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イケヤフォーミュラさんへ出張作業に行ってきました




15日と16日、出来上がったエンブレム類を持って、イケヤフォーミュラさんに行って
ウインドー類と前後ランプのアウターレンズの取り付け(接着)作業をやってきました。
カメラを忘れて行ったのでww、携帯で撮影。
なんでこういう時に忘れ物とかするかな、オレサマ…。

本当は私はドアの内張り、アウター/インナーの各ドアハンドルとケーブル類の組付けと調整、
バックミラーの組み立て…などを行うつもりでしたが、それらはすべてイケヤフォーミュラさんの
ほうで済ませていただいていました。
クレイモデルの時からお願いしているN さんに同行してもらってウインドー、ランプレンズ類の
接着をお願いしていたのですが、私はその助手をやってきました。

1枚目、これはすでにウインドー類が固定された状態。
接着するところの裏側にプライマーを塗装し、ウインドーグラス用の強力接着剤を使い、
こんなふうにガムテープでがんじがらめにして、ボディ形状との微妙なずれを矯正し、
位置がずれないように固定して一晩置きます。

手前に写っている黒っぽいつなぎの方はイケヤフォーミュラの池谷社長。
社員の皆さんと一緒に作業していらっしゃいます。

2枚目はフロントカウルをあけた状態。
モノ自体はしばらく眺めていたいようなものなのに、この悲惨なクォリティの写真が悲しい。

フロントカウルはガススプリング付きで、こんなふうにバックリ開きます。こういったところが
一般的なレーシングカーとは違うところで、見せ場のひとつと言えるかと思います。

フロントサスペンション、APのブレーキ、ホイールの固定はセンターロック式。
そのロックナットまでオリジナル形状で単品製作。こんなふうに細かな凹凸がある形状で、
当然これを回す工具まで自社製(切削で単品製作)。 ちょっとあきれますww



3枚目、リヤカウルがはずされて、手前に置いてあります。
リヤのサブフレームの狭いすき間にこんな大きなサイレンサーをうまく入れてありました。
こんなふうに出来たらいいな、でも無理だろうな…と思っていたようなことになっていて
(サイレンサーの構造もとり回しも)、ちょっと嬉しかった事のひとつ。

排気効率は落としていないのにすごく静かだそうです。
そういうのも今風か、と思ったのですが、“静かすぎて…。”と池谷さんはちょっとご不満げ…。
そうだった、エキゾーストは大きい音がしなければならない派の人でしたww


4枚目の上側はリヤコンビランプ。なんかちょっとRX-7 FD3Sっぽい。
アウターレンズは無色透明なのですが、ハウジングが深くて中が黒いので、
スモークレンズのように見えます。左側の内部にチラッと見えるのがLEDランプユニット。

4枚目下側、御自慢のサスペンション。特にアーム類が見事!
すばらしくカッコいいのですが、写真がしょぼくて何だかよくわからないのが残念。
凝った翼型断面のアーム、自作ロッドエンド(!)とその接合部の滑らかで見事な造作…、
その姿勢と技術力に感嘆。


他にも、ヘッドライト、リヤウイング、ディフューザー、ドア、インパネなどなどなど、色々と
ご紹介したかったのですが(作業中で写真をとりそびれました)、それはまた今度…。
いよいよもうじき(とりあえずの)完成、21日に初走行テストの予定です。





次の機会にはもうちょっとちゃんとした写真撮ります…。(;^ー^)ノ 

2013年10月19日(土) No.811 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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