…。
わかってるよー、というのならいいんですけど、ちょっと心配なもので。^^;
http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r20092738

    utida   2005年12月17日(土) 20:50   
ぎょえー!わすれてました!今日でしたか!?ありがとうございます、
入札します〜

    _ASH_INSTITUTE_   2005年12月17日(土) 22:06    Mail
>>utida さん
ほっ、ひと安心しました。
サクッと落札、無事お届けってなるといいですね。^^

    utida   2005年12月17日(土) 23:03   
落札しました〜。また無駄使いした・・。
しかしソニアの詳細写真ゲット。
後日こっそりここにupしてしまいますよ。
期待してください(期待してもらえるのashさんだけかな)

    _ASH_INSTITUTE_   2005年12月18日(日) 0:00    Mail  
落札おめでとうございます!ヽ(*^▽^*)ノ

画像アップ、期待しています。
私以外にも、うちの長男(キジトラ猫)もこのように、もだえて期待しています。^^;

    kawai   2005年12月18日(日) 1:02   
utidaさん落札おめでとうございます。
ASHさんの絶妙なフォローのお陰で無事入手できたようでほっとしました。
2004年03月号以外にもいろいろオマケがついてきたようですね。
(Yahoo!オークションの写真ではイオタに関するものが幾つか見受けられましたが・・・)
他のROSSOにもイタリアンスポーツカーを中心に少量生産車の貴重な写真がたくさん載ってますので是非読んでみてください。

    utida   2005年12月19日(月) 23:36   
kawaiさん、ashさん、おふたりのおかげで入手できました、ありがとうございました!dvdのおまけがいっぱいつくようなので楽しみです。
rossoはなんとなくいままで立ち読みですましていました。
気をつけて買うようにしないとだめかなあ・・しかしもう部屋が古新聞交換トラックの荷台のようになっているのでもうあかん・・

>私以外にも、うちの長男(キジトラ猫)も期待しています
かわいいですね、ashさんネコ派ですか。私もそうです。
(かってないけど)
しかしにゃんこ、期待してるような顔してないような・・





 マセラティ ブーメラン   水谷   2005年11月21日(月) 7:35   
おはようございます。赤いマセラティ ブーメランについて、どなたかご存知ありませんか?淡い記憶があるのですが、クリスティーズで売却されたシルバー以外(同じものの色違い?)にも赤いのがあったような。

    _ASH_INSTITUTE_   2005年11月21日(月) 8:49    Mail
>>水谷さん
皆さんの目に付きやすいように、適当な写真を付けて上げておきますね。
赤いブーメラン情報、何か見つかるといいですね。^^

    くろだ     2005年11月21日(月) 10:58   
おはようございます。

そうですか。シルバーのブーメランは、誰かのミュージアムにいっちゃったんですねー・・・DADAさんかも知れないなぁ。。。

水谷さんや、ほかのみなさんもググーっと下の方(P2かな)にある
10月13日からの「お気軽企画〜」に参加してみませんか。楽しいですよ。

さて、赤のブーメランですが。。。カースタイリングのジウジアーロ特集などでは「ブーメランは2台以上造られたようで・・」と書いてあったり写真も出ていたりしますが、ブーメランは世界に1台が正解で、赤い方はその土台となったよくできたエポウッドモデル(粘土のかたまりのようなもの)です。72年のジュネーブでのブーメランデビューの前年のトリノショーでデザインアイデアモデルとして実はデビューしてたんですね。でもそのときはあんまり話題になっていなかったような気が・・・不思議です。やっぱりエンジンを積んではじめて注目されるというのはあるのでしょうか。赤い方は、ドアの下端がサイドシルよりかなり高い位置で切られていたりするのが印象的ですが、多分実際は開かないと思います(笑)。サイドウィンドウを分ける梁は、赤いモデルではなんと途中でガラスを貫くカタチで室内に入り込むというとんでもないことになっているようですが、なにぶん赤いモデルの写真は極めて貴重なようです。。。
しかし、ステアリング内に収めたメータークラスターは、この初期アイデアの方が、刺激的で好きでした。
写真がそろいましたら、またアップします。

以上、コンセプトカー警察、21日の初仕事でした。^^
まぁ、カースタイリングもまだ甘いな、、、なんつって。^^;) 

    DADA   2005年11月21日(月) 18:45    Mail
水谷さん。TAさん。はじめまして。赤いブーメランの話、初めて聞きました。
くろださん。写真ぜひともアップしてください。
ああ・・この世に私の知らないブーちゃんが存在していたとは。
長く連れ添った夫の隠し子が発覚した妻の心境。

大内先生。静岡でお茶の研究しているDADAと申します。これからいろんなお話を伺えそうで、このサイトの楽しみ倍増です。
DINO Spiderのクーペの存在も驚きでした。
フィアットは老舗のPFにスパイダーを、ベルトーネにクーペのデザインを依頼し、競作のような形でデビューしたと記憶してます。
ミニフェラーリのようなスパイダーに対し、ジウジアーロ版クーペの方は遥かにモダンに感じられたのを覚えています。
しかし、ピニン・ボディのクーペが欲しい顧客が多くいたことになるんでしょうか。

それから以前書き込みされていた件で、ミウラ以外にもベルトーネ作として発表されたと思われる作品のお話も楽しみにしています。


    くろだ     2005年11月21日(月) 19:21   
サイドウィンドウの桟が外から内に入っていくようになっているのは、意図したものではないかもしれません。たぶんパネル外部からつながっている部分はダミーでしょう。オーテックザガートみたいな「フェンダーの峰がサイドミラーになっているアイデア」を試したのかなぁ・・とも思いましたが、この位置じゃ、見えませんしね。^^

大内さんにはお話ししましたが、100万円のディーノクーペを某中古屋さんに薦められことがありました。
「いっしょに、ガンバッテみようよ・・」と、中古屋さん。
がんばってたら、今、どうだったかなー・・・^^;) 

    水谷   2005年11月21日(月) 21:55     
ASHさん、ありがとうございます。
くろださん、すご過ぎです。コンセプトカー警察の威力はすごい。ありがとうございました。最近自分の記憶とでっちあげの記憶がごちゃまぜになるお年頃かと自信を失いかけてました。ディノクーペいいですよねえ117を見るとあれを思い出します。

    大内 誠   2005年11月21日(月) 22:40    HP Mail
DADA様 ミウラ以外でジウジアーロの作品がガンデイーニと発表されている車は、マルツアル、モントリオール等ですね。御参照に付けました記事は、僕が1999年に「わ」という本に書きました記事の抜粋です。このライン取りを見ていただければご納得頂けるかなと。モントリオールのリヤカウルの長方形で抜いた穴はカングーロのそれにも通じますし、むしろガンデイーニさんがやった事はオリジから生産用にモデファイしたと考えられます。GT40等も何かジウジアーロの息を感じます。GT40のシルエットはミウラに良く似ていますし、リヤカウルの形の良いエアーインテークも場所こそ違いますが、同じ形です。ボデイの面取りもそっくりですし、GT40のライトを丸くするとミウラのようになりませんか?。

    大内 誠   2005年11月22日(火) 0:47    HP Mail
くろだ樣 Fiat Dinoはやらなくて正解です。ドロ沼へようこそ!ですから。Dino系のパーツが高いのには参りました。今ならそれなりにあると思いますが、ピッカ−スのやっていた頃はバブルでしたから。2000のオリジがあれば、僕も欲しい一台です。今、くろださん企画の3台が絞り込めずに迷っております。もう少しお時間を。

    大内 誠   2005年12月18日(日) 14:07    HP Mail
水谷様 再びレッドブーメランです。他の探し物をしていて見つけました。やはりカーグラ=Mr.S.Takashimaはたいしたものです。御覧になって下さい。この号は72年の5月号です。
 

    水谷   2005年12月18日(日) 16:33   
大内さん、情報ありがとうございます。昔のCGは情報の宝庫ですね。探してみます。




 シトロアンとシトロエン   ぶんぶん   2005年12月8日(木) 7:09    Mail
ご無沙汰してます。
ぶんぶんです。
Utidaさんの投稿に返信します。

コルビジェは車が好きで、ローコストで合理的な住宅の習作シリーズに、シトロエンをもじってシトロアンと名付けています。「住宅は住むための機械である」と言うメッセージを補強するためのネーミングだったかもしれません。
この話は有名なので、私はコルビジェが好きなのは車ではなくシトロエンだと思っていたので、コルビジェの車の提案は2CVを合理化するための提案だと思っていました。しかしUtidaさんの投稿を見て確認したところ、2CVより先(1928年)のようです。形を見る限り両者に強い近似性がありますが、この事については分かりません。

2CVの設計手法については、学生時代(30年前)に建築史の授業の中で聞きましたが、コルビジェとの関係については触れてませんでした。

2CVは、山荘に建築家や自動車以外の分野の技術者、芸術家などを閉じ込めて計画させ、自動車の技術者が外部にいて、要求があった情報のみ提供する形で計画が進んだそうです。このときに山荘にこもった建築家がコルビジェかどうかは分かりませんが、建築の授業ですので、コルビジェなら言うはずですので、違うと思います。
まあ、この話自体も「自動車の事は知らないほうが文化人」みたいな時代の大学の授業ですので、あてにならないと思います。

画像は、コルビジェの車のスケッチ、図面、シトロアン住宅、こちらのサイトで拝借した2CVのプロトタイプの写真です。

    くろだ    2005年12月9日(金) 14:14     
面白いお話ですねぇ。
山荘のエピソード、かっこいいなぁ、なんだか。

やっぱり2CVって、一種の超えられない極点といえるクルマですよね。
よく走るし、楽しいとききますしね。

    utida   2005年12月9日(金) 23:38   
ぶんぶんさんお久しぶりです。
私の話も又聞きみたいなもので、信用なりませんので。
しかし似てますよね。
山荘のお話興味深いです。ちょっと調べてみようかな。

1923年ころ、ブガッティやヴォワザンがタンクと呼ばれる角ばったレーシングカーでレースをしていました(画像参照)。これは空力からでてきた形状です。これがはりぼてみたいで2CVの基礎になっているのではないかと私は考えています。つまり2CVはエコカーみたいなもんですから当然空力を良くして燃費向上を目指すわけです。それであの形ができたと。コルビジェもタンクを見ているのは当然だと思いますので、これをパーソナルカーにしたらこうなるといった思惑があったのではないかと想像して楽しんでいます。

>よく走るし、楽しいとききますしね
2CV速いです。
私のハイカムを入れてチューンしてあるFIAT600ジャンニーニTV(ツーリングベローチェ!・・画像の真ん中の600です。)で全開加速でガーッ!!と走って追走しようとしてもすーと音も立てず引き離して行きます(ま、私の600が名前ほど速くないってのもありますけどね・・)
ううむ、やはりエアロダイナミクスカーですよ2CVは。


    yumetake   2005年12月10日(土) 12:06   
トラクションアヴァン、2CV、DS、AMIの4台が、すべて一人の外形
デザイナー、フラミニオ・ベルトー二によるものだ、と初めて知った時は
かなり衝撃を受けました。一つ一つが他とのつながりを感じさせず、
全く違う個性を持っていますよね。

フラミニオ自身はAMIが最も気に入っていたそうですね。僕自身今だにあの
顔は美しいとは思えませんが気になって仕方ない造形ではあります。(笑)

コルビュジエの車ですが、pen という雑誌がクラインワーゲンの特集を
組んだ時に記事が載ってました。三重さんの記事です。
ここでも2CVと似ている、としているだけで、はっきり関係があったとは
書かれていません。
この木製模型作ったのはイタルデザインだそうですよ。

画像後2つは2CVのプロトタイプ。

    くろだ    2005年12月10日(土) 12:20   
おお、utidaさんの600、けっこうヤンチャなんですね。このヤンチャというのは、速いおそいじゃないですから。ライトブルー、かっこいいなぁ。

    大内 誠   2005年12月10日(土) 16:17    HP Mail
皆様 コルビジェで盛り上がっていますね。僕はあまり語れないので、映像を送ります。イタルで描いたものです。

    ぶんぶん   2005年12月12日(月) 1:31    Mail
フラミニオ・ベルトー二と言う人はメーカー内部のデザイナーでしょうか。
ベルトー二と言う名前は以前から見ていたのですが、ベルトーネの誤植かと思っていた時期もあって、私にはミステリアスな人です。(XMのデザインがベルトーネなのが混乱を助長)
技術と密接な関係の中でデザインしないと2CVやDSのようなデザインはできないと思いますが、こう言うアプローチではなかなか完成度が高いデザインにならないと思いますが、この点2CVとDSはすごいと思います。

コルビジェは実際には「ヴォワザンなどの高級車」が好きで建築の写真の中に写していたとコルビジェ展のカタログに書いてありました。

    utida   2005年12月13日(火) 17:18   
ベルトーニは内部のデザイナーだそうです。
今月号のNAVI誌に詳細載っていますよ、本屋へ行ってみてください。

>コルビジェは実際には「ヴォワザンなどの高級車」が好き
コルビジェはヴォワザンに最初話を持ちかけたのがシトロエンに回って2CVになった、という説を聞いたことがあります。

>ソニア
教えていただいたロッソの2004年3月号が古書店に電話しまくりましたがどうにも見つかりません。NEKOにも電話しましたが在庫無しでした。どなたかみつけられたら古本屋の名前お教えください〜。






 アバルト2000PFについて   TA   2005年11月19日(土) 23:15    Mail
こんばんは。TAと申します。知人のBENさんからこのコーナーを教えて頂きました。アバルト2000PFについては私も思い入れがありましたので
永大と言うメーカーの迷作キットを大改造して1/24モデルを作りました。(9年前になります。)御存知の様にアバルト美術館は館内写真撮影禁止ですので事前リサーチは余り出来ずに完成後にモデルを持って確認しました。
その際、オーナーのK氏や館長のY氏にモデルを見て頂いたのも良い思い出となっております。写真2枚目のバックのモデルはバルニーニ作の2000スポーツスパイダーです。アバルトの車種体系は複雑で色々面白い車種がありますので作りたいのですが中々進みません。

    大内 誠   2005年11月20日(日) 0:15    HP Mail
TAさん今晩は。僕もここのサイトの新入生です。まだ半月も経っていないのですが、素晴らしい人達にお会い出来て、楽しい毎日を過しております。BENさんやノリタケのM氏共お仲間です。僕は皆様のように素晴らしいモデルは作れないのですが、模型好きではあります。このPFいいですね。メカーノのUコンのこれはつい最近まで持っていたのですが、手放してしまいました。このサピーノのPFはまさか肉眼で見れるとは当時思っていなかったのですが、アバルトミュージアムのK氏に感謝ですね。カングーロもすでに完璧にレストアを終え、山中に来る日を待っております。また良いモデリングを。

    _ASH_INSTITUTE_   2005年11月20日(日) 0:16    Mail
>>TAさん
いらっしゃいませ。^^
すっごいハイクォリテイのモデルですね。アバルト美術館のエピソードともども、ステキなお話です。
この車って、これだけ印象的なスタイルなのに、その割には、(特に日本では)
あまり大々的に紹介されていなかったようなので、あそこで現車が見られたのは、
本当に幸わせなことだったと思います。また見たくなってきました。^^

    大内 誠   2005年11月20日(日) 0:32    HP Mail
ash様 お世話になります。このPFはカーグラさんの企画で一度谷田部のバンクを走ったのですよ。しかし完璧主義者のK氏が車に羽石等があるのをいやがり、中止されてしまいました。バンクを走るPFを見たことがあります。アバルトミュージアムは再開して欲しいですね。つい1週間位前にラマチョッテイさんが遊びにいらしていたようです。すごい所です。

    _ASH_INSTITUTE_   2005年11月20日(日) 2:52    Mail
>>大内さん
まじっすかー!!(@@;
さすがCG、スゴイ話ですね。矢田部を走らせなくても、十分刺激的な記事になったでしょうね。 うーん、走ってるところ、見たかったな…。

    水谷   2005年11月20日(日) 8:12   
TAさんの作品すごいですねえ。作品を後ろから撮影したエンジンむき出しの写真をほかのサイトで拝見したのですが、色気がありました。

    くろだ     2005年11月20日(日) 14:08   
さて、行って参りましたよ大内さん宅。
大内さん、ここでもあらためまして、いろいろありがとうございました。
(以下レポートはもちろんご本人の許可のもとおこなっております)

なんと、ウチから歩いて行けるご近所さんだったのですが(笑)わざわざ
ベータでお邪魔しました。
物凄い数の!(@@;レアなクルマ洋雑誌とCG,そしてモデルカー達にかこまれた男の仕事場。。温和な永遠のクルマ大好き少年大内さんと、とめどなくカーデザイン話に花が咲き乱れておりました。^^

まず、今アツイアバルト2000PFの資料は、しっかりお渡ししてきましたよ〜。そして数々の素晴らしい作品原画を拝見してため息が出ました。
そうそう、ghia supersonicのかっこいい作品がありましたので、yumetakeさん、お楽しみに!(写真が無い〜とおっしゃってたので、フィアット版ではありますが、私から2枚ぷれぜんとです)

ピニン版のDINO SPIDER→COUPE には、ノッチバックタイプの他にファストバックもあるんだぁ!という(なんともマニアックな)発見もありました。「今度また、ぜひこのサイトの他の方とご一緒にでもいらしてください」とおっしゃっておりました!

TAさん、はじめまして。
エーダイのキットは、見たこともないですが、たぶん「ほぼスクラッチ」されたのでしょうね。美しいです!ほかにも作品が見れるサイトがおありなら、ぜひ教えてくださいませ。


    utida   2005年11月20日(日) 22:31   
アバルト2000pfってかっこいいですね・・再認識しました。
実は最初に見たときはあまりにもバタくさいというか、ちょっときついんではないかという気がしていたのですが、そのきつさが例を見ないほどの魅力をかもし出しているのに気がつきました。

>谷田部のバンクを走った
ぎょえー、大内さん走行している2000を見ておられるのですか!すばらしいです!
走ってる2000の画像upします。
誰がドライバーなのかはわかりませんがスーツ着てるのが妙に合ってる。イタリアのビジネスマンはこんなので仕事に行くんでしょうか。騎士というのは機動性が重要です。よって闘う者は常時スポーツカーに乗らねばならないのでしょう。

>しかし完璧主義者のK氏が車に羽石等があるのをいやがり
気持ちわかりますけどね。しかしk氏はアバルトot2000をカルロ・アバルト本人から買おうとして注文をだしたところ、レースをしないのだったら売らないと一旦は断られたそうです。k氏は究極的にはデザインの魅力を追い求めてコレクションしているのでレースはしないわけです。レースで勝つためのみにアバルトの車の目的はある。さすがアバルトです。

>大内さん邸
くろださんと大内さんはご近所とはびっくりです。
ぜひこんど私もお邪魔させてくださいーっ、ほんとにっ!

>ツーリングの洋書
yumetake氏upのナーダのツーリングの本はすばらしい本で私も持っています。
大内さんもおそらくお持ちと思いますが、アルファ2900のスーパーレッジェラの骨組みがうつっているページをupします。これも描いて欲しかったりして・・。






    大内 誠   2005年11月20日(日) 23:52    HP Mail
utida様 そうなんですよ。くろださんとは目と花の先。何と家の裏の模型屋さんによくいらしていたとか。悪い事は出来ません。8V GHIAは描きました。これにそっくりなジャグアもあるんですよね。是非お遊びにいらして下さい。それからちょっと言葉が足らなくて恐縮だったのですが、2000PFの谷田部は肉眼で見たのでは無く、その写真を見た記憶があるんです。CGはライブラリーとして残っているでしょう。いつのまにか狼オジサンになるところでした。くろださんには貴重な20号をお借りしています。昔の雑誌はコピーを撮ろうとして裏返すとパリっといきそうでこわいです。

僕もこのツーリングの本は持っています。この車は日本にあったのですよね。今は無く残念です。

くろだ樣 アップして頂き感謝です。またいらして下さい。

    水谷   2005年11月21日(月) 7:43   
ピニン版のDINO SPIDERですが。以下の書籍に写真でてます(すいませんスキャナーないもので、いつも文章だけですが)。1.FIAT Dino (Giorgio NADA Editore) P21-25. これは比較的新しい本なので、入手は比較的簡単かと。2.FIAT DINO FERRARI BY ANOTHER NAME: MIKE MORRIS氏の本で、絶版、時々オークションで見かけますが、えらい高い値段がついてます。平松さんの昔所有されていたスパイダーが乗ってます。
大内さんのスパイダーですが、もしかしてスクランブルカーマガジンの44号(ダンボール詰めしてしまったのでうろ覚え)に掲載されていた個体ですか?あの号とMIKE MORRISの本に誘発されて、USのFIAT DINOクラブ(これはオーナーでないくも会員になれた)に入りました(活動しない会員になって10年ぐらい)。

    大内 誠   2005年11月21日(月) 10:07    HP Mail  
水谷様 ネコ様には色々とお世話になりました。それです。茶系で当時5ナンバーで登録されていたので話題になりました。3ナンバーの1700なのですが、Dinoは1710でフェンダーをちょっとへこませて5ナンバーを取ったのではと思われます。買った当初は車検対策で、あのきれいなスピンナーのつのがぶざまにカットされており、その後修復致しました。
Dinoクーペの写真を付けます。クーペ版はやはりジウジアーロのがきれいですね。117に通じるものがあります。

    水谷   2005年11月21日(月) 22:00   
写真ありがとうございます。そうでしたか、やはり。実はあの車でDINOとストラトスの関係を理解しました。REPLICARSのDINO SPYDERも7−8年前に赤、青買いました。私のミニカー修行の原点です。

    大内 誠   2005年11月21日(月) 22:46    HP Mail
yumetakeさんへ もしこれで宜しければ見て下さい。これはFiat 8V Ghiaです。8V独特なメーターですね。

    yumetake   2005年11月21日(月) 23:24   
すすす、すっばらしいです。車も好きだし、絵肌も!
年賀状送りますので是非これでお願いします。

大内先生の仕事場も、クルマ好きのロマンなムード、ムンムンですね。
機会がありましたらぜひお邪魔させてくださいませ。

>ピニン版のDINO SPIDER→COUPE には、ノッチバックタイプの他にファストバ>ックもあるんだぁ

みつけましたよ。この2種ですよね?私も初めて知りました。

    大内 誠   2005年11月22日(火) 0:05    HP Mail
yumetake様 ありがとうございます。この車を初めて分ってくれる人に出会いました。今迄に誰も知らず、先日もくろださんにコレモアルデヨみたいなやけっぱちなリアクションでお見せした所、yumetakeさんがお好きと知りました。この中の書き込みにもありましたね。ギヤの一連のデザインで他にデユアルギヤも描きました。誉められますとやる気が出ます。

    大内 誠   2005年11月22日(火) 14:13    HP Mail
yumetake様 ちょっとコメントを読み過して失礼致しました。yumetakeさんの御自身の年賀状にこのイラストを使いたいと言う事ですよね。詳しい事はメールしてください。

    utida   2005年11月23日(水) 1:47   
ghiaのすばらしい絵、目と心の保養になりました!
豪華さと渋さが絵肌から伝わってくるようですね・・
デュアルギアはミニカー持っています〜。

スーパーソニックはFIAT8v、alfa1900、ジャガーにアストンマーチンがありましたよね。デザインはチシタリアのサボヌツィらしいですから、202アエロディナミカの進化版がghiaスーパーソニックと言えるのかもしれません。
画像はジャガーとアストンのスーパーソニックとチシタリアです。

    大内 誠   2005年11月24日(木) 22:06    HP Mail
yumetake樣 PF Fiat Dino Coupeですが、この本の中ではこんな写真があります。何とバンパーがセパレート!。グリルの中の格子の色が、黒い所があり、ちょっと2,4のようになっていますね。

    くろだ     2005年11月25日(金) 0:05   
セパレートバンパーもいいですね。2000GTみたいなあごスッキリバンパーも意外に似合うかもしれませんね。

写真は、ピニンのディーノクーペとベルトーネのディーノクーペの両方に影響されたクーペ。昔一度私のお気に入りとして投稿したのでメーカーはおわかりかも。。正確な車名までおわかりになったら拍手!!です。

    大内 誠   2005年11月25日(金) 0:25    HP Mail
くろだ樣 今晩は。モレッテイかな?。どうでしょうか?。しかし初めて見ました。

    くろだ     2005年11月25日(金) 0:41   
さすが大内さん。
車名はおそらく124 coupe specialeのアーリータイプで間違いないと思います。
さらに小さいボディの850 sportiva coupeも4灯にしたらかっこよさそうなところが、リッパですよね。
このころのモレッティデザインは、トレンド通りとはいえ、品があって上質でしたよね。エンジンも丈夫だしなぁ。

    大内 誠   2005年11月25日(金) 1:00    HP Mail
くろだ樣 当たって良かった!。僕もモレッテイ好きですよ。そうですね。何か品がある。さんしょは小粒で何とかですね。モレッテイつながりでこんなのもありました。写真をどうぞ。

    yumetake   2005年11月26日(土) 14:30   
大内さん(ここでは皆さんに習いまして、「さん」で失礼します。)
デュアルギアのイラストもいいですね。
大内さんの名刺は和紙の里で頂きましたので、私も何かクルマの絵の年賀状
を送ります。
去年は会社が冬休みに入ると同時に風邪で寝込んでしまい、大晦日にまだ
絵を描いてましたね。(汗)後でこちらの住所をメールしますので、年賀状
ください。(8Vギアもいいけど、デュアルギアもいいナア。)


>スーパーソニックは〜デザインはチシタリアのサボヌツィ

そうだったですか、初めて知りました。


モレッティは50年代のミケロッティデザインのものは見たことがあります。
驚くほど小さいですが、魅力的ですよね。
60、70年代は自製のエンジンはやめて、フィアットにスペシャルボディ
を乗せて販売してたようですが、ちゃんとフィアットの保証を受けられた
そうです。

    大内 誠   2005年11月27日(日) 0:17    HP Mail
yumetake樣 今晩は。ビッシオーネでお会いしていましたか?。失礼いたしました。Morettiの貴重な写真をありがとうございました。やはりほとんどがミケロッテイですよね。ATSとかナルデイもミケロッテイが多く、すごいデザイナーさんです。それでは御住所をお知らせ下さい。年賀状を出します。デユアルギアは以前に作りましたので、今年は8Vかな?。楽しみにしていて下さい。

    大内 誠   2005年11月27日(日) 11:53    HP Mail
ジウジアーロのレンダリング及びイラストレーションはやはりずぬけている。この2600のイラストレーションも素晴らしいものであり、車に夢を感じて、またオーナーになった喜び、そのスピ−ド感がうまく表現されている。最近彼のレンダを見なくなってしまったのは寂しい限りだが、彼の最期のレンダはコロンバスだと思っている。

    DADA   2005年11月30日(水) 17:31    Mail
若き日のジウジアーロ御大の描いた油絵をずいぶん昔に『カースタイリング』誌で見たことがあります。
人物像(ピエロ)と記憶しておりますが、、まさにすばらしい絵で、ほんの小さな記事だったのですが20年も経った今も何故か人物の表情が私の脳裏に焼きついています。
現在は手元にないのでお見せできないのが残念です。(どなたかお持ちでしょうか?)
もともと卓越した才能のある人で、カーデザインの世界に入らなくとも彫塑家、あるいは画家としても大成されたのではないでしょうか。

    utida   2005年11月30日(水) 23:17   
カースタイリング別冊ジウジアーロ&イタルデザインに絵を描いている若き御大が載っています。これでしょうか?

ジウジアーロの祖父はフレスコ画家、父は風景画家だそうです。
ジウジアーロはレンダが飛びぬけてうまいですので、当時としては突出していたでしょうね。SSを描いたイラストを発見しましたので添付します。

芸術家と車としてはシトロエンのフラミニオ・ベルトーニが最近よく話題になっているようです。ベルトーニは彫刻家兼カーデザイナーでTA、2CV、DS等傑作をデザインしていますが、車のデザインをする際もっともじゃまでいまわしきものはエンジンだと言ったそうで、これはなんとも微妙な発言ですね・・。

他にもブガッティ等芸術と緊密な人がいますね、探すともっとたくさんでてきそうです。FIATのデザイナーだったピオ・マンズーは現代彫刻の巨匠ジャコモ・マンズー(画像の彫刻は代表作枢機卿)の息子です。FIAT127をデザインしたり、スタイルオートに記事を書いたりしていました。父の枢機卿と127のラインが妙に似て見えたりして。

    大内 誠   2005年11月30日(水) 23:20    HP Mail
DADA樣 持っていますよ。これでしょ。僕も覚えています。自然に本棚に手が伸びて捜せます。これってパソコンには出来ない技。但しこちらがボケないまでですが。ジウジアーロは本当にこの様な時期が無いとあそこまでは描けないですよね。2000年の代表的なデザイナーに選ばれましたね。しかしジウジアーロも万能ではありませんでした。家電等におきましてはM.ベリーニにかなわないし、バイクではH.ムートでしょう。そういう意味ではレイモンドロウイを忘れる訳にはいきません。

    utida   2005年11月30日(水) 23:26   
>大内さん
ピエロの他2点の絵、ジウジアーロ作ですか?
はじめて見たかもしれません、何に載っているのかよろしければお教え下さい。

    大内 誠   2005年11月30日(水) 23:39    HP Mail
Utida樣 そうです。ピエロとサミーデイビスJr、風景とも彼の作品です。観察力がちがいますね。これは74,CAR STYLING誌に載っていました。この号です。

    utida   2005年12月1日(木) 1:39     
大内さん、ありがとうございます!

小学館のジウジアーロ本に載っていました、気がつかなかったです・・。

そしてなんとヤフオクにこのジウジアーロのサミーデイビスJrのシルクスクリーン作品が30万円ででてます(2枚目の画像)。おそるべしヤフオク。

    DADA   2005年12月1日(木) 18:32     
Utidaさん。大内さん。コレです、コレ。
いやーうれしい。ありがとうございました。20年前ではなくて30年前でした。
実は私は書籍を今はなにも持っていないんです。(私引越し魔で、成人になってから10回以上引越ししてまして。)
C/G誌も小林エディターの引退後は読まなくなりました。このサイトでの私のお話はすべて30年前からの記憶からでしかなく、あやふやなお話ばかりでいつも恐縮しています。

どんな便利なツールがあっても、貴重な本は自ら所有することはすごく大切なことですね。週末には実家の物置を探検することにしてみます。

ところで2CV,DSシトロエンが著名な芸術家のデザインだったとは知りませんでした。特に2CVは情緒を排除した機能の集約みたいなテーマで作られていますし、車というより農耕機械に近いような発想でデザインされたと思っていましたので驚きです。
芸術家と車に纏わるお話もまだお聞きできそうですね。

    大内 誠   2005年12月10日(土) 15:10    HP Mail
yumetake樣 モデリングに勤しむサヴォヌッツイ氏。仏オートモビルクラシクス誌に出ていましたので、送ります。


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