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より良い方法を思いついたら



一区切りがついたと書いた仕事:製作中の車の件ですが、実は結構時間がかかって
しまい、自分の中で考えていた予定を1週間ほどオーバーしてしまっていました。

サスペンションジオメトリはお客様のほうで考えた理想的なものがありますので、
それをこわさないように、合理的に実現できるようにと考える作業になります。

リヤはともかく、問題はフロントでした。
フロントは元々ペダルとサスペンションレイアウトで苦労していたところです。
プッシュロッドサスペンションのベルクランクとショックアブソーバーのマウント、
それに合わせたフレームワーク、それらと干渉しないようにステアリングシャフト、
タイロッドのサポート、マウント類のレイアウト…、
それら全てがボディパネルの内側におさまるように、更にエアインテークやダクト類の
位置や形状はそれらを逃げるように…。
これらを色々考えて、良さそうな案が浮かべば、それに基づいてもろもろモデリング、
問題点が発覚すればその都度修正。
そんなことを何度か繰り返し、ようやく、これでいいか…。
となるわけなのですが、そうやって出来た案も、翌日いろんな角度から見てみると、
もう少しスマートにならんもんかとか、またモヤモヤ色々な考えが浮かんできます。



で、実際に新しい案が浮かんだりします。ww
“こっちが良さそうなのはわかるけど、でもこうするためには(あれほど悩んで決めた)
バルクヘッドの位置から何からずらさないとだよな…。”
とかなると、正直迷うわけです。
“昨日の夜中までかかってようやくあそこまでまとめたのに、
あれをまた一からやるのかよ…。うーん…。
なんかうまいこと(小規模の修正で)まとめらんないもんかな…。”
なんて感じで。

まぁ、こういう時は迷ってはみますが、結局やり直します。
修正規模の大きさによって、迷う時間は変わりますが、(最大で1日とか。)
そのまますっとぼけるというような事はなかなかできません。ww
前よりいい方法を思いついてしまったら、それを無かったことには出来ませんから。

今回も、
ああ、やっとできた。ふぅ…。
もうこんな時間だから、明日もう一度確認して、そしたらアップロードしよう。
そう思った翌日、また別の案を思いついて…、ということが何回かあって、
今回の遅れとなってしまいました。  取り戻さないと…。





迷ってる時間があったらさっさとやれ。(どうせやらなきゃ気が済まないんだから。ww )

2012年11月23日(金) No.336 (ミッドシップ スーパースポーツ IF-02RDS)
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