1992年、1993年のルマンを連覇した美しいレーシングカーです。 フランスの航空機メーカー:ダッソー(世界で最も有名な3D CAD:CATIAでも有名)が、 開発に参画したとも言われ、それがうなづけるような、 洗練されたスタイルが特徴です。 デザインした、Andre de Cortanze : アンドレ・ド・コルタンツ氏の代表作といっても良いでしょう。 上の5枚がオリジナルタイプで、特にモダンで清潔な感じさえします。 下の3枚は、エヴォリューションタイプとかルマンタイプと呼ばれるリファインヴァージョンで、 後のトヨタTS020との共通性が感じられますね。 ところで、この車、バックミラーが無いように見えますが、どうなっているかご存知でしょうか? 実はキャノピーの両サイドがえぐれたようになっていて、ここの室内側にあるんですね。 5枚目の画像のステアリングの右上の、縦長の三角形のひしゃげたように見える白いものが ミラーです。 並々ならぬ空力と美しさへのこだわりです。 この“美しさへのこだわり”というのは、後にコルタンツ氏自身がそう語っています。 やりますね…。 |