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ドアインナーパネルの構想




この車にはメーターパネルやスイッチ類を設置するためのインパネこそありますが、
インテリアトリム、いわゆる内張りというものがほとんどありません。
ドアもそうなのですが、開いたドアを閉める時にひっぱるところが必要ですし、
キャッチロックを解除するインナーハンドルも付けたいので、こんなインナーパネルを
作って、ちょっとドアトリムっぽくしようというものです。



素材はアルミか、ごく薄い鋼板どちらでもいいように考えましたが、
アルミにしておけばサビの心配をしなくてもいいのと、重量的にも軽く済むので、
そっちがいいかなと思います。ただ、曲げ加工があるので、その点では
アルミよりも鋼板のほうが扱いやすいという事はあります。
アルミはやわらかいので簡単に曲がるのですが、曲げて一旦伸びたところは
基本的に戻せないので、修正が難しいからです。

普通の車に比べればかなり小さなこのドアで、更に天地寸法の小さな特殊な形、
形状も2次曲げだけですむように考えたごくシンプルなインナーパネルですが、
下側の緩い曲面がちょっと質感を良く見せてくれたらいいなと思っています。





インテリアトリム類は真面目に作ろうとするとかなり大変…。

2013年06月17日(月) No.602 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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