ASH INSTITUTE Blog

Eurospares イギリスからパーツを個人輸入



少し前、例のラジエーター事件の時に、他にもいくつか手を入れたいところがあって、
そのための見積もりをデスティーノにお願いしたところ、案の定、部品代が非常に高くて
(以前よりもずいぶんまともになったのですが…)、これはもう最近はやりの個人輸入を
やってみようと思いまして、以前から調べていたEurosparesのサイトから注文してみました。

その中で一番高価なものは、エンジンマウント。いくつか前の日記の中で触れました、
古くなってへたって低回転でブルブル振動が伝わってくる…、あれを無くすためのものです。
バランサーの無い(設計の古い、ややワイルドな)V6エンジンの振動をうまく消すための
ものですから結構上等なものがおごられているらしく、今回発注時の価格は日本円で
5万数百円/1個。高いですね。これが2個必要です。日本車ならいいとこ1個数千円です。
(ちなみにセルシオ、少し前のレクサスLSで6,900円とかです)
しかし、クアトロポルテ用としてはこれでもすごく安くなったとのことで、以前はどんなだったか
調べたとこ..
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2012年04月17日(火) No.55 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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Ferrari Mondial t :フェラーリの4人乗りV8縦置きミッドシップ



一昨年の7月、自分の車の修理で行った横浜のデスティーノ ワークスに
車検か何かで入庫していました。フェラーリ モンディアル t。
フェラーリの中ではかなり地味な存在ともいえるモンディアルですが、
これはそのエンジンレイアウトが縦置きになったもので(それで名前の後ろに t がつく)、
これの後から発売された348と同じレイアウトです。348の前にリリースして、
いわば本命の前のパイロットモデル的な存在だったようです。

4人乗りV8縦置きミッドシップ。非常にまれなパッケージングレイアウトです。
まぁ4人乗りと言っても、実際は2+2、つまりリヤシートに大人は事実上無理なんですが、
それがそうだとしても、これのほかにはちょっと思い浮かびません。(何かあったかな…?)
同じフェラーリのこのモデルの前身、名前の後ろにtがつかないモンディアル、さらに
その前の308GT4や、ランボルギーニウラッコなどが4人乗り(2+2)V8ミッドシップですが、
これらはみんなエンジン横置きです。
普通は無理があるわけです、こんなレイアウト:4人乗りV..
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2012年04月16日(月) No.53 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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シトロエン NUMERO 9 北京モーターショーで発表



http://response.jp/article/2012/04/13/172938.html
シトロエンは13日、中国で23日に開幕する北京モーターショー12において、
コンセプトカーの『NUMERO 9』を初公開すると発表した。

同社は2010年5月、上海エキスポ2010にコンセプトカーの『メトロポリス』を出品。
将来、中国市場で発売する予定の大型4ドアサルーンを示唆した1台だった。
NUMERO 9は、このメトロポリスを市販に向けて前進させたコンセプトカーである。

NUMERO 9のボディサイズは、
全長4930×全幅1940×全高1270mm、ホイールベース3000mm。
シトロエン車としては、最大級の大きさだ。エアロダイナミクス性能を追求したボディは、
空気抵抗係数のCd値に前面投影面積を掛けたCdA値が、0.61という優秀な数値に
表れている。

パワートレインは、プラグインハイブリッド(PHV)。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリン
ターボ「THP」エンジンは、最大出力225ps、最大トルク28kgmを発生。リアアクスルに
置かれるモーターは、最大出力70ps、..

フェラーリ 458イタリア 中国向け20台限定車



http://response.jp/article/2012/04/11/172782.html
フェラーリ 458イタリア に中国向け限定車…ボンネットに龍

フェラーリは10日、『458イタリア』の特別仕様を中国市場に投入すると発表した。
フェラーリが中国に進出して、20周年にあたるのを記念した中国専用の限定モデルだ。

ボディカラーは、「マルコポーロレッド」と呼ばれる専用色で塗装。ボンネットの
ストライプには、中国のことわざをモチーフにした龍が描かれており、
アルミホイールやサイドシルは、ゴールドで仕上げられる。

インテリアには、中国富裕層を意識した特別装備を盛り込む。
ヘッドレストにはゴールドの刺繍が添えられ、センターコンソールには、
限定車を示す漢字表記のシリアルプレートを装着。エンジンスターターボタンも、
漢字表記とした。

この458イタリア・スペシェルエディション、中国市場のみで20台を限定発売。
なお、価格は現時点で公表されていない。


ビジネス..
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2012年04月13日(金) No.47 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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クアトロポルテとストラトス



去年の7月、同じクアトロポルテのV8のドライブフィールがどんなものか知りたくて、
横浜のある中古車屋に試乗に行きました。

うちのクアトロポルテはV6で、このシリンダーレイアウトでは基本的に振動を完全には
無くせませんし、この頃のマセラティにバランサーのたぐいの先進技術(今は当たり前)
はありませんから、エンジンマウント等がへたってくると低回転域(アイドリングや信号で
停止した時、それからバックギアに入れた時など)でブルブルするようになります。
うちのはもうそういう症状が出始めていました。

これがV8だと気になる振動など基本的にほとんど出ず、全ての面で上質になるはず
なのですが、このクアトロポルテのV8がまた、絶対数が少ないので、両者を比較する
機会なんてめったにありません。
それで、ここにそのV8があると知って、是非試乗してみたいと思い、行ってきました。

試乗した結果は、V8クアトロポルテは滑らかで静かでマイルド、ややパンチに欠ける。
これが率直な印象でした。
うちのはマフラーも前のオーナ..
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2012年04月12日(木) No.46 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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クアトロポルテ用自作サンシェード



いつかカーポートくらいは作らなければと思いながら、野ざらし駐車となっているうちの車。
先日の日記に書いたように、クアトロポルテは内装が天然の革と木ばかりなので、
いくらガラス越しとはいえ、直射日光はよろしくないのは明らか。
それで、少しでもダメージを少なくするためにサイドウインドー用サンシェードを作った。
リヤ(東側)はブラインドが標準で装備されているし、フロント(西側)は道路の向かいに
大きめな木があって太陽光を遮ってくれるので、今回は左サイド(南側)用のみ製作。

材質は塩化ビニールの薄板。いわゆる塩ビシート。
平塚のロイヤルホームセンターで1mm厚のものを購入。色はシルバー。
熱を吸収しないように黒などの濃い色は避けたいし、白系とちょっと迷ったのだが、
ウインドーガラス越しに見た時に白だと浮き過ぎるかと思い、この色にした。

これを車の外からサイドウインドーにあてがって、ぴったりはまる大きさに切る。
まず、ドアサッシとガラスの段差を確かめるように手で押しつけて、
大体でいいので、大き..
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2012年04月07日(土) No.39 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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アルミラジエーター ひどい組付けをされていた



FLEX製のワンオフアルミラジエーター、放熱塗装もされた、注文通りのいいものが
着いていました。
実際のところ、これにしてから水温はほとんど80度以下をキープ。
普通の車では低すぎるくらいなのですが、この世代のクアトロポルテはこれくらいに
なるように設定されています。安全マージンをとりたいんでしょうね。
あまり洗練されているとは言えないターボ、しかもそれがツインで装着されているので、
発熱量自体はかなりあるのですが、マセラティ開発陣は手を尽くして水温を低く保つ事に
神経を使っており、まともに(あくまでマセラテイ基準で:日本車などよりもずっとまめに)
メンテナンスされてさえいれば、ちゃんとそういうふうになっていて、むしろ他の車よりも
10度くらい水温が低いのが普通らしいです。

その冷却系のかなめのパーツ、ラジエーターを純正品よりも高性能(熱容量大きく、
熱交換の効率が良い)なものに交換したのだから、まぁ大変よろしいわけです。
暑い日を見はからってテストのために箱根ターンパイク(今はネーミングライツ..
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2012年04月06日(金) No.38 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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アルミラジエーター ワンオフ製作



一昨年夏のこと。
クアトロポルテの水温が高いので、初めて横浜のデスティーノへ持ち込んだ。
このお店はマセラティを始めイタリア車の扱いに慣れていて、評判がいいお店だ。
http://www.destino.jp/works/
水温チェック、その他気になるところのチェックを依頼。
水温に関しては、水温計の針の位置が少しずれていて高めに表示しているとのこと。
メーターをはずして水温計の針の位置を修正。
その他にも色々チェックやら何やらやってもらって…、
工賃ただ。0円。(!)
“特に直したとかそういう事はしていませんのでお金はいただけません。”
とのこと。
うーむ、噂には聞いていたが…、男前だ。
ちょっとヤンキーあがり風のお兄さんで恐かったけど。(;`・ェ・)

だが、その後やっぱり水温高くなって、しばしばオーバーヒート直前になる。
再度デスティーノへ。
サーモスタットが安定動作していない可能性があるので交換。
ついでと言っては何だが、この際に懸案事項をつぶすことにしようと、
タイミングベルトの交換、ウォーターポン..
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2012年04月05日(木) No.37 (車(マセラティ・クアトロポルテ、他))
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カーオーディオ CDからUSBメモリへ



先日の修理でクアトロポルテの電源リーク(エンジンOFF、電源OFFの状態でも
少しずつ電気が流れてしまう。ほおっておくとバッテリーがあがる)がみつかり、
原因を探ったところ、後付けの古いCDチェンジャーらしいとのことで、外すことにした。
気に入っていて前の車からずっと使っていたのだが、いよいよお役御免という事だ。
ほぼ“今は無きメーカー”となってしまったさみしい状況のナカミチの100mbという機種。
デザインも性能も、そしてブランドイメージも好みだった。
こういう機械がどんどん使えなくなっていく。

音源にCDを使う事はやめてUSBメモリーにすることにした。
世間におくれをとりっぱなしであるが、ようやく。

圧縮音源…。
MP3とかWMAとか、良くなってきたとはいえ、わたしの大して良くない耳でも、
明らかに情報が減って、ダイナミックレンジも狭く聞こえる。

だが、もうそういう事はある程度我慢しよう。
あの車でオーディオに凝るのは難しいし、
大体排気音が大きくて、そっちのほうが問題だし…。 (; ̄ー ̄)

クアトロポルテのインテリア



この世代のクアトロポルテはインテリアに革とウッドがふんだんに使われていることで
有名で、これをゴージャスだとか職人芸の極みみたいなことを言って、持ち上げたり、
ありがたがったり、中にはそこがこの車の最大の魅力だーなんていう人もいる。
ジャーナリストにも一般のユーザーにもそういう人がいるのだが…、
実際のところはいいばかりでなど無い。
マセラティはこうするしかなかったのだろうと思う。 そのことを書いてみる。

目につく表革部分は全て本物のレザーで、スエードっぽいところはアルカンターラ。
シート全席、ダッシュボード、メーターナセル、センターコンソール、ドアトリム、
ルーフトリム、ピラートリム、リヤトレイ…、などなど、とにかく目に見えるところは全て
革とウッドパネルで覆われている。フロントシートのヘッドレストのステーまで表革で
チューブ状にカバーされていて、ちょっとバカバカしいくらいだ。

インテリアカラーは何色か設定されていたのだが、マグノリア(暖色系のオフホワイト:
個人的にとても好き)と..

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