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ペンクリックマウス



右手に痛みを感じるようになってから、色々なマウスを試してきましたが、
その中で最も痛みが少なかったのがペンクリックマウスという、ペン型のものでした。
ペン型といっても、先端が写真のようになっていて、小型のマウスにペンがささっている
ような見た目です。(写真は1枚目のみ先代モデル)
ささっているところというか、ペンの付け根のところはフレキシブルに動きます。
持ち方はまさにペンを持つような感じになり、それが普通のマウスと大きく違うところで、
これによって痛みをあまり感じなくて済みます。
操作性という点では普通のマウスに劣りますが、それでも、他のペン型よりはいいです。
これを、普通のマウスとペン型の“悪いとこどり”という人もいますが、
それは手に痛みなど感じない普通の人ならではの感想だと思います。
私と同じような手の痛みを感じる人には、他に代え難いもののひとつであることは
間違いありません。

ペンタブレットはどうなんだ?と思われる方も多いと思いますが、痛みをあまり感じない
という点ではいいのですが、3Dソフトとか、CADっぽいものを使うにはあまり適していない
ように感じられ、私は仕事では使っていません。慣れの問題もあるかとは思いますが…。

この先代型を気に入ってしばらく愛用していたのですが、ある時から右クリックに
相当するボタンが効かなくなり、残念ながら仕事では使えなくなってしまいました。
ただ、普通のマウスに比べて特に寿命が短いというわけではありませんでした。
同じものを買おうとしたのですが、もう廃盤になっていたようで、
扱っているところも見つけられませんでした。

しょうがないので、また良さそうに思えるいくつかのマウスを試したり、
ちょっといいと感じたものに改造を加えたりしながら、後継機の発売を待ちましたが、
売れなくて廃盤になったのなら、後継機の開発も無しかもしれません…。

そんなふうに思い始めたからも随分経ちましたが、
ようやく、今年になって発売されていたことを最近知りました。
今回の新型はAmazonでも売っています。
http://www.jtt.ne.jp/products/original/penclicd2/

が、そのAmazonのレビューが2件ほどあったのですが、2件とも散々な書かれようでした。
それで、ちょっと迷ったのですが…、
自分で使ってみないと何ともいえない、というのはこれまでに何度も経験しています。
マイクロソフトの製品で、皆さんが良いというのを買ってみたら全然ダメダメだったとか…。
(最近はやりのステマだったのか?)

結局一晩考えて、一昨日夜11時過ぎに注文して、それが昨日夜8時頃届きました。
速いです。お急ぎ便じゃなくてですからね、これ。
Amazonとヤマト運輸のコンビネーション、恐るべしです。

使ってみた感じはどうなのかというと、
先代モデルよりも多機能になっていますが、使うのにやや慣れが必要なのは相変わらず。
痛みをあまり感じないのも相変わらずです。
とりあえず、がっかりするようなところはありません。

改善してほしい点としては、
・全体的に軽過ぎて落ち着きが悪いので、ベース部をもう少し重く
・ジョイント部も動き過ぎなので、もう少ししっとり動くように
・ホイールをもう少し大きく
・ボタン類を全体的にもっと低い位置に
・ボタンのクリックに必要な力をもう少し弱く
といったところです。

こういうのも、自分でデザイン(基本レイアウトと形状くらい)してみればいいんですよね…。
2012年05月06日(日) No.80 (手の痛み、マウス症候群、視野障害)
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